今年も残りわずかとなったなか、冬のボーナスをもらった人も多いでしょう。
今回は、日本の景気事情と国民のお財布事情についてまとめた調査を紹介する記事を4本まとめました。
日本の景気と家計は?
日本の景気、3カ月連続で上向く 内閣府「改善を示している」【2023年10月の景気動向指数】
内閣府は12月7日(木)、景気の現状を把握し、今後を予測する指標である「景気動向指数」について2023年10月の結果(速報値)を発表。
景気の現状を示す「一致指数」が9月と比較して0.2ポイントのプラスで、3カ月連続で上昇する結果となりました。
ただ、先行きについても良いとは言い切れないようで……。
10月の賃金、給与が上がっても物価高で実質マイナスに 1年7カ月連続で【毎月勤労統計調査】
景気が上向いているとされるいま、厚生労働省が12月8日(金)に発表した2023年10月分の「毎月勤労統計調査」によると、給与は2022年の同月比で1.5%上がりました。
ただ、物価の影響を踏まえて算出した実質的な賃金は、そうとは言えず、景気と家計は別のようです。
冬のボーナス、どうだった?
2023年冬のボーナスで何しよう!? 平均支給額は37.7万円ーー働く女性500人に調査
そんななかでも、働く女性の冬季ボーナスはどうだったのでしょう。
スマートフォンを中心とした金融サービスを提供するauじぶん銀行株式会社が20~50代の働く女性500人を対象に金銭意識とボーナス・投資に関する調査を行いました。
集計結果によると、2023年の冬季賞与の平均支給額は37万7,192円。
その使い道として、過去調査と比較すると、“あること”を行う人が増えているんだとか。
収入減少が危ぶまれる業界も……
物流の2024年問題、現場の状況と対策は? 物流業界で働く404人に聞いた【実態調査】
2024年4月から、収入減少が危ぶまれる業界もあります。
BtoBプラットフォームの運営を行う株式会社インフォマートは、2024年4月に適用される「時間外労働の上限規制」を受けて、「物流の2024年問題」に関する実態調査を、物流業界で働く404人を対象に実施。
運送業の課題として複数回答ありで聞いたところ、1位の「労働時間の管理方法の見直し(49.7%)」に続いて、4割以上が挙げたのが「従業員の収入減少(40.6%)」でした。
値上げ交渉も行われていますが、来年の物流業界はどうなっていくのでしょう。
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