目の前に仕事が山積みで、片づけなければならないと分かっているのに、締め切りまでまだ時間があるから…、とついつい仕事を後回しにしてしまうことはないでしょうか。仕事を後回しにしてしまう多くの理由は、目の前の仕事が苦痛だからと感じるからです。そこで今回は、仕事を後回ししてしまう人の心理的要因について紹介していきます。
仕事が苦痛だと感じる理由
仕事を効率よく片付けていくには、優先順位をつけ、順位の高いものから片付けていくことが大切です。仕事に費やせる時間は限られており、その中でやりくりしながら片付けていかなければならないので、仕事を後回しにしてしまうのには理由があります。それは、その仕事を苦痛だと感じているのです。
後回しにする6パターン
苦手な仕事を前にして、問題の先送りをしてしまう人には6つのタイプがあります。
1. 完璧主義タイプ
仕事は100%完璧でなければならない「完璧主義タイプ」だと、苦手なものでも完璧にしなくてはならず、大仕事になってしまうのでついつい後回しにしてしまうのです。
2. 効率主義タイプ
無駄なことはしたくない「効率主義タイプ」だと、無駄な作業が多そうな仕事はしたくない気持ちが働いてしまうのです。
3. 心配性タイプ
仕上げた仕事に対して、人から文句を言われたくない「心配性」タイプの人は、一つ一つの作業に確認が入るので仕事に対する心理的ハードルが高くなります。
4. 白昼夢タイプ
「白昼夢タイプ」は、頭の中で段取りを組んでシミュレーションをすることで、達成感を得てしまい、実際に手を動かすまでには至りません。
5. 自分探しタイプ
「自分探しタイプ」は成功するために、自分に合ったことをしたいと考えています。何かひとつを選択するということは、他を選択しないことと言えますが、その「何かひとつ」に決めてしまうことを恐れます。そのため、何かを始めようとするとすぐに目移りしてしまい、結局、何も始めることができないのです。
6. リスクテイカータイプ
「リスクテイカータイプ」はデッドライン直前まで、仕事をやらないことが快感に感じているだけです。
仕事を後回しにする心理的要因は、仕事に対する心理的ハードルの高さが、起因しています。その仕事の心理的ハードルの種類は大きく6種類に分けられますが、一人の人間がどれか一つだけのタイプに当てはまるというのではなく、仕事内容によって異なるのです。仕事を後回しにすると仕事に取り組める時間も少なくなり、質も落ちてしまうことから良いことは何もありません。
仕事を後回しにしたくなる心理的ハードルがどこにあるのか突き止めて、ハードルを下げるところから始めることが大切でしょう。
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