通勤不要の在宅勤務によりうまれた時間や、移動制限のある今年のお盆休みなどは、自分のスキルアップなどに役立つ読書タイムに充ててみてはいかがだろうか。
この記事では、U-NOTEが8月第1週に発売を伝えた「ビジネスパーソンのための本」を7冊取り上げ、紹介する。
『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』
株式会社日経BPは、世界的なベストセラー書籍「嫌われる勇気」の著者・岸見一郎氏が、初めてリーダー論を説いた新書「ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解」を発売した。
同書では、従来しばしば見られたような、「強いリーダーは、カリスマがあり、部下をぐいぐい引っ張る」「ほめて育てないと部下は伸びない」「部下をしつけるためには、ときに叱ることも必要だ」といった、これまでの「部下指導の常識」をすべて否定。逆説のリーダーシップ論を紹介し、“上司であることに自信がない人こそ、よきリーダーになれる”としている。
<本文より>
「リーダーと部下は「対等」であり、リーダーは「力」で部下を率いるのではなく「言葉」によって協力関係を築くことを目指します」
「天才であったりカリスマであったりすることは必要ではなく、むしろ民主的なリーダーシップには妨げになるといっていいくらいです」
「民主的なリーダーになるためには時間と手間暇がかかります。しかし、努力は必ず報われます」
これからリーダーを目指していこうと思っているビジネスパーソンには、一度は手に取ってみたい一冊といえそうだ。
出典元:ベストセラー書籍『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎氏の新刊『ほめるのをやめよう リーダーシップの誤解』が発売
「働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法」
株式会社キャスターは、越川慎司氏による著書「働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法」を日本実業出版社より発売した。
現在リモートワークをしながら、「週休3日」で会社経営と同社の「Caster Anywhere」事業責任者、セミナー講師、本の執筆や連載などの仕事をこなしているという著者の越川氏。優秀なビジネスパーソンと勘違いされることも多いそうだが、実は仕事の覚えは悪く、はじめはいつも苦労するという。
24年の社会人生活で行動と意識が変わり、様々なツールやオンラインアシスタントサービスを駆使し、世の中や人生、仕事などにインパクトを与えるもののみに集中できているとか。
本来目指すべきは、「More with Less(より少ない時間でより良く働く)」であるとする同書では、労働時間を減らすだけの働き方改革ではなく、同氏がコンサルティングを行ってきた605社16万人を変えた「時短」と、「ハイパフォーマンス」を同時に実現する「新しい働き方」のノウハウを紹介している。
出典元:最短距離で成果を残し人生を楽しむために…「働く時間は短くして、最高の成果を出し続ける方法」発売中!
「キャリアロジック 誰でも年収1000万円を超えるための28のルール」
アクシス株式会社は、月間40万PVを誇る転職メディアのノウハウが詰まったキャリアリテラシー向上のための書籍「キャリアロジック 誰でも年収1000万円を超えるための28のルール」を発売した。
中途採用支援を展開する同社が、創業からの8年間で書き溜めた現場での転職サポートノウハウを凝縮。キャリアについて、現在の市場感やルールについての解説からスタートしているので、転職未経験者や就職活動を控えた学生でも気軽に読める内容となっているという。
自分の思い通りのキャリアを歩むために、同書を参考にしてみてはいかがだろうか。
出典元:誰もが知っておくべきキャリアの真実を公開、転職メディアのノウハウを凝縮した「キャリア戦略本」が発売
「成城石井 世界の果てまで、買い付けに。」
株式会社自由国民社は、成城石井の商品開発ストーリーに迫る書籍「成城石井 世界の果てまで、買い付けに。」を刊行した。
値段は少し張るが、美味しく・安心で・高品質な、暮らしをちょっと上質で楽しい気分にさせてくれるという同店が取り扱うワンランク上の商品たち。同店は、“本当にいいもの”を手に取りやすい価格で提供することで、消費者から高い信頼と満足を獲得しているのだという。
圧倒的な品揃えを実現させるその舞台裏、商品開発の驚きのドラマ、そして同店が成長し続ける秘密を解き明かす。
具体的には、どのようにして同店の品揃えを実現させているのか?トレンドをどうキャッチしているのか?といったことを同店の総勢11人のバイヤー・開発担当者にインタビュー。
構想から4年・年間120万本以上を売る同店の看板商品「成城石井自家製プレミアムチーズケーキ」や、ドイツのブナの角材をわざわざ輸入して燻製した「成城石井自家製ポークウィンナー」など、人気の30商品をめぐる開発秘話と、その知られざるストーリーを紐解いていく内容となっている。
出典元:成城石井はなぜ、こんなにも支持されているのか?こだわりの商品開発ストーリーを紐解く書籍が発売
「BtoBマーケティング偏差値UP」
シンフォニーマーケティング株式会社は8月20日(木)、同社代表取締役である庭山一郎氏の著書「BtoBマーケティング偏差値UP」を、日経BPより発売する。
マーケティング活動には、個々の活動が連携していない「部分最適」や、マーケティング部門が社内で孤立するという課題があるとする同書。その最大の原因は、経営層も含めた企業全体のマーケティングレベルを示す「マーケティング偏差値」が、欧米のマーケティング先進国と比べて低いことだという。
そこで同書では、日本が欧米企業に圧倒的な差をつけられた歴史的背景とその負のメカニズムを解き明かすとともに、明確な経営戦略のもとでマーケティング・営業・ものづくり部門が連携した、理想的なBtoBマーケティングを実現するためのヒントを提供。
日本のBtoB企業のマーケティング偏差値を上げるためのノウハウが詰まった必読書だとしている。
出典元:BtoB企業が生き残るための必読書「BtoBマーケティング偏差値UP」8月20日(木)発売
「考えすぎない人の考え方」
株式会社サンクチュアリ・パブリッシングは、書籍「考えすぎない人の考え方」を発売した。
同書では、明治大学教授の堀田秀吾氏が、世界中のさまざまな研究結果をもとに、「考えこまずに最適な行動をとる方法」を全45のアクションで紹介している。
インターネットやSNSの普及などで、多くの情報が手に入るようになった昨今、「情報が多すぎて何が正しいのか分からない」「何を選べば良いか分からない」といった悩みを持つ人々に向けた一冊だ。
「情報が多いほど、時間をかけるほど、人は合理的に判断できなくなる」「考えているときよりもぼーっとしているときのほうが脳は効率よく働く」などの「考えすぎない方法」を、わかりやすく伝えている。
いつもあれこれ考えすぎてしまい、素早い決断ができないという人は、行動最適化のヒントとして同書を手に取ってみてはいかがだろうか。
出典元:あれこれ考えていつも迷ってしまうビジネスパーソンに、書籍「考えすぎない人の考え方」が発売
『「もうヒトで悩まない」超える経営』
株式会社ブライド・トゥー・ビーは、「週刊ホテルレストラン」の人気連載をまとめた書籍『「もうヒトで悩まない」超える経営』を発売した。
「明るく 楽しく 元気よく」「HAPPY PEOPLE MAKE HAPPY PEOPLE」「当たり前のことを バカにせず バカになって ちゃんとやる」を企業理念とする同社。同社が行った無記名による従業員調査によると、「会社が好き100%」「産休育休後復帰率100%」という結果になったという。
同社のオリジナリティ溢れるHRメソッドが満載の同書によると、その多くは子どもの頃に習った「みんなと仲良くする」「素直な気持ちで人の話を聞く」といった「当たり前」を大切にしたものだという。
泥臭くて、とにかく一生懸命。どこか懐かしくて、でも、どれも新しい…。そんな日本の中小企業の底力を垣間見る、勇気と元気の出る1冊だという同書。
有事にこそ最大限にチームワークを発揮する強い組織をと願う経営者に、またそんなリーダーや経営者を目指す若者は参考にしてみては。
出典元:従業員調査で「会社が好き100%」を実現した企業が秘訣を明かす『「もうヒトで悩まない」超える経営』発売中
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