ビジネス書を扱う月間定期購読誌『TOPPOINT(トップポイント)』を発行する株式会社パーソナルブレーンが、「2023年最も多く閲覧された書籍Best10冊」を発表しました。
『TOPPOINT』で閲覧された上位10の書籍を紹介
『TOPPOINT』とは、数多く出版されるビジネス書の中から「一読の価値ある本」を10冊に厳選し、わずか4ページにまとめて紹介する月刊誌です。
定期購読者専用WEBサービス「TOPPOINTライブラリー」では、紹介した約2,000冊の要約を掲載。その閲覧数から1年で最も読まれたトップ10を抽出し、「2023年最も多く閲覧された書籍Best10冊」として発表します。
ビジネスリーダーの興味関心がラインアップに反映
『TOPPOINT』購読者の6割以上がマネジメント層、約半数が経営者層だといいます。上位の書籍は社会情勢や組織運営の内容が多く、ビジネスリーダーとしての問題意識を反映したラインアップであることがわかりました。
今年、最も多く読まれた書籍は、ヌリエル・ルービニの『MEGATHREATS 世界経済を破滅させる10の巨大な脅威』です。金融・財政の緩和に過剰債務が重なった現在から予測する、2007年の世界金融危機を描いた1冊になります。
また、『BCGが読む経営の論点2023』(5位)や『リデザイン・ワーク 新しい働き方』(6位)、『ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由』(10位)など、組織運営にかかわる書籍も選ばれました。
アフターコロナ時代の到来により、さまざまな企業がオフィス回帰へ向かいつつあります。改めて職場環境や組織制度が見直されるようになったことが、このようなラインアップを形成したといえるでしょう。
概要
「2023年最も多く閲覧された書籍Best10冊」
HP:https://www.toppoint.jp/library/pickup/feature-best10-2023
ランキング:
1位 『MEGATHREATS(メガスレット) 世界経済を破滅させる10の巨大な脅威』ヌリエル・ルービニ 著/日経BP・日本経済新聞出版
2位 『人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法』アーサー・C・ブルックス 著/SBクリエイティブ
3位 『2040年の日本』野口悠紀雄 著/幻冬舎(幻冬舎新書)
4位 『この一冊でわかる世界経済の新常識2023』熊谷亮丸 監修、大和総研 編著/日経BP
5位 『BCGが読む経営の論点2023』ボストン コンサルティング グループ 編/日経BP
6位 『リデザイン・ワーク 新しい働き方』リンダ・グラットン 著/東洋経済新報社
7位 『解像度を上げる 曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法』馬田隆明 著/英治出版
8位 『4段階で実現する 心理的安全性』ティモシー・R・クラーク 著/日経BP
9位 『半導体戦争 ――世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』クリス・ミラー 著/ダイヤモンド社
10位 『ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由』古屋星斗 著/中央公論新社(中公新書ラクレ)
〈参照〉
2023年、最も多く読まれたビジネス書は? 新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』が、WEBサイトの“年間閲覧数ベスト10”を発表!
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