事故や損害、損失を未然に防ぐために組織内におけるコミュニケーションは重要ですが、実際のところなかなかスムーズにはいかないこともあると思います。コミュニケーションを阻害する要因としては様々なことがありますが、その阻害要因をあらかじめ把握し、綿密に対策を立てておくことで回避することはできます。
連絡を一方通行にしない
連絡事項を伝える際に、相手側にメッセージを残してそのままにするというケースはないでしょうか。相手側がそのメッセージを受け取ったか否かの確認は、必ずしておかなければなりません。相手が不在の場合にメッセージを残す際には、その返事を必ずしてもらうこと、一定期間を設けて再度伝達することをシステムとして作っておくことをおすすめします。
一度に多くの情報を盛り込まない
直接の対話において何かしらの情報を伝える時には、相手側の立場に立つことが必要です。つまり、自分が話を聞く場合に困るようなことは避けなければなりません。よくあるケースが、一度に沢山のことを話しすぎて、細部において重要なポイントが相手に伝わらずに終わるということです。特に電話でのやりとりの場合、相手の顔が見えないので、自分の話を理解できているのかどうかが表情から読み取ることができずについ一気に話を進めてしまいがちになります。適度に一呼吸おくようにして、余裕のある情報伝達をするよう意識しましょう。
意見の対立を恐れて自分の意見を言わずに終わる
組織で働く以上、メンバーとの対立は避けたいものです。しかし、自分の意見をとことん押し通す人もいるし、言い合いになるのを避けるために意見を出すのをためらう人もいるでしょう。そういった場合は、全員が一定の発言を平等にできる時間を作ることをおすすめします。全てのメンバーに同等の発言権を与えることで、突っ走る人も自重し過ぎている人も同じように意見を言うことができます。
以上のことを気をつけて、組織のコミュニケーションを進めていけば悪い結果にはならないと思います。是非意識してみてください。
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