HOMEビジネス 企業が新卒採用活動にかける予算の金額と内訳

企業が新卒採用活動にかける予算の金額と内訳

Tobayashi

2014/03/18(最終更新日:2014/03/18)


このエントリーをはてなブックマークに追加

企業が新卒採用活動にかける予算の金額と内訳 1番目の画像

 採用担当者が常に頭の中で考えている事のほとんどが、新卒採用についてです。どのような人材を採用しようかと悩みますが、同時に頭を抱えてしまう事が予算についてです。

 企業説明会の会場をどこにするのか、またインターネットのページに掲載するための予算はどのぐらいかかるのかなどを計算しなければなりません。そこで今回、企業が新卒採用に掛ける予算の金額をご説明します。

会場やウェブサイトへの掲載に掛かる費用

 まずは説明会の会場を借りる費用とウェブサイトへの掲載に掛かる費用です。説明会の会場についてですが、場所によって大きく異なります。例えば都市部で説明会を開催する場合、2日間で平均150万円掛かりますし、会場内でも人通りが多い所に企業スペースを構えるとプラスで50万円から70万円の費用が掛かります。また企業スペースを拡張しようものならプラスで45万円が掛かってきます。

 地方の場合ですと半額かそれ以下に予算を抑える事ができますが、人材を集客したい場合にはどうしても都市部の方が集まりやすくなります。状況によって説明会を開催した方が良いでしょう。

 次にウェブサイトへの掲載です。大手求人サイトと呼ばれている所に掲載をすると2週間、1ヶ月単位で値段が異なります。2週間であれば120万円から150万円は見ておきましょう。また1社だけでないと思いますので、2社、3社になると最大450万円以上の費用が掛かってしまいます。

新卒1人あたりに掛かる費用

 次に新卒1人あたりに掛かる費用についてご説明します。新卒を採用する場合、人材を多く採用すればするほど人材コストは安く収まります。例えば先に紹介した求人サイトンに登録しておき、目安の採用人数を伝えると金額を安く抑える事ができます。10人から20人を採用したいと言った場合だと、1人当たり約45万円となるので安くコストを抑える事が出来ます。

 しかし、1人や2人の採用ですと70万円から80万円のコストがかかってしまう恐れがあります。大企業であれば大量採用を行うのでコストを安く抑える事ができますが、中小企業にとってみれば厳しいところだと思います。

 この他にも雑費や人件費などのコストは掛かってきますので、採用活動には大きな費用がかかるということが分かります。当然のことながら、採用活動を行う際は費用対効果を考えじっくりと検討する必要があります。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード