HOMEビジネス 「Adobe Firefly Videoモデル」活用でテキスト・画像による動画生成機能が2024年後半、利用可能に 

「Adobe Firefly Videoモデル」活用でテキスト・画像による動画生成機能が2024年後半、利用可能に 

青木一真

2024/10/10(最終更新日:2024/10/10)


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動画編集ソフトを始めとしたクリエイティブツールなどを提供するアドビ株式会社(以下、アドビ)は、新しい「Adobe Firefly Videoモデル」を活用し、2024年後半に生成AI技術を活用した動画編集機能を提供する予定だと発表しました。

生成AI技術を活用したモデル

新しく提供される「テキストから動画生成」機能では、テキストで指示することによる動画生成、アングル・モーション・ズームなどを通した動画の微調整などが可能になるそうです。「画像から動画生成」機能では、静止画やイラストを実写のクリップ(動画の素材)に変換することができるようになるといいます。

また、同社提供の動画編集ツール「Adobe Premiere Pro」に、クリップの最初や最後に足りないフレームを生成AIによって追加してシーンを少し延長することができる「生成拡張」機能が実装される予定とのこと。

権利問題にも配慮

さらに、新しいAdobe Firefly Videoモデルは、アドビが使用を許可したコンテンツのみ学習するように設計しているといい、クリエイターとは切っても切り離せない権利問題を踏まえて、「安全に商用利用できる」ことを強調しています。

アドビは、新しいAdobe Firefly Videoモデルがベータ版で利用可能になり次第、公表するとのこと。ベータ版のウェイティングリストはこちらから(リンク先は全文英語)。 

<参照>

アドビ、新しいAdobe Firefly Videoモデルを先行公開

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