新型コロナウイルスは採用活動や就職活動にも大きな影響を与えているが、キャリア志向の就活生を応援するサービスや、オンライン中心だからこそ地方学生の参加も可能とするインターンシップなど、「立ち止まってはいられない!」という熱意ある学生に向けた情報が次々とリリースされている。
この記事では、今後のキャリアを真剣に考えている学生を対象とした、7月第3週発表のサービス・イベントをいくつか取り上げ、紹介する。
「おうちdeインターンシップ」
チャレンジ・コミュニティ・プロジェクトは、オンラインで参加できるインターンシップやイベントに特化した情報サイト「おうちdeインターンシップ」を公開した。
ここで紹介するインターンシップはすべて、企業のリアルな課題や新規事業に取り組む、実践的な内容であることを重視。また、各地のコーディネート団体がインターンシップの企画、マッチング、期間中のサポートなど、手厚い伴走支援を提供するという特徴もあるという。
具体的には、長期実践型インターンシップや、地域の課題解決プロジェクト、多様なキャリアを歩む大人と出会えるキャリアイベントなど、全国各地で開催するプロジェクトを紹介していく。
参加方法は、サイトから関心のあるイベント・インターンシップにアクセスし、申込を行うという簡単手順。成長の機会を探している学生などは、挑戦してみてはいかがだろうか。
出典元:成長機会を探す学生必見!オンラインで参加できるインターンやイベントに特化した情報サイトがリリース
秘匿型就職マッチングサービス「CABOS」
株式会社花形は、社名・大学名を公表しない新しい新卒採用として、秘匿型就職マッチングサービス「CABOS」を開発した。
学生と企業が、大学名と企業名を隠した状態で互いに“いいね”し合う、新しいマッチングサービスだ。7月15日(水)より、ベータ版の事前登録を開始している。
学生はプロフィールを無料登録後、やりたい未来で仕事を探し、直感で「行きたい」と思った企業に“いいね”を送って自分をアピール。もしくは、登録内容に魅力を感じた企業から“いいね”が届く。互いが“いいね”をするとマッチが成立。自由にチャットをして、相互理解を深めることができる仕組みだ。
独自のアルゴリズムで、企業の風土に馴染むかどうかの「親和性」と、仕事や人に対する「スタンス」の2軸でマッチングを行うことで、先入観のない本質的な出会いを創出する。
自分に合った就職先やインターン先を探す際などに、便利に活用できそうだ。
出典元:社名・大学名を公表しない「秘匿型就職マッチングサービス」登場!先入観を防ぎ、本質的な出会いを創出
ビジコン形式インターンシップ「Online Intern Contest #6」
株式会社プロッセルは、7月23日(木)から8月1日(土)の10日間にわたり、オンライン上のビジネスコンテスト形式インターンシップ「Online Intern Contest #6」を開催。「ピンチをチャンスに変えたいと考えている学生」や「この夏インターンに行きたい就活生」などに向け、新規事業提案型インターンをビジコン形式で提供する。
参加者は、ビジネスのノウハウを有するメンターのサポートを受けることができるほか、過去参加者によるオンライン交流会などのイベント参加も可能。参加にあたっては、個人参加とチーム参加を選択でき、個人参加の場合は運営側が編成したチームで活動を行う。
7月16日時点で発表されているテーマは、「日本酒を使って海外展開可能な新規事業」や「年間契約を獲得できるストックビジネス」など。
コロナ禍におけるインターンシップ単位として複数の国公立学校から認定も受けているそうだ。応募締め切りは7月22日(水)。
出典元:【就活生必見】ビジコン形式のインターン、完全オンライン形式で今夏開催!7月22日まで参加応募受付中
就活イベント「Recruit Audition」
株式会社プレシャスパートナーズは、社長・経営者と学生がマッチングする就活イベント「Recruit Audition」を、9月2日(水)よりオンラインで開催する。
このイベントでは、ベンチャー経営者と「ベンチャー志望」「誰と働くか」「早期選考」の3つのコンセプトに共感する学生をマッチングする。
トークセッションや座談会、マッチングタイム、経営者からのフィードバックなどコンテンツも充実しており、参加した学生からは「社長の人柄やビジョンに惹かれた」「受けたことのない業界だったが直接話を聞いて受けたいと思った」などの声が上がっているという。
学生が参加にかかる費用は無料。参加できる学生は25人、登壇する企業も各回最大3社までと小規模なので濃い時間が過ごせそうだ。
出典元:【22年度新卒】ベンチャー志望の学生注目!経営者とのマッチングイベント「Recruit Audition」開催
ユニリーバ・ジャパン「WAAP」
ユニリーバ・ジャパンは、いつでも・どこでも・誰でも同社での副業・インターンシップにチャレンジできる新しいプラットフォーム「WAAP(Work from Anywhere & Anytime with Parallel careers)」での人材募集を7月17日(金)より開始した。
副業・インターンシップで活躍する人材を「パラレルキャリアン」と名付け、誰もがいきいきと働き・学び・自分らしいキャリアを培えるような社会への変化を促していく。
応募は365日・24時間いつでも受け付け。所属組織・年齢・ジェンダー・国籍・働く場所を問わず、誰でも掲載されているプロジェクトの中から、副業・インターンシップでやってみたいものを選んで応募することができる。
受け入れ部署による選考の後、同社社員と連携しながらプロジェクトに着手。期間は3カ月~1年とプロジェクトによって異なる。稼働時間は成果さえ出せば短くても構わないそうだ。
原則として20歳以上の社会人が対象だが、プロジェクトによっては学生も応募できる。
出典元:いつでも・誰でも・どこからでも「副業」に挑戦できる!ユニリーバが人材募集を開始、選考・業務は原則オンライン
コロナ禍において就職活動のオンライン化が急速に進んだからこそ、誰にでもチャンスをつかむことができるようになった。自分の可能性を広げるため、今、行動を起こしてみてはいかがだろうか。
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