HOMEコストダウン・大量生産で利益が増える――その前提、間違っているかも? 新刊『脱常識の儲かる仕組み』が発売

コストダウン・大量生産で利益が増える――その前提、間違っているかも? 新刊『脱常識の儲かる仕組み』が発売

青木一真

2024/01/05(最終更新日:2024/01/05)


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経営改革の支援などを行う株式会社Goldratt Japanは、書籍『脱常識の儲かる仕組み』を12月18日(月)に発売しました。

この書籍では、ビジネスにおいて常識だとされる「コストダウンや大量生産・大量購入により利益が増える」「現場を効率化すれば儲かる」などといった考えをあらためて検証しています。

現代ビジネスの前提は「盲信」されていたのでしょうか。誤った前提に基づいた経営改革や現場改善は、問題を悪化させているケースを招きかねません。

ビジネスの思い込みを紐解く

本書では冒頭から第3章にかけて「コストダウンすれば、利益が増える」「現場を効率化すれば儲かる」「納期にゆとりがある方が、納期は守れる」というビジネスの前提を取り上げ、検証を行い、それらは「思い込みである」と紹介しています。

第4章では、「全体最適へのパラダイムシフト」を解説しています。業種やキャリア、状況にかかわらず、まずは前提を疑うことが経営改革の第1歩となることを示している1冊です。

著者は東京大学MMRCの非常勤講師を務める

本書の著者は、株式会社Goldratt JapanのCEO岸良裕司氏です。同氏は、東京大学ものづくり経営研究センターや、国土交通大学で非常勤講師を務めています。

TOC(Theory Of Constraint/制約理論)を実践して、さまざまな企業や行政団体などの問題を短期間に改善させてきたといいます。その改革手法は「三方良しの公共事業」として発表され、国土交通省の政策として2007年に採用されました。

<参照>

誰もが信じて疑わないビジネスの“常識”が最大の問題だった!『脱常識の儲かる仕組み』12月18日発売

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