HOMEライフスタイル 平均被害額は20万円! 年末商戦期間オンラインショッピングの詐欺被害が増加 自衛手段は?

平均被害額は20万円! 年末商戦期間オンラインショッピングの詐欺被害が増加 自衛手段は?

青木一真

2023/11/28(最終更新日:2023/11/28)


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日本でも定着しつつある「ブラックフライデー」を皮切りに、クリスマスや、年末年始に向けていわゆる「年末商戦」がスタート。

呼応するように年末・冬休みシーズンには、ボーナス支給タイミングと重なることもあり多くの人の消費活動が活発化します。

「ノートン」などのサイバーセーフティソフトなどを提供する株式会社ノートンライフロックは、オンラインショッピングでの詐欺被害から自衛するためのヒントを公開しました。

また、同社は11月の第3日曜日を「サイバー・セーフティ・サンデー」に定めたといいます。

年末商戦ではオンライン詐欺が増加の予想

年末年始に消費活動が活発になるのは日本だけではないようです。

同社によると、アメリカでは、「サイバーマンデー(※)」のオンライン消費額は、通常期と比較して、512%も増加するといいます。

また、日本でも冬休みシーズンで買い物をする予定がある人の約半数がオンラインで済ませる予定だと同社は伝えています。

年末年始にかけての詐欺被害が急増し、平均被害額は20万円以上にものぼることを踏まえて、同社はオンラインショッピングでの詐欺の種類や手法を理解して自衛することが大切と注意喚起を行いました。

サイバーマンデーとは

アメリカの祝日「THANKS GIVING DAY(感謝祭/サンクスギビングデー、11月の第4木曜日)」の翌月曜日から開催されるオンライン上の大規模セールのこと。

詐欺から身を守るには?

ノートン社は、詐欺から身を守るために注意するべきポイントや、自衛方法を公開しています。

急増する偽のオンラインストアでの買い物を防ぐには、HTTPSで始まるウェブアドレスを持っているサイトを利用することを推奨。

スマートフォン利用の場合は、小売業者が提供するアプリ利用もひとつの手段だといいます。

そして、支払いで違和感を感じた場合は、すぐに利用している金融機関に連絡することを勧めています。クレジットカードでの決済ならば、カードの不正利用に対する保障制度を利用できる場合もあるとも紹介。

このほかには、郵便配達フィッシング詐欺に備えて購入品の配送計画を把握しておくことや、複数サイトでのパスワードの使いまわし避けること、PCやスマホなどで、デバイス保護ソフトウェアを活用することなどが挙げられています。

<参照>

ノートン、11月26日を「サイバー・セーフティ・サンデー」と定め、詐欺のない安全なオンラインショッピングを提唱

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