株式会社すかいらーくレストランツが運営するガストでは11月16日(木)から、「マヨコーンピザ」や「チーズINハンバーグ」、アルコール類、サイドメニューなど30品目が30~200円値下げされます。
また、「納得ボリューム」としてパスタやカレー、うどんなどの大盛りメニューを新開発しました。
“値上げラッシュ”が続いているなか、どうして今回ガストでは値下げに踏み切ったのか。U-NOTE編集部は株式会社すかいらーくレストランツに理由を聞きました。
物価高のなかで値下げに挑戦した理由とは
値下げをした理由について、同社は「お客様は、おなかを満たすだけでなく、以前にも増して外食に楽しさを求めている」と考えており、ファミリーレストランとして、さまざまな動機に応じた“選ぶ楽しさ”を提供する使命を果たすために行ったとのこと。
そのため、ピザやアルコール、サイドメニューなどシェアしやすい商品を中心に、今回値下げに踏み切ったそうです。たしかに家族や仲間でテーブルを囲むイメージがある商品ですね。
帝国データバンクの調査によると、企業における値上げ率は2023年後半にかけて低下傾向にあり、消費者の「生活防衛」「節約」志向の高まりなどから「主力商品より廉価な商品を販売するなど低価格戦略に戻りつつある兆しもある」とのこと。今回の値下げは、そういった状況も背景にあるのかもしれません。
なお、ガストは今回、一部商品で値下げとなった一方、若鶏のグリル、から好し商品、オムライス、粉チーズについては、鶏肉および鶏卵価格などの高騰に伴い、値上げをしています。
サイズや量に変更は……?
値下げは消費者にとってうれしい情報であるものの、少し気になったのは、サイズや量に変更がないか。
その疑問については、「一部ライスの量目を見直しているものがありますが、その他の値下げ商品の量目に変更はありません」とコメント。少なくなっていては、値下げに挑戦とは言えませんよね。
物価高の影響は?
ただ、ガストでも、原材料価格やエネルギー価格の高騰は、飲食店におけるメニュー価格にも大きな影響を及ぼしているようです。
その厳しい状況のなかでも、「すかいらーくグループでは自社における調達・製造・物流のあらゆる工程で物価高対策に努め、お客さまに外食を楽しんでいただける価格と品質の両立を目指しております」と、グループ全体で価格を抑えるための取り組みを進めているそうです。
今後は?
今後、さらなる値下げや、他のメニューの値下げなどを考えているのかについても聞いてみました。
その問いについては、「社会情勢、お客様からのフィードバックや要望を踏まえて、メニュー価格を検討いたします」とのことです。
主な値下げ商品と新開発の増量メニュー
【値下げ】
山盛りポテトフライ
旧価格:409円(税込450円)
新価格:364円(税込400円)
【値下げ】
若鶏の唐揚げ(5コ)
旧価格:364円(税込400円)
新価格:318円(税込350円)
【新メニュー】
ガストブラックカレー本気盛り
その他の値下げ対象商品についてはこちらから:https://www.skylark.co.jp/gusto/menu/oneuchi/pdf/list.pdf
<参照>
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