新社会人になり、仕事でメールを使う機会が一気に増えた若手ビジネスパーソンも多いでしょう。一方で、心配なのが「誤送信」。送るつもりのなかった人に送ってしまったり、BCCとCCを間違えてしまったり…ヒヤッとする場面もあるのではないでしょうか?
サイバーソリューションズ株式会社は、従業員数300人以上の企業の経営者・会社員300人を対象に、ビジネスメールの誤送信と対応の実態調査を実施。6月6日(月)にその結果を公開しました。
ビジネスメールのやり取りにおいて、どのようなミスや危険が潜んでいるのかが明らかに。今後の対策の参考にしてみてはいかがでしょうか。
「上司に報告する」と回答した人はわずか22.9%
誤送信を経験したことがある人に「誤送信をした時にどのような対応をしたか」を問うと、「誤送信先に謝罪メールをする」が83%とトップに。次いで「誤送信先に電話する」が48%となりました。まずは先方へメールか電話で謝罪することが基本であることがわかります。
一方で「上司に報告する」と回答した人はわずか22.9%でした。そのため、会社として誤送信を把握できていないケースが多いことが推測されます。
「確かに、先輩や上司に報告まではしていなかった…」と心当たりのある人もいるのではないでしょうか。
20代は他の世代よりも低い結果に
「上司に報告した」と回答した人の内訳をみてみると、20代は8.3%のみ。他の世代よりも低い結果となりました。
同社はこの調査結果を受け、「企業として、事前にミスが起きない仕組み作り、または現状のセキュリティ対策の見直しが必要と言える」とコメント。
社内での仕組みづくりに加えて、社員としても「誰でも誤送信をしてしまう可能性はある」と自覚したうえで、実際に誤送信してしまった際にどうすべきか、改めて考える必要がありそうですね。
ビジネスメールを使い始めた新社会人に
ビジネスメールの誤送信は、会社としての信用を失ってしまったり、会社のブランドに打撃を与えてしまったり、大きな影響をもたらすことも大いにに考えられます。
これから長く付き合っていくことになるであろうビジネスメール。誤送信を防ぐ仕組みはもちろんのこと、日頃から「誤送信してしまったらまず謝罪」「上司へ報告」「再発防止の取り組み」などに意識して取り組みたいですね。
【調査概要】
調査対象:全国、従業員数300人以上の企業に勤務する経営者及び会社員
調査方法:インターネット調査
有効回答数:300人
実施期間:2021年12月13日~2021年12月14日
※調査結果の詳細についてはプレスリリースをご確認ください。
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