一般的に「業務報告」であったり「営業日報」という形で上司に対して、その日や中長期的な報告をするものです。勤続年数が浅いスタッフや任されている仕事が大きければ上司に対しては逐一報告するものですが、良い報告の方法とは、その前に内容をしっかりとまとめておくこと=日々の仕事をしっかりと管理しておくということです。
上司は、報告を受けるのも仕事ですが忙しい時間を割いて見ています。同じような報告、まとまりのない報告は「報告をした。」という事実だけであって無意味になってしまいます。あなたの能力も問われるものです。
報告書の形式は変えない
まず報告書の形式を変えないことです。フォームがコロコロ変わるのはとても見づらいです。自分では、工夫して分かり易くしたつもりでもそれは企画書や起案書、申請書であって報告は簡易的に伝えなければなりません。
仕事が完結した最終報告であれば、スタートからプロセス、結果迄を詳細に記し添付すべき資料も報告しなければなりませんが、日々の進境状況に関しては要点だけです。昨日の仕事と今日の仕事が一変して変わったと言う事はまずありえません。「昨日と今日でこの報告は何が違うんだ?」と思われない為には変わった箇所に対して端的に説明報告しておいたほうが、自分自身が後で見てもその変化に気が付き易いものです。
自分の所見を入れて報告する
自分の所見を入れる事は大切です。報告は見やすく端的にした、しかし報告は報告ですが、自分は今日仕事をしていて「こう思った、こうしていきたい、これで良いのか?」という意見や疑問を入れておいたほうが報告に厚みが出ます。あくまでも上司への報告以上に自分の為にしていることですから、あの時、自分はどういう意識、行動で仕事に携わっていたか?ということに触れておくべきです。
上司のタイミングを見計らってチェックをもらう
報告に対して上司の意見が欲しい場合は、チェック方式でお伺いするのも良いと思われます。とかく一方通行になってしまい「私の報告に対して上司はどう思っているのだろう?」と思った方は多いと思います。印鑑だけ押されていて良し悪しの判断が分からないものです。
最初は確かに書いて指摘して下さった上司も経験を踏んできたスタッフに対しては、そう深く書くものではありません。予めABCでも123でも正しい報告かどうか?を見極める意味で採点してもらうのも良いと思います。少し時間が出来た時に改めてお伺いするのも一つの方法と言えるでしょう。
報告は出来る限り口頭ではしない。ということも大切です。「聞いた、聞いていない」というトラブルが良くあります。口頭での報告方法は一対一より複数で行うかそもそも口頭で良いと言われてもメモを残して所在は明らかにしておいたほうが良いと言えます。「自分、頑張っています」アピールではなく、効率的に仕事をしているか?ということで「見てすぐ分かる、伝わる」報告が良いと思われます。
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