アルバイト求人情報サイト「マイナビバイト」を運営する株式会社マイナビが、「高校生アルバイト調査(2024年)」の結果を発表しました。
高校生アルバイトの目的、「趣味のため」が初めて最多に
学業の妨げになるなどの理由から、学校や保護者から禁止されることもありうる高校生の就労状況を、まずは見てみましょう。
この調査で「アルバイトをしている」と回答した高校生は26.5%で、前年より、わずかに増加しました。
その目的として、「趣味のため」がトップに。従来は「貯金をするため」が首位だったといいます。
マイナビは、この結果の背景にインターネットやSNSの普及に伴う、いわゆる「ネット文化」に対する支出の増加が考えられるという見解を示しています。
親からの「おこづかい」が減っている?
この調査で、「お小遣いをもらっている」と回答した高校生は3年連続で減少しているといい、その金額についても減っていることが明らかになっています。
また、アルバイトをしている約5人に1人の高校生が、「アルバイト先を決定する際に親の関与がない」と回答。
近年の物価高や社会保険料の増額などで、どの家庭も経済事情がきびしいことは間違いありません。
しかしながら、21%の高校生が「自身でアルバイト先を決めている」という現状は、SNSやインターネット上で募集される、高額報酬をうたった危険な仕事、いわゆる「闇バイト」に求職者自身も知らないうちに加担してしまう危険性をはらんでいるとマイナビは警鐘をならしています。
調査概要
目的:高校生のアルバイトの実態と意識を明らかにすること
調査名:「アルバイト就業者調査(2024年)」より高校生サンプルのみ抽出し作成
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
対象者:15~18歳の高校生(※高専、専門学校は除く)
回収数:就業者651サンプル、非就業者218サンプル
実施期間:2024年2月15日(木)~19日(月)
<参照>
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