HOMEビジネス 昨年のビジネス傾向から見えた、5つの気になるワードとは?「ビジネス相談案件5選」発表|フロンティア調べ

昨年のビジネス傾向から見えた、5つの気になるワードとは?「ビジネス相談案件5選」発表|フロンティア調べ

佐藤優子

2022/01/26(最終更新日:2022/01/26)


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イメージ画像:photo AC

目次
+注目したい5つのワード                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    
+2020・2021・2021年の総括
+仕事に活かせるヒントが発見できる

「Webマーケティングに本腰を入れなければ」「バーチャル展示会に切り替えよう」ウィズコロナ時代の生き残りをかけ、各社奮闘中のいま。今後のビジネスの戦略を立てるためにも、実際に取られている施策や企業動向について、信頼できる情報が知りたいですよね。

ビジネスマッチングサービス「Ready Crew(レディくる)」を運営するフロンティア株式会社は、2021年1月1日~11月30日までに寄せられた案件相談を対象として、年間データから注目のワード5つを選出して分析。1月24日(月)に公開しました。

注目したい5つのワード                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

同社は、今回の調査で特に多かったもの注目したいものとして「WEB」「映像」「システム」「デザイン」「イベント」という5つのワードを選択。

そこから2021年の振り返りと、2022年の予測を分析しています。

【WEB】

案件:「コーポレートサイトのリニューアル」、「ECサイト」、「webマーケティング」

コロナ禍を機に「コーポレートサイトのリニューアル」で古い情報を見直すと共に、デザインの刷新を検討。また、実店舗による販売がふるわないことから「ECサイト」による売り上げ拡大や販路拡大を狙いたい。そのためにも「webマーケティング」に注力したく、戦略から実行まで伴走してくれるパートナーを探している企業が多かったようです。

【映像】

案件:「企業紹介映像」、「商品・サービス映像」、「社内向け映像」

「企業紹介映像」をコーポレートサイトに掲載することで、企業としての強みをわかりやすく発信したい。また「商品・サービス」を映像としてコンテンツ化してオンライン商談やウェビナーにも活用したい。「社内向け映像」を用いてインナーブランディングを強化したい。このようなニーズも目立っていたそうです。

【システム】

案件:「DX推進」、「CRMツールの開発・導入」、「ITサポート・セキュリティ」

コロナの影響により、会社として「DX」による業務効率化に取り組む重要度が上がった。また、オンラインでの新規顧客・見込客が増加したことから、「CRMツール」で顧客データの管理を強化してナーチャリングにも注力したい。リモートワークが増えたことから、「「ITサポート・セキュリティ」面を強化していきたい。こういった声も多く見受けられたといいます。

 【デザイン】

案件:「リブランディング」、「会社案内兼営業パンフレット」、「社内報」

コロナを機にサービスパッケージやロゴを一新して「リブランディング」したい。新規開拓をするため新たに「会社案内兼営業パンフレット」が必要になった。リモートワーク中心なので「社内報」で部署間の動きを見える化してインナーコミュニケーションを強化したい。このようなデザイン系の相談も数が多かったそうです。

【イベント】

案件:「バーチャル展示会」、「ハイブリット展示会」、「イベント施策」

コロナ禍で展示会での新規顧客獲得が出来なくなり、代替え手段として「バーチャル展示会」を検討したい。また、オンライン・オフライン両方の「ハイブリット展示会」を検討している。昨今の情勢に合わせたオフラインイベントを開催したいので「イベント施策」を考えたい。コロナ禍により気軽に「人を集める」ことができなくなったことで、新たなニーズが生まれていたようです。

2020・2021・2021年の総括

同社では以上のことから、オフラインの代替手段としてオンラインが注目された2020年、代替手段でしかなかったオンラインが主流となった2021年が見えてきたそうです。

また、これにともないコロナ禍で効果的に施策を行っていくために、コンテンツマーケティングやオウンドメディアのニーズが高まったのだとしています。

それらを踏まえ、DX化が進んで「オン」と「オフ」の融合したOMO(Online Merges with Offline)を主流とする2022年となっていくことが予想されるとのこと。

仕事に活かせるヒントが発見できる

「ビジネスの相談案件」がわかると、それにまつわる様々な課題やトレンドが見えてくるもの。

自分の仕事と照らし合わせながら、ぜひチェックしてみてくださいね。

詳しい調査結果はプレスリリースをご確認ください。

【調査概要】

対象期間:2021年1月1日~11月30日
集計方法:「Ready Crew」に寄せられた案件相談の中からワードを抽出
発表項目:業界・業種分析、注目ワード、2021年の傾向、2022年の予測

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