HOMEビジネス 業界支援がより便利なサービスへと導く!8月第1週に発表された「BtoB向け新型コロナ支援サービス」まとめ

業界支援がより便利なサービスへと導く!8月第1週に発表された「BtoB向け新型コロナ支援サービス」まとめ

白井恵里子

2020/08/08(最終更新日:2020/08/08)


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東京都は8月6日(木)、第5回新型コロナウイルス感染症モニタリング会議を開催。都によれば、出席した専門家からは、グループ旅行の同行者間での感染事例や、夏休み・お盆時期の帰省に伴う感染リスクへの注意喚起があったという。

移動等の制限にくわえ、引き続き新しい生活様式が求められているなか、今週も新型コロナウイルスの打撃を受ける業界へ向けた新しいサービスの登場が後を絶たなかった。

これらの新サービスは、感染拡大予防や業界支援という側面以外にも、「社会・生活をより良くする」という面も持ち合わせおり、支援策が"より便利なサービス"を導いている印象だ。

この記事では、8月第1週に発表された、新しいかたちでの営業再開を支援する「BtoB向けサービス」をいくつか取り合げ、紹介する。

出張シェフサービス「シェフくる」

株式会社サックルは8月4日(火)、出張シェフサービス「シェフくる」の提供開始を発表した。

「シェフくる」は、オンラインで気軽に自分のコース(シェフ)ジャンルを選び予約し、自宅で調理をしてもらいプロの料理を楽しむことができるサービス。

登録しているシェフは、食に精通したスタッフが直接面談を実施し、経験や腕前、マナーなど総合的な厳しい審査基準をクリアした人のみとなっている。

利用人数は2人から。提供ジャンルは和食・イタリアン・フレンチ等。8月3日(月)時点の提供エリアは東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府。今後ジャンルおよびエリアは順次拡大予定だという。

同社はこのサービスを通じ、「"一般家庭"へ気軽にシェフに来てもらう」ことを当たり前にしたいとしている。

出典元:株式会社サックル

フードデリバリーサービス「五反田イーツ」

CXOバンク株式会社と株式会社ORIENTALFOODSは5月、飲食店を助けたいという想いで集結した経営者らとともに、フードデリバリーサービス「五反田イーツ」をリリース。リリース3カ月のタイミングで8月6日(木)、「五反田イーツ」サイトのリニューアルと配送料の無料化を発表した。

「五反田イーツ」では、東京・五反田にある飲食店の自慢の料理が1オーダーから注文可能。和食、洋食、アジア料理など、多岐にわたる人気メニューが集結している。配送エリアは五反田、西五反田エリア。

再び広がる感染により倒産を余儀なくされる飲食店が増加の一途を辿るなか、さらなるサービスの充実化を図るため今回の発表に至ったという。

出典元:CXOバンク株式会社

3密を避ける新サービス「SmileGO」

株式会社メディアライツは8月4日(火)、お店の混雑状況をホームページやSNSに簡単に掲載できる新サービス「SmileGO」の提供を開始した。

スマートフォンからボタン1つで、リアルタイムでの混雑状況を「十分空き」「混雑気味」「混雑」の3段階で情報掲載することができる。

SNSにも掲載可能なことから、ホームページを持たないお店も利用ができるという点が特徴だ。

今後は、駐車場の空き状況を掲載できる機能や、店舗の混雑状況をセンサーにより自動計測・自動表示できる機能なども有料オプションとして追加予定だという。

出典元:株式会社メディアライツ

佐賀県内の生産者の販路拡大支援特設ページ

オンラインマルシェ「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンは8月4日(火)、佐賀県内生産者の販路拡大を支援する取り組み開始を発表。これに伴い、特設ページも開設した。

さが県産品流通デザイン公社と連携し、佐賀県内の「食べチョク」出品希望の生産者を募り、出品および運用支援・購入促進に向けたクーポン付与・特設ページでの紹介等の各種支援を実施する。

同社は、農業従事者の高齢化などの問題によりインターネット販売に踏み切れない生産者が多いという課題に着目し、今回新たな販路を探す生産者の販路拡大支援の取り組み実施を決めたという。

支援期間は10月31日(土)までの3カ月間を予定している。

出典元:株式会社ビビッドガーデン

結婚式のスマート受付「オンライン・ウェディング・カード」

デジタルバード株式会社は8月3日(月)、結婚式の受付を設置せずに、結婚式会場にスマートチェックインすることでコロナ感染リスクを減らすオンライン・サービス「オンライン・ウェディング・カード」をリリースした。

このサービスでは、来場したゲストがチケットのQRコードを読み込むか、チケットの半券を置くだけで受付が完結。ゲストはそのまま披露宴会場へ進み、自分の席に着くことができるため、受付時の3密回避などのメリットがあるという。

結婚式の招待状にQRコード付きカードを同封して送ることで、ゲストは名前の入力や祝儀の決済をスマートフォンで行うことが可能。従来必須であった「芳名帳の記帳」と「祝儀の受け取り」が不要となる。

さらに、来場者はQRコードを読み込むと自分のテーブル名を知ることができるため、「席次表の受け渡し」と「来場の確認」も不要となり、受付そのものをなくすことができるそうだ。

出典元:デジタルバード株式会社

なお、各サービスの詳細は、各社プレスリリースにて確認ができる。

出典元:Twitter/東京都庁広報課

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