HOMEインタビュー "バイト先で出会った役員陣"に心を射抜かれ入社!若手支店長候補に聞く、キャリア観の大転換ストーリー

"バイト先で出会った役員陣"に心を射抜かれ入社!若手支店長候補に聞く、キャリア観の大転換ストーリー

白井恵里子

2022/01/28(最終更新日:2022/01/28)


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赤井翔さん/提供:株式会社NEXTAGE GROUP

就活を始めたものの「何を軸に企業を探せばよいのだろう」「特にやりたいことはないけれど…」と、企業選びの基準がなかなか定まらない学生も少なくないのでは。

そんな時は、「一緒に働く人」にフォーカスを当ててみると、それまで見ようとしていなかった企業が浮かび上がってきたり、「ここだ!」と思える1社が見つかったり、パッと目の前の道が明るく拓けるかもしれません。

MED Communications株式会社群馬支店でリフォーム事業の主任を務める赤井翔さん(24)は、もともと食品業界で働こうと考えていましたが、バイト先にたまたま来店した同社経営陣との出会いがきっかけで就活の軸を大幅に転換。「この人たちと一緒に働きたい!」と思い、入社を決めたといいます。

彼のキャリア観までも動かしてしまった経営陣との出会いとは?実際に入社してみて、どう感じているのか?赤井さんに詳しく話を聞きました。

徹底的なアフターメンテナンス制度が特徴

MED Communications株式会社は「社員の幸せを通してお客様に満足を提供し、社会に貢献する」を会社理念に掲げ、住宅のリフォーム事業を主に展開しています。

最大の特徴は、徹底的なアフターメンテナンス制度。太陽光発電、オール電化、住宅設備など、さまざまなリフォームを行いますが、その後も毎年必ず無料点検のために担当者が来訪。新規の顧客開拓だけではなく、既存顧客への手厚いフォローによりチャンスを掴む循環型ビジネスに拘っているといいます。

提供:株式会社NEXTAGE GROUP

人事部長・総務部長との偶然の出会い

赤井さんは、2020年4月に株式会社NEXTAGE GROUPへ新卒入社。子会社であるMED Communications株式会社へ転籍となり、入社直後は大宮支店に配属されました。

その後、2021年4月に群馬支店へ異動。現在は支店長候補として大きな期待を寄せられているそうです。

-----入社の経緯について教えてください。

赤井さん:昔から「衣食住」の中でも「食」に関わる仕事がしたいと思っており、大学ではフードサイエンスを勉強していました。そのため、食品業界を中心に就活を進めていこうと考えていました。

しかし、ある偶然の出会いがきっかけで、今の仕事をファーストキャリアとして選ぶことになりました。

-----どのような出会いだったのでしょう?

赤井さん:学生時代にアルバイトをしていた居酒屋に、NEXTAGE GROUPの人事部長や営業部長が偶然来店しました。

私が接客を担当し、自分の就活の話や「食品業界で仕事がしたい」など、夢についてお話していたところ、「楽しそうに夢を語るね!」「いいことだね」といったポジティブなお言葉をいただきまして…。

居酒屋ではいつもお客様の声が自然と耳に入ってくるのですが、仕事の愚痴や誰かの悪口などネガティブな会話が多い中、人事部長や営業部長の話はとても楽しい会話だったことをよく覚えています。

「いや~、私たちは本当に社員に恵まれたよね」といった言葉が耳に入ってくるんですよ。なんて素敵な会社なんだろう!と思いましたね。

「この人たちと一緒に働きたい」

-----それでNEXTAGE GROUPという会社に興味を持つようになったんですね。

赤井さん:はい。業界や職種、自分のやりたいことなどは一旦置いておいたとして、「誰と働くのか」を考えたほうがワクワクするのではないか、と考え方が変わったんです。

そう思い始めている時に、人事部長からも「うちの会社、インターンはまだ受け入れたことはないんだけど、第1号としてやってみない?」と声をかけていただきました。そうして、インターン生として仕事をさせていただくようになりました。

-----そこから正式入社した決め手は?

赤井さん:私はインターン期間中に「社員の個性を引き出そう」という会社の方針や、尊敬できる上長などに魅力を感じ、ほぼ入社を決めていました。

しかしある時、上長から「このままうちに入社を決めるのではなく、他の会社もしっかり見たほうがいい」と意外な言葉をもらったんです。

もともと食品業界を目指していたのに、1社でのインターン経験だけでファーストキャリアを決めてしまうのはよくない。入社後に何らかの壁に直面した時「ちゃんと他の会社も見ておけばよかった」と後悔しないように、「やりきった!」と思えるまで就活をしたうえで自分の意志と決断で入社を決めるべき。

上長からこの言葉をもらってハッとしました。それで、食品業界を中心にいくつかの会社の選考を受け、それでもなお「やっぱりNEXTAGE GROUPの人たちと一緒に働きたい」と思ったので、最終的に納得したうえで正式入社を決めることができました。

提供:株式会社NEXTAGE GROUP

うまくいかないけれど、原因がわからない時も…

赤井さんは実際入社した後、壁に直面することもあったといいます。

-----どんな時に壁を感じましたか?

赤井さん:変なプライドがあり、「これさえやっていればよいだろう」と自分の中だけで完結してしまって、周りに頼ろうとしなかった時期がありました。

例えばひとつ成功すると「こうすればうまくいくんだ」と思い込み、視野が狭いまま次へ次へと進んでしまう点が私の弱みでもありました。

自分自身は気が付いていなかったこの弱みが原因で、結果も出せず、支店の中でも少し孤立してしまうことも…。

-----うまくいかないけれど、その原因がわからない…という時期があったのですね。

赤井さん:はい、でも当時私のメンターだった上長が「赤井はプライドが高いよね」とズバッと指摘してくれたことが大きな転機となりました。

「自分の目標達成にすべてをかけることが本当の意味でのプライド。"自分はデキる"と見栄を張ることではない」と、その上長は教えてくれました。

その言葉をきっかけに、「目標達成のためにもっと周りを頼ろう」「もっと自己開示していこう」と思えるように。気づくと、苦しい時には自分から助けを求められるようになっていましたし、同期の活躍に対しても素直に喜べるようになっていました。

結果も徐々に出せるようになったので、本当に上長には感謝していますね。

「この人たちと一緒に働きたい」と思って入社したのに、自分が自己開示できていなかった。一番大切なことを教えてもらったと思っています。

提供:株式会社NEXTAGE GROUP

今度は自分が「一緒に働きたい」と思ってもらえるように

-----仕事をするうえで一番大切にしていることは何ですか?

赤井さん:「何のために仕事をしているか」を常に自問し、本気で仕事に取り組むことです。

「赤井はプライドが高い」と指摘をしてくれた元メンターは、常にパフォーマンスを最大限発揮するために、自分をしっかりコントロールできている人です。本気で会社を良くしようと思っているから、そのためなら社内の風当たりが強かったとしてもくじけない。

その姿を間近で見ていたので、今は自分自身も、目標に最短でたどり着くために「生きる目的」とか「信念」のようなものを明確に持ち、それをベースに仕事をするようにしています。

-----赤井さんの「信念」とは?

赤井さん:常に感謝を忘れずに、"give"の精神を大切にすることです。お客様だけではなく、社内メンバーに対しても、見返りは求めず"give"し続けたいですね。

この気持ちを忘れなければ、目標にもきっと最短で辿りつけると信じています。

-----最後に、今後のキャリアにおける目標についてお聞かせください。

赤井さん:今は、群馬支店の支店長を目指しています。

支店としての目標だけではなく、メンバーひとりひとりの目標達成を支援できる存在となり、働くことで"幸せ"を感じられる支店にしたいと本気で思っています。

そして、「あなたと一緒に働きたい」「あなただから仕事を頼みたい」と思ってもらえる存在に、今度は自分がなれたらうれしいですね。

提供:株式会社NEXTAGE GROUP

「この人たちと一緒に働きたい」と気持ちが固まったことで、ファーストキャリアを決めた赤井さん。

入社後も「指摘を素直に受け止める姿勢」「giveの精神」を持ちつづけているからこそ、社内外から信頼され、活躍できているのではないでしょうか。

彼のストーリーはきっと、就活生や同世代に「こういう決め方もあるんだ」「決めたその後が重要なんだ」と新しい発見を届けてくれることでしょう。

出典元:MED Communications株式会社
出典元:株式会社NEXTAGE GROUP

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