社員旅行の幹事を任された人は「どんなプランがいいだろうか?」と考え、悩むことが多いでしょう。ただの観光旅行でも、「親睦」という目的にはかなっていますが、幹事になった以上、「より有意義な社員旅行」をプランニングしたいもの。そこで、ここでは、「全員参加」をメインテーマにした、おすすめのプランを3つ紹介します。
1. 「体験型」プラン
社員全員が参加できる旅行プランとしては、まず「体験型」が考えられます。「蕎麦打ち体験」や「紙漉き体験」などが代表的な例でしょう。そのほかにも、陶磁器制作やクラフト制作、ガラス製品などなど。今は各地でさまざまな「体験型プラン」が用意されています。そうしたプランを利用すれば、社員旅行の参加者全員が、同じことを行い、和気藹々と時を過ごすことができるのです。
上司も部下も一緒になって、同じ「初心者」として体験をし、同じ時間を過ごす。そのことによって、普段はありえないコミュニケーションも生まれます。人間同士の関係も深まるでしょう。それこそ、社員旅行の目的であるわけです。
2. アクティブな「全員参加」プラン
よりアクティブな、全員参加型プランもあります。たとえば、牧場の乗馬体験。上司も部下も、その垣根を越えて乗馬を経験する、というのはどうでしょうか。普段、上司から注意されてばかりいる新入社員が意外に「勘」がよく、最初から上手に馬を乗りこなす、ということもあるでしょう。
逆に上司がうまく乗れず、「馬にウマく乗れない」とオヤジギャグを口にして、部下が顔をしかめる、というシーンがあるかもしれません。それもこれも含めて、「社員旅行ならでは」のシーンなのです。
3. 定番の「バーベキュー」は、やはり鉄板
全員参加型の社員旅行で「鉄板」なのは、やはりバーベキューです。今は、事前に申し込めば、すべての用意、準備をしてくれるバーベキュー場も珍しくありません。そうしたバーベキュー場を利用すれば、事前の準備は簡単になります。そうでなくても、「食」がテーマになると、人間は真剣になるもの。社員旅行参加者の意識は自然に高まります。事前の準備で、社員旅行に参加するモチベーションは高まるでしょう。
おすすめしたいのは、複数の班に分ける場合、その班のメンバーは当日「くじ引き」で決めること。くじ引きの結果、たとえば「上司と新人が同じ班になる」ということで、「親睦」の目的が達成しやすくなるのです。ふだんコミュニケーションをあまり取らない人と話をする機会を設けるのが、実は社員旅行の大きな目的なのです。
ありがちな社員旅行は、たとえば「男性陣はゴルフ、女性陣はテーマパーク、年長のスタッフは観光」といった、「分散型」です。それでは社員旅行を行う意味はありません。あくまでも「全員参加」にこだわったプランニングをおすすめします。
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