仕事をする上で持っておきたいのが「仕事のモットー」です。モットーとは、行動や選択の基準や指針となる事柄を指す言葉であり、仕事のモットーという言葉は仕事をする上での基本指針ということになります。
仕事のモットーを持つことで決断力や判断力を強化することが可能になり、より良い仕事をしていくことができるでしょう。自分を高めながら仕事の質を高めていくことができるため、すべてにおいて仕事を良い方向に向かわせることができます。今回は、仕事のモットーを持つことでのメリットを紹介します。
判断基準が生まれる
仕事をしていると、判断に悩む問題に直面することがあります。仕事で迫られる選択というものは、一方が正解で一方が間違いというものではありません。選択肢のどちらを選んでも利益につながることもあれば、何を選んでも損失を被ることを免れないようなこともあります。判断に悩む問題に直面した場合、判断基準として機能するのがモットーです。
モットーとは行動を指し示す指針であり、行動の基準となる心構えです。判断に悩んだときはモットーに従って判断をすれば、判断に頭を悩ませることなくスムーズに決断することができます。企業利益をモットーにしていれば、利益を最大化する選択肢を選ぶことになりますし、顧客の利益を優先することをモットーにしていれば、たとえ企業利益が減少したとしても顧客の利益が大きくなるような選択肢を選ぶことになるでしょう。
モットーを持つことで、判断基準を外部に設けることが可能になり、判断にかける時間を短縮すると同時に決断によって、発生するプレッシャーやストレスを軽減する効果も期待できます。
モチベーションをアップさせる
仕事に対して前向きな姿勢と高いモチベーションを保つためには、仕事のやりがいが必要です。やりがいとモットーは密接な関係にあります。モットーが行動指針である以上、仕事をどのような方向に導いていきたいのか、という潜在的な欲求を満たしたものがモットーになります。
モットーは自分の仕事に対する基本的な考え方を示すものであり、モットーに従って行動することで、やる気やモチベーションを引き出しながら仕事をしていくことができるでしょう。モットーが魅力あるものであれば、モットーに従って行う仕事もまた魅力的なものになります。モットーは仕事を導く先導役となる存在でもあるので、モットーに従って仕事を進めていくことがモチベーションのアップにつながるのです。
仕事に一貫性を持たせる
仕事に対する姿勢が定まらず、毎回ばらばらの方向性で仕事をしているようでは、いつまでたっても周囲から理解されず、信用を得ることもできません。モットーを持つことで行動に一貫性が生まれ、仕事に対する基本姿勢を固めることができるでしょう。
仕事に対するブレない姿勢は周囲の信頼につながり、安定した仕事をしていくための基盤づくりに役立ちます。
モットーを持つことで仕事に対する意識が明確になり、より質の高い仕事ができるようになります。モットーが魅力あるものであれば、仕事の魅力も上がることでしょう。
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