HOMEビジネス 半数以上が新卒入社時に「転職を意識」企業に依存しないキャリア形成を意識|ビズリーチ・キャンパス調べ

半数以上が新卒入社時に「転職を意識」企業に依存しないキャリア形成を意識|ビズリーチ・キャンパス調べ

前嶋みどり

2021/11/05(最終更新日:2021/11/05)


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イメージ画像:Adobe Stock

就活を始めて多数の企業を見ていると「自分に合った企業はどれなんだろう」「自分が求めているキャリアって何だろう」など、様々なモヤモヤが生まれてしまうことがあるのではないでしょうか。

株式会社ビズリーチが運営するOB・OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は10月、同サイトに登録する2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、将来のキャリアに関する調査を実施。11月4日(木)、結果を公開しました。

有効解答数476件を得た同調査の結果をみてみると、7割以上が「企業に依存しないキャリア形成を意識している」と回答しています。

働き方が変わる?「会社に依存しないキャリア」を模索する学生たち

若手のうちに転職をすることも珍しくなくなった働き方のなかで、新たに社会人となろうとする学生たちには、「会社に依存しない働き方」を模索している傾向がみられました。

ひとつの会社で人生を全うするのではなく、転職やスキルアップすることを通じてキャリアを自らつくっていく。7割を超える学生が「会社に依存しない」ことを選んでいるということは、もはやこのやり方が、ビジネスパーソンとしての新しい働き方になりつつあるのかもしれません。

「新卒入社のときに将来の転職を視野に入れている」学生は半数以上

さらに新卒で入社する会社を選ぶ時点で「将来的なキャリア形成のために転職することを視野に入れている」と回答した学生は55%という結果でした。

終身雇用というスタイルが崩れ始めた結果、「自分自身でキャリアを切り拓いていこう」と考えている人が多いようです。

少なくない人が転職やスキルアップにより自らのキャリアを作り出そうとしている事実は、「自分もキャリアを作り出せるチャンスがあるんだ!」と励みになることもあるのではないでしょうか。

ただ、「転職することが望ましい」のではなく、キャリアを自ら切り開いていった結果のひとつとして「転職」があるに過ぎません。

これからのファーストキャリアをどうするか。その先に、どんな目標があるのか。

就活で悩みや迷いを抱えている人は、まずは長期的に自分のキャリアプランを検討することから始めてみてはいかがでしょうか。

同調査について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。

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