最大9連休となるお盆休み。「本当は休暇をとって連休にしたかったけれど、上司に気を遣って出勤する……」という人も少なくないのではないでしょうか。
従業員を大切にしているという「はたらく人ファースト」な企業と休暇の取得しやすさの関係に着目し、ミイダス株式会社が全国の20~50代の社会人男女400人に夏季休暇に関する調査を実施しました。
夏季休暇、今年はどう過ごす?
回答者400人に、夏季休暇の過ごし方を複数回答形式で聞きました。
夏季休暇の予定として「家で過ごす」が最多。国内旅行や帰省といった結果が続いています。海外旅行との回答は7.3%にとどまり、昨今の円安による影響が伺える結果となりました。
夏季休暇を取得するタイミングについても単一回答で質問すると、4人に3人以上は「8月のお盆期間」と答えたことが判明。高速道路の渋滞や鉄道の混雑に現れるように、世間ではお盆期間に夏季休暇を取得する人がやはり多いようです。
夏季休暇を「取りやすい」人は85%
夏季休暇と普段の休暇、それぞれの取りやすさをたずねた設問(単一回答式)には、夏季休暇を「取得しやすい」という人は85.3%、普段の休暇が「取得しやすい」と答えた人は78.0%でした。
休暇を取得しやすい主な理由を複数回答で聞くと、夏季休暇・普段の休暇とも「会社として休暇が取得しやすい雰囲気だから」が1番の理由として挙げられました。
反対に、休暇を取得しにくいと感じている人にはどのような理由があるのでしょうか。
夏季休暇・普段の休暇とも「業務的に取る余裕がない」と回答した人が半数近くに上りました。また、夏季休暇の取得に伴う業務の引継ぎが面倒と答えている人も3人に1人程度いるようです。
会社全体の雰囲気は、夏季休暇・普段の休暇の取得しやすさに大きく影響していることが伺える調査結果となりました。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年7⽉19⽇~7月25⽇
調査対象:全国の20~59歳男女400人(経営者、役員を除く)
調査主体:ミイダス株式会社
くわしい調査結果はこちらから
<参照>
日本人は休暇恐怖症?有給を取得しやすいと答えた人は80%、一方で、有給取得率平均は53% 有給取得促進には、「はたらく人ファースト」な雰囲気と制度が重要
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