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あなたの才能、あなた自身が潰しているかも?!思い込みが生み出すネガティブサイクル「落伍者症候群」

Rio

2014/10/01(最終更新日:2014/10/01)


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 すぐそこにゴールが見えているのに、自分でも考えられないようなケアレスミスで仕事のチャンスを台無しにしてしまった、なんて経験ありませんか?”自分はなんて本番に弱いんだろう”と自己嫌悪に陥ることもあるのでは?もしかしたらそれは、「落伍者症候群」の可能性も。

 では、この聞き慣れない言葉「落伍者症候群」とは一体どのようなものなのでしょうか?

落伍者症候群とは?

 落伍者症候群とは、成功を目前にしながら、無意識にわざわざ自らを危険な状況に追いやるようなミスをしてしまうことです。その最大の特徴は”無意識”にやってしまうということ。自分でもなぜこんなことをしたのかわからないという場合には、落伍者症候群の可能性が高いです。

 例えば、大切なプレゼンの当日にプレゼンの資料を忘れるといった致命的なミス。いつもなら絶対に忘れないよう、準備をしておきますよね。また、普段は仕事の出来る有能な人だと思われているのに、昇進の時期直前で重要な書類を忘れるといったミスをしてしまう人も同じです。普段なら重要な書類とわかっているのだから、絶対に忘れないように最初に確認するものですよね。

 このように、普段なら絶対におかさないようなミスを、大事な局面で無意識的におかしてしまうのが落伍者症候群の特徴です。

あなたのそのミスは思い込みのせいかも...?

 落伍者症候群の人の心理には”自分には成し遂げられるわけがない”という感情が無意識に存在しているようです。そのため、自分で自分を信じることが出来ず、自分の才能を自分で潰してしまっているのです。

 この心理の裏には、幼少期のトラウマが大きく影響していると言われています。幼少期に親や先生、友達などから「何も出来ないダメな人間」と言われ続けて育ったことで、無意識のうちに”自分は何も出来ないダメな人間なんだ”と思い込んでしまう。その結果、いつも心のどこかで自分を認めきれず、ネガティブな感情がループしてしまうのです。

思考は現実化する

 成功哲学の祖として世界的に有名な、かのナポレオン・ヒルが言うように、良くも悪くも思考は現実化します。と言うのも、それは自分の中の”大前提”が現実化しているからです。

 意識していなくても、「自分は成功をおさめる価値のない人間」だという大前提を持っていれば、その教えのもとに様々な失敗が起きてしまいます。よって、その大前提を自分で変えない限り、他人を責めても状況を悔やんでも、現実は変わりません。逆に、意識的に「自分は成功をおさめるに値する人間だ」という大前提を持つことで、その大前提のもとに様々な成功が起きてくるのです。


 才能があるにもかかわらず、自分で自分の才能を潰してチャンスを逃してしまうのは非常にもったいないです。もし、自分は大事なところでいつもミスしてしまうと感じているなら、あなたの思考の大前提は、もしかしたらネガティブなものになっているのかもしれません。あなたを変えられるのはあなただけ。心当たりのある方は、一度自分の潜在意識を見つめ直してみてはいかがでしょうか?

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