HOMEライフスタイル 「視覚」と「データ」を軸に食料自給率の低さを「自分ごと」にする生協団体の挑戦とは?

「視覚」と「データ」を軸に食料自給率の低さを「自分ごと」にする生協団体の挑戦とは?

青木一真

2024/06/04(最終更新日:2024/06/04)


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会員生協団体である生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、低迷の続く日本の食糧自給率に対する対策の一環として、「国内自給 まかない亭」プロジェクトを開始しました。

日本の食糧自給率向上を目指す取り組み

日本国内で供給された食料のうち、国内で生産物の割合を示す食糧自給率。農林水産省によると、日本はわずか38%で、先進国では最低水準だといいます。

これを踏まえ、「ビジュアル」および「データ」から「食料自給率低下に対する警鐘」を鳴らし、自給率の向上に繋げようという本プロジェクト。

不安定な世界情勢が続く昨今、輸入品に依存した状況から抜け出すためにも、国民1人ひとりの意識を変えようという取り組みです。

「Web動画」と「特設サイト」で多くの人に認知を

「Web動画」と「特設サイト」から、まず食料自給率の低さを伝えるといい、「国内自給 まかない亭」と銘打った動画を公開しています。

その舞台となる食堂「まかない亭」では、客が注文した料理を「食料自給率と同じ割合分しかない」という不完全なかたちで提供。餃子・寿司、そしてオムライスといった食品をめぐる「食糧自給率の低さ」が資格で体感できるそうです。

特設サイトでは、「国内の自給率」を表現した9つの料理(餃子・ピザ・唐揚げ・ハンバーガー・オムライス・トンカツ・アイスクリーム・プリン・寿司)をCGで立体的に見られるといい、Web上で「国内自給 まかない亭」を疑似体験できるそうです。

<参照>

~「生活クラブ」の食料自給率向上をめざす取組み~「国内自給 まかない亭」プロジェクト5月27日(月)よりスタート!38%の⽇本の食料⾃給率を反映した料理を提供する変わった食堂が舞台のWEB動画も公開
 

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