HOMEビジネス 23卒の就活生、プレエントリーは10社以下が4割超え。「1社1社丁寧に選考を受けたい」などの声も

23卒の就活生、プレエントリーは10社以下が4割超え。「1社1社丁寧に選考を受けたい」などの声も

前嶋みどり

2022/02/26(最終更新日:2022/02/26)


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就活を控え「周囲の学生たちはどのような就活を行っているのか」と気になる人も多いでしょう。「自分のペースでやればいい」と頭ではわかっていても、その年における就活の傾向ぐらいは把握しておきたい…そんな風に思うこともあるのではないでしょうか。

株式会社学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「選考参加」をテーマに就職活動に関するインターネットアンケートを実施。2月22日(火)にその結果を公開しました。

プレエントリーを予定している企業数「6~10社」が最多

就職活動で学生がプレエントリーを予定している企業数についてアンケートを行ったところ、「6~10社」の回答が27.5%で最多となりました。リーマンショック時は「100社以上」の企業にプレエントリーをする学生も見られましたが、「プレエントリー社数」や「選考参加社数」は22年卒の就職活動時に続いて減少傾向となっているのだそう。

絞り込んだ理由には「プレエントリーする企業を増やしすぎず、志望度の高い企業の企業研究や選考準備に力を入れたい」「本当に入社したいと思う企業に絞って選考を受けることで、1社1社丁寧に選考を受けたい」との声が上がっていました。

内々定を獲得したい時期は「2022年6月末まで」が最多

内々定を獲得したい時期についても聞いたところ「2022年6月末まで」が26.0%で最多となりました。「3月末まで」や「ゴールデンウィークまで」を合わせると、45.8%、約半数の学生が「6月末まで」に内々定を獲得したいと考えているようです。

「内定式まで(9月末まで)」を合わせると、約8割を占める学生が秋の内定式までを就活のゴールに据えていることが見えてきました。

思い通りに就活が進むかは、自分の力だけではコントロールできないことですが、それでも準備を怠らずエントリーした企業と面接の縁がつながれば、オンライン・対面に関わらず最善のパフォーマンスを尽くしたいですよね。

自ら定めた就活のゴールを良い結果で終えられるよう、同アンケートの結果を参考に自らの就活を見直してみてはいかがでしょうか。同アンケートについて詳しくは、プレスリリースでご確認ください。

【調査概要】

・調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
 ※インターンシップの参加を経験している学生が回答
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2月3日(木)~2月15日(火)
・有効回答数:557人

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