HOMEビジネス 20代正社員へキャリアに関する意識調査 考える必要があると答えた人はどのくらい?

20代正社員へキャリアに関する意識調査 考える必要があると答えた人はどのくらい?

青木一真

2024/01/23(最終更新日:2024/01/23)


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企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイックは、20代の正社員に対して「キャリア自律」についてのアンケートを行いました。

調査対象は、同社の就職支援サービスで就職や入社した128人です。

調査で8割以上がキャリアへ思案する必要があるとの結果

「自身の今後のキャリアや将来について、考える時間は必要だと思いますか?」という質問に対しては、「そう思う」が86.0%と、9割に近い結果に。

この質問で「そう思う」と回答した人に対して今後のキャリアを考える理由では、「現在の仕事の目的や目標を考えるため」が41.8%、「自分の価値観にあったキャリアを築くため」が28.2%、「自分のキャリアをどう築くかの責任は、会社でなく自分にあるため」が25.5%という結果でした。

また、キャリアについて考える頻度については、「週に1回程度」が52.9%、「月に1回程度」が41.2%、「3か月に1回程度」が5.9%で、半数以上がかなりの頻度でキャリアについて思考をめぐらせていることが分かりました。

調査結果に対する株式会社ジェイック取締役の総括

同社の取締役の東宮美樹氏は、今回の調査を受けて「終身雇用制度の継続がなくなりつつある昨今では、個人がそれぞれ自律的にキャリア開発を行う『キャリア自律』が重要になってきています」と指摘。

キャリアを模索する若者に対して「5年後や10年後など中長期でキャリアビジョンを考え、目標と現在の仕事を紐づけてキャリアを振り返ることができると、キャリアプランニングの時間がより有意義になるでしょう。目標設定の際は、上司に自身のキャリアビジョンを伝えてフィードバックを得たり、不足している能力を学び直したりすることも効果的です」とアドバイスしています。

【調査概要】

調査名称:「キャリア自律」に関するアンケート

調査対象:株式会社ジェイックの就職支援サービスを利用して就職・入社した20代

調査機関:自社調査

調査方法:Webアンケート

調査期間:2023年9月19日(火)~11月29日(水)

回答者数:128人

<参照>

20代の正社員に“キャリア形成”に関する意識調査を実施

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