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不要な人間関係を捨てればサッパリ!職場での「断捨離」の基準

Takeshi Sugiuchi

2014/05/09(最終更新日:2014/05/09)


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by Wolfgang Staudt
 仕事の場では密接な人間関係が求められることも少なくありません。とはいっても、そのせいでストレスがたまりすぎているのなら一度人間関係を整理してみるのも一つの手です。そこで有効なのが人間関係での「断捨離」です。不要な人間関係を断つことでスッキリします。しかし、職場での人間関係はそんなに簡単に切っていいものではありません。ここでは、職場の人間関係の断捨離の基準を3つの段階に分けて紹介します。

「断」の基準は自分に害を与えてくる相手

 人間関係の断捨離の中でも最も重いのが、人間関係を断つことになる「断」です。人間関係を断つということは、積極的にかかわらないというだけではありません。接触事態を避け、自分の仕事からその人を排除することなのです。非常に重要な決断になるので、判断は慎重に行わなくてはいけません。

 積極的に人間関係を絶たなければいけないケースというのは、その人との人間関係が自分に害を及ぼすようなケースです。仕事の手柄を横取りする、仕事を妨害してくる、悪いうわさを流す、お金を借りようとしつこく迫ってくる等、あなたにとって大きな害になる行動をとる人間との関係は、積極的に立つべきです。

 相手の行動の証拠を集め、上司や同僚に示すことができれば人間関係を断つことは難しくはありません。会社から処分が下ることもありますし、居づらくなって相手が会社を辞めることもあり得ます。

 最終手段として、自分が会社を辞めてしまうという方法もあります。一害となる人間と一緒に働いていてもいいことなどありません。重大な決断が新たな道を開くこともあります。

「捨」の基準はなれ合いの関係

「捨」の基準の基準は、なれ合いで付き合っているような人間関係かどうか、という点です。仕事とほとんど関係のないゴルフに付き合わされたり、会社の付き合いだからといって行きたくもない飲み会に連れていかれたり。このような人間関係が、捨てるべき人間関係です。

 これらの人間関係の多くは、自分が思っているほど相手は意識していません。一度捨ててしまっても再び拾い上げるチャンスは出てきます。あまり深く悩まずに、気軽にどんどん捨ててしまいましょう。

「離」の基準は将来マイナス要因になるかどうか

 「離」の基準は、将来自分にとってマイナスになりそうな人間関係かどうかです。現時点では問題なく付き合っていても、将来自分にとってマイナスの影響を及ぼしそうな人からは、少しずつ距離をおいでそっと離れましょう。

 いきなり人間関係を断ってしまうと、相手に落ち度が無いのに強硬な手段に出たとして、あなたの評判にキズが付く恐れがあります。本人にも周囲にも気づかれないように、少しずつそっと距離を置いていくのがコツです。


 いかがでしょうか。好きでない人との関係も、このように度合いに分けて離れていけば無理なく人間関係をリフレッシュできます。どうせ働くなら嫌いな人が少ない職場で働いた方が仕事の効率も上がりますし、余計なストレスも感じなくなります。3つの段階を有効に見極めて、ストレスフリーな働きを目指しましょう。

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