コロナ禍で働き方が変化し、それに伴い新たな職種が生まれたりと、さまざまなキャリアの可能性が誕生している現在。一方、いろいろなキャリアが開かれ始めたからこそ、「今の仕事を続けてもいいのか」「別の道を模索したほうがいいのではないか」とキャリアの方向性に迷う若手ビジネスパーソンも増えているのではないでしょうか。
株式会社リンクアンドモチベーションは、「主観的な『キャリア充足度』と役職や年収との関係性」に関する調査を実施。その結果を公表しています。
「キャリア充足度」と「年収や役職」の関係性
今のキャリアに不安を持つビジネスパーソンが多くいる一方で、キャリアに満足している人にはどのような傾向があるのでしょうか。
同調査では、「キャリア充足度」と、客観的なキャリア指標となる「年収や役職」の関係性を精査。すると、「キャリア充足度」が高い人は総じて「年収や役職」も高いことが分かりました。
「キャリア充足度」の低い人に見られる傾向
では、「キャリア充足度」の低い人にはどのような傾向があるのでしょうか。そこで各役職別に「キャリア充足度」を調査。調査結果によると、他役職に比べ「責任範囲の小さい」中堅社員は、「キャリア充足度」が低いことが判明しました。
つまり、満足したキャリアを歩むためには責任の範囲が大きく、やりがいのある仕事を持てるか否かが大切になってきそうですよね。現在キャリアに不安を抱える人は、責任のある仕事を得て充足度を高めるために、スキルアップや他のキャリアも検討していくことで自身の能力向上を図ってみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
調査対象:企業全5社の従業員
調査方法:適性検査「BRIDGE-C」の実施
調査期間:2021年9月~2021年11月
有効回答数:3913人
その他調査結果について詳しくは、プレスリリースでご確認ください。
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