株式会社ジェイックは9月1日(火)より、新卒就職支援サービス「新卒カレッジ」にて2021年卒業予定学生向けの就職後期支援を開始する。
就職後期支援とは、9月以降、大学4年生の3月末まで行う就職支援のこと。同社はコロナ禍においても、最後まで学生の就活をサポートするとしている。
就活の後期支援に注力
「新卒カレッジ」では、大学4年生に対し、就職後に必要なビジネスマナーを教えたり、15社前後の企業と面接ができる集団面接会を開催したりと、就職後期支援に注力している。
累計全国59大学と提携し、キャリアセンターや就職課と二人三脚で学生の支援をしていることが大きな特徴だ。
現在サービスはすべてオンライン化へ移行しており、就活相談・就活講座・集団面接会などをウェブ上で実施している。
同社によれば、夏以降は3年生の就活対策講座やインターンシップの支援を行っているため、4年生の支援に力を入れることが難しいという大学が多いという。そのため、「新卒カレッジ」では就活の後期支援に注力しているそうだ。
9割が「内定が出るまで民間就活を継続する」
同社は8月1日(土)~3日(月)の3日間にわたり、就職活動を継続している2021年卒学生に対し「Web面接に関するアンケート」を実施。有効回答数は157だった。
この調査によれば、「内定が出るまで民間就活を継続する」と答えた学生が約9割を占め、就職後期支援には一定のニーズがあると予測できるという。
新型コロナウイルスの影響により企業の内定出しが例年より遅く、公務員試験実施も延期となるなど、就活を行う学生にはあらゆる影響が出ているなかで、同社へは「終わりが見えない為不安がある」「募集が少なくなっているため、内定がもらえるか心配」などの、学生らの不安な声が届いているという。
また、大学のキャリアセンターからも、「例年以上に学生からの問い合わせが多い」「大学側も就活全体の動きが掴めておらず、アドバイスが難しい時もある」という相談を受けており、同社は9月からの就職後期支援を通じ、例年以上に学生や大学からの声に耳を傾けていきたいとしている。
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