ビジネスチャット「Chatwork」や業務プロセス代行サービス「Chatwork アシスタント」などを提供するChatwork株式会社は、7月1日(月)から社名を「株式会社kubell(クベル)」に変更することを3月27日(水)に実施する株主総会の決議事項としたことを発表しました。
Chatwork株式会社が「株式会社kubell」に社名変更
「Chatwork」は、2011年3月から提供を開始、ID数は660万、導入企業数は43万社を超え、国内最大級のビジネスチャットだといいます。
有料契約の8割が従業員数300人以下の中小企業が占めているそうです。
また、同社はビジネスプロセスをアウトソーシングできるクラウドサービスであるBPaaS(Business Process as a Service)分野に着目。BPaaSのビジネスモデルを採用し、2023年からは業務プロセス代行サービス「Chatwork アシスタント」の提供を開始しています。
2024年から2026年に向けた中期経営計画では中期ビジョンの中心に「中小企業No.1 BPaaSカンパニー」を掲げているという同社。
「株式会社kubell」へ社名を変更することの背景には、「働く」という領域で大きな価値提供を実現できる企業へ変革するという強い決意を込めたといいます。
さらに、kubellグループとして、BPaaSの開発・運営を担う100%子会社「株式会社kubellパートナー」を設立し、Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社については社名を「株式会社kubellストレージ」に変更する予定とのことです。
新社名「kubell」とは
働く人の心にある火を絶やさないように力を尽くしたいという想いから、名付けたというこの社名には、べての働く人の心に宿る火に薪を「くべる」という想いが込められているそうです。
新しい企業ロゴには、楽しく創造的に働く人びとがもつ「高まる志や想い」と「高鳴る鼓動」を表現しているそうです。
同社の社名変更をめぐる想いは特設サイトでくわしく紹介されています。
<参考>
Chatwork株式会社は社名変更を決議、株式会社kubellに
【関連記事】
生成AIの嘘や間違いを検知する新機能を搭載した「miibo」 AI導入に迷う企業をサポート
ChatGPTの登場で、人々の生活にぐっと入り込んできた生成AI。作業の効率化など、便利で使いやすい反面、虚偽の情報をもっともらしい形で出力してしまう「ハルシネーション」が課題となっており、導入...
「アフリカの魅力や学びを現地の人と一緒に発信したい」 “好ましいより、好きを”、ウガンダの女性とつくるカラフルなファッション:RICCI EVERYDAY創業者・仲本千津さんインタビュー(1)
カラフルで遊び心にあふれた生地“アフリカンプリント”やウガンダのサステナブルな素材を使った洋服・バッグなどを展開するライフスタイルブランド「RICCI EVERYDAY」。同ブランドを運営する仲...
インド女性のための下着ブランドRANGORIE。トライ&エラーで日印を往復した社内起業ディレクターらが見た女性たちの悩み【インタビュー・前編】
プロジェクトの一員としてインドに派遣された株式会社リコー社員(当時)の江副亮子さん。そのプロジェクトは、途上国や新興国を対象としたBOP(Base of the Pyramid、貧困層を指す)層...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう