クラウド型の組織・人材マネジメントアプリケーションの開発・運用を行うフォスターリンク株式会社は、組織(会社、国および地方自治体、国際機関など)に所属する10代から60代の770人を対象に「上司からのフィードバックに関する調査」を実施しました。
約半数が「役に立つ」と感じている
上司が部下に、適切なフィードバックを行うことは、部下のモチベーションを向上させて、スキルアップや目標の達成につながるなど、人材開発や組織の成果向上に寄与するといいます。
また、部下側が適切にフィードバックを受け取ることも重要な要素になるそうです。今回は、上司から部下へ、フィードバックを受け取る側に着目して調査を行っています。
上司から受け取るフィードバックの割合について複数回答で聞くと、最多の33%が「ポジティブな内容で役に立つフィードバック」と回答しています。
また15%の人が、「ネガティブな内容だが役に立つフィードバック」と感じており、合わせると約半数が「役に立つフィードバック」を受け取ることができているようでした。
しかしながら、21%が「フィードバックをまったく受け取っていない」と回答しており、上司からのフィードバックを受け取る環境がない人もいることもわかっています。
フィードバックを受け入れることに課題
約半数の人が上司から役に立つフィードバックを受け取ることができていますが、フィードバックを受け入れることに課題を感じている人は少なくありません。
今回の調査では、全体の約75%がフィードバックをうまく受け入れることに課題を感じているという結果になりました。
具体的には「フィードバックの解釈が難しい」(21%)、「自己評価とのギャップ」(20%)、「ネガティブな感情がわいてきてしまう」(15%)、「フィードバックを受けること自体に抵抗がある」(11%)などとなっています(複数回答)。
調査概要
調査対象:組織(会社、国および地方自治体、国際機関など)に所属する10代から60代の770人
調査方法:インターネット調査
調査期間:3月14日(木)~18日(月)
調査機関:フォスターリンク株式会社
<参考>
【上司からのフィードバックに関する調査結果を公開】約半数が上司からのフィードバックは役に立つものの割合が多いと回答する一方、フィードバックの受け取り方に課題感あり
【関連記事】
スキルアップのためのリスキリングをどう取り組む? 企業によるリスキリング施策に関する調査結果
心理的安全性やエンゲージメントの向上、離職率改善などをサポートし、組織の力を引き出すためのWebサービス「Unipos」を提供するUnipos株式会社が、企業が主体となって行うリスキリング施策の...
お金、何に使うべき? やっぱり投資ってした方がいいの? 先輩社会人500人に調査【auじぶん銀行】
いよいよ始まる新生活。新入社員のころは、思い描いていた「社会人像」とのギャップを感じることも多いのではないでしょうか。 auじぶん銀行株式会社は、全国の働く男女500人を対象に「新社会人の...
複業を始めたい! そんなときに読むべき実践ノウハウ本『複業コンパス』が発売
Color WiTh株式会社(以下、Color WiTh)は、代表取締役の若色広大氏と高橋範慈氏の通算100社以上の複業経験から、複業の実践ノウハウをまとめた著書『複業コンパス 100社経験から...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう