株式会社Algomaticが、動画の翻訳・字幕生成を目的とした多言語翻訳サービス「DMM動画翻訳」のサービス提供を開始しました。
これは、アップロードされた動画に最短数分で字幕をつけ、さらにSRTファイルを出力する機能も有しています。2024年7月からβ版をリリースしていた当該サービスですが、9月4日から正式版の配信を行っています。
最上位プランでは130言語に対応
DMM動画翻訳は、AIを用いた外国語翻訳機能により短時間で字幕をつけるサービスです。3通りの料金プランを用意し、最上位のプラン「エンタープライズ」では130言語に対応可能とのこと。
中位プランの「プロ」では、1分ごとに5.5ドルの料金で9言語の翻訳・字幕生成を行うといいます。SRTファイルのダウンロードに対応するのも、このプランです。
ちなみに、SRTファイルとは一般的に「字幕ファイル」と呼ばれるテキスト形式のファイルのこと。「字幕が表示される時間」と「字幕の内容」が記述されています。
無料で利用できる下位プラン「フリー」でも9言語の翻訳・字幕生成が可能ですが、SRTファイルの出力機能はなく、字幕を付けたあとの動画には「DMM動画翻訳」のロゴの透かしが入るそうです。
なお、エンタープライズプランでは日本語・英語・中国語の音声吹き替えをつけることも可能としています。こちらの納期は最短当日。
半額キャンペーンを実施
「DMM動画翻訳」の正式リリースを記念して、同社では2024年9月30日(月)までの期間限定で「プロプラン半額キャンペーン」を実施中です。
対象は、期間中に正式版Webサービスを利用したすべてのユーザー。動画1分につき5.5ドルの料金が、半額の2.75ドルで利用することができるそうです。
<参照>
最短数分で動画を翻訳できる「DMM動画翻訳」が、無料から誰でも利用できるWEBサービスとして正式リリース
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