HOMEインタビュー 掛け算すると、"自分らしさ"が見えてくる。ソウルドアウト若手エース社員が、理系出身マーケターの道を選んだ理由

掛け算すると、"自分らしさ"が見えてくる。ソウルドアウト若手エース社員が、理系出身マーケターの道を選んだ理由

白井恵里子

2022/02/21(最終更新日:2022/02/21)


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今井菜通子さん/提供:ソウルドアウト株式会社

自分はこれが得意!と言える強みがあったとしても、「おなじような分野を得意としている人は他にもたくさんいる」「これだけではオリジナリティは出せないかもしれない」と、なかなか"自分らしい"キャリアの軸が見つけられない若手ビジネスパーソンもいるのではないでしょうか。

ソウルドアウト株式会社の新卒2年目・今井菜通子さん(26)は、理系大学院出身のマーケターとしてキャリアをスタート。徐々に大きな案件を任されるようになり、その活躍ぶりが評価され所属するCXマネジメント本部にてMVPを受賞しました。

「就活を始めた頃は、やりたいことがみつからず迷っていた」と話す今井さんですが、どのようにして自分らしく活躍できる場を見つけ、本部MVPを受賞するほどの成果を出すことができたのでしょうか。

日本全国の中小・ベンチャー企業の成長を支援

ソウルドアウト株式会社は、日本全国の中小・ベンチャー企業の成長をデジタルマーケティング、ソフトウェア、メディア制作・運営、DXの領域で支援しています。

全国に20の拠点を持ち、対面営業を重視する地域密着型で、地方中小企業の課題やその独自性を理解し、それぞれにマッチしたソリューションを提供しています。

提供:ソウルドアウト株式会社

「理系」×「人の支援」を軸に、就活を仕切り直し

今井さんは、理系大学院卒業後、2020年4月に同社へ新卒入社。現在は既存顧客のWEB広告運用をメインに担当し、提案・実装・振り返りまで一貫して行っています。

-----どのような軸で就活をしていましたか?

今井さん:理系大学院で研究を行っていたので、その経験を活かせる仕事に就きたいと最初は考えていました。

「理系の知識を活かすなら、モノづくりできるメーカーかな」といった思考で、大手メーカーを中心に選考を受けていたのですが、なかなか自分の中での軸が明確にならず、うまく進めることができていませんでした。

そこで、一度立ち止まって軸を見直してみたんです。

研究になんとなく面白みが感じられなかったのはなぜなのか。自分は何がしたいのか。

改めて向き合ってみたところ「人のことを想って働きたい」「人の支援がしたい」という新たな軸が見えてきました。そうして「理系」×「人の支援」といったキーワードで就活を再スタートさせたのです。

-----そこから、大手メーカーではなくベンチャーを見るようになったのはなぜですか?

今井さん:私にはもうひとつキャリアにおいて「大切にしたいこと」があると気が付いたからです。

それは、結婚や出産といった人生のイベントを経ても働き続けたいということ。

結婚・出産を経ても世の中に"戻ってきてほしい"と思ってもらうためには、20代からスピード感をもって市場価値を高めておく必要があると考えています。

そのため、若手のうちから色々なことに挑戦できそうなベンチャーを中心に、再度就活に臨むことにしました。

-----ソウルドアウトとの出会い、入社の決め手について教えてください。

今井さん:ソウルドアウトとは、理系限定の会社説明会で初めて出会いました。

「ともに覚悟する。ともに挑む。」「中小・ベンチャー企業が咲き誇る国へ。」といったミッションに強く共感したことに加え、入社の一番の決め手は「理系の考え方を活かしながら働けるイメージを持てたこと」でした。

WEB広告運用のみならず、マーケティングには数字に基づいた思考プロセスがとても重要です。特にソウルドアウトにはそのような考え方を大切にしている雰囲気が感じられました。そのため、ここなら「理系」×「人の支援」が叶う!と思ったんです。

提供:ソウルドアウト株式会社

"得意"を活かした行動で、MVP受賞へ

こうして、ソウルドアウトに入社を決め、マーケターとしてキャリアの一歩を踏み出した今井さん。

理系ならではの思考プロセスを武器に着々と成果をあげ、2021年下期に本部内のMVPを受賞するまでに成長しました。

-----どのような部分を評価され、MVP受賞に至ったと思いますか?

今井さん:「こんなこと任せてもらってもいいの?」と思ってしまうほど、色々なことに挑戦させてもらえたことが、受賞に繋がった一番の要因だと考えています。

自分には荷が重いと思ってしまうほど大きい企業の案件を担当したり、本部内の知見共有プロジェクトに参加したりする中で、数字の分析をベースに「どうしたらもっとうまくいくか」を考えながら行動していましたし、自分だけではなく部内全体で成果を上げるために"後輩の育成"にも力を入れていました。

そういった「挑戦の中での"得意"を活かした行動」が評価してもらえたポイントだったのかもしれません。

-----時には壁に直面することもあったと思いますが、それをどのように乗り越えてきましたか?

今井さん:まずは、人を頼ることです。

責任が大きくなると、自分だけで抱え込んでしまっては仕事が回らなくなってしまいます。すると、最終的にはお客様にご迷惑をおかけしてしまうんですよね。

そういった事態にならないよう、メンバーに相談したり、自分ができないことは専門の部署に依頼したり、うまく周りを頼るように心がけています。

また、同期と話して"振り返る"ことも、自分にとっては大切な時間。部署が違っていても、同期だと「悩んでいること」「困っていること」が共通しているケースが多いので、「何がいけなかったんだろう」「どうすればよいのだろう」と一緒に話し合うことで、思考の幅が広がり、学びの量も質も向上する気がします。

-----いろいろな人とのコミュニケーションを大切にしているんですね。

今井さん:そうですね。社内外問わずコミュニケーションにおいては「想像力」を大切にしています。

私は数字やデータに基づいて考えることが得意ですが、「データでは見えない部分」があるのも事実なので、「想像力」はさまざまな場面で求められるのではないでしょうか。

話している相手が「求めているもの」「目指しているもの」を想像しながらコミュニケーションを図ることも大切ですし、データでは見えない部分を想像しながら行動することも同じくらい大切なことだと考えています。

提供:ソウルドアウト株式会社

マーケティングスキルを磨き、キャリアアップしたい

-----まさに「理系の考え方」と「人とのかかわり」をうまく掛け合わせ、自分らしく活躍していますね。最後に今後の展望についてお聞かせください。

今井さん:今はWEB広告運用をメインに担当をしていますが、今後はもっと支援の幅を広げ、「運用の人」ではなく「マーケティングの人」となり、もう一段視座を高められるキャリアを目指したいです。

また、マーケターとして少しでも早く自信を持てる人材になり、結婚や出産といった人生のイベントを経た後も活躍できるよう精進していきます!

提供:ソウルドアウト株式会社

「理系の考え方を活かす」という軸をさらに掘り下げたことで、自分らしいファーストキャリアに出会えた今井さん。

入社した後も、「人とのかかわり」「想像力を大切にしたコミュニケーション」を大切にし、行動に繋げている姿が印象的です。

「自分らしいキャリアって何だろう?」「得意をどう活かせばよいのだろう?​​​​」とモヤモヤしている人は、彼女のように得意分野と何か別の要素を掛け合わせることで、他の誰でもない"あなたらしさ"をつくりあげてみてはいかがでしょうか。

出典元:ソウルドアウト株式会社

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