ビジネスを進めるためには会議が重要です。どのような検討課題を考える場合でも、会議でメンバーの合意形成ができなければ、課題解決に向けて行動することはできませんし、より良いアイデアを見出して効率を改善することもできません。
会議の質を高めるのに効果的なのが、「ディスカッションテーブル」の導入です。今回は、会議に「ディスカッションテーブル」の導入することのメリットについて解説します。
メンバーが輪になって会議ができる
ディスカッションテーブルとは、大型モニターと一体になったディスカッション用のテーブルのことです。従来のデスクとは異なり、天板にタッチスクリーンを埋め込んだハイテクテーブルであり、参加者は会議中スクリーンを活用しながら活発な議論を行います。
従来型の会議では、司会者や提案者が前方のホワイトボードの前に立ってメンバーに話をするスタイルが一般的でした。このスタイルで会議をする場合、「提案者vsメンバー全員」という構図が出来上がってしまい、必ずしもすべての参加者が平等に会議に参加している形にはなりません。前方に立つ一人に、メンバー全員からの質問や意見が集中してしまい、一人対多数という歪な構造で会議が進んでしまう、という構造的な問題を抱えていたのです。
そんな問題を解決してくれるのが、ディスカッションテーブルの存在です。ディスカッションテーブルには、タッチスクリーンが埋め込まれているため、提案者はわざわざ前に出なくても最初に座った座席のまま、発表や説明を行うことができます。
メンバー全員が輪になったまま会議を進めることができるので、「提案者vsメンバー全員」という構図にならず、メンバー全員が活発に意見交換を行うことができるでしょう。
カンファレンスに便利
会議では、何か新製品などを発表する機会もよくあります。そのような場合、参考資料を提示するのが効果的なのですが、モニターの設置やスライド・動画のセットなどの準備には意外と手間取るものです。
ディスカッションテーブルには動画や画像の再生機能が備えられているため、パソコンで作成した資料を、そのまま提示することが可能です。ディスカッションテーブルは、いわば巨大なタブレットパソコンが埋め込まれたテーブルですから、インターネットにも対応しています。会議中に分からないことがあれば、即座に検索することができるので、より効率の良い会議が行えるでしょう。
簡単操作でサンプル作成
ディスカッションテーブルは、タッチ操作で簡単に操作できるので、会議中に生まれたアイデアを生かしてちょっとしたサンプルを作成することが可能です。タッチペンを使用すれば、イラストのラフスケッチやデザイン案などを簡単に作成できるため、より具体的に課題を検討することができるでしょう。
以上、会議に「ディスカッションテーブル」の導入することのメリットについて紹介してきました。ディスカッションテーブルを活用することで、停滞しがちな会議を活性化し、より質の高い議論ができるようになります。
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