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【あいつはやればできるのに…】仕事が覚えられない部下に対する人間関係の築き方

ichiba hideki

2014/05/01(最終更新日:2014/05/01)


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by d'n'c
 仕事がなかなか覚えられない部下に対しては、あまり良い感情は持ちにくいものです。普段色々と教えていることだと思いますが、それを聞き流すかのごとく忘れているのを見ると、あまりにその指導を軽んじているように感じてしまうからです。もちろん本人はそんな意識はないのでしょうが、そんな部下と良い人間関係を築くためには工夫が必要になるかもしれません。そのための心がけとはどのようなものがあるのでしょうか。

仕事が覚えられないことと人間性は別に考える

 人の気になる部分があると、そのイメージでその人を見てしまいがちになってしまいます。折角教えているのにその気持ちをむげにされているように捉えてしまうと、なかなか良いイメージは持てません。その部下にも良い部分は色々とあるはずです。その点に焦点を当てるようなことが大切です。

仕事を覚えられないのは人間性とは関係ないと知る

 仕事を覚えられるか否かというのは、ただ単に覚え方を知る、知らないの問題です。覚え方を知らない部下にいくら懸命に教えようとしても、それは無理というもので、まずはその仕事の覚え方から教えることが必要になるのです。

 そのためにも部下と良い人間関係を築くことを先に考えることが大切です。部下も人間であり、自分に対して良く思っていない上司の言うことを、素直に聞くことは中々できないでしょう。話をちゃんと聞いてもらうために、まずは自分から部下に歩み寄るように心がけましょう。

真剣に仕事を教える

 仕事の覚え方も、そして仕事自体も部下に教える時は真剣にということが大事です。いつものようにどうせ、教えても覚えてはくれないのではないかという気持ちがあると、それは部下に伝わります。逆に常に真剣に仕事を教え続けていれば、その気持ちは伝わるものです。

 そして、部下自身も覚えが悪いことは自覚しているはずですから、それを真剣に変えようとしてくれていると感じれば、自ら前向きに取り組み始めることでしょう。故に、お互いの人間関係が重要になるということです。


 このように、単に仕事の覚えが悪い部下に対して人間関係を悪くしたくはないという意味合いで築くだけのものではなく、その結果仕事の覚えが良くなっていくということに繋がっていくことになります。

 上司と部下であっても信頼関係が大切です。それによって、上司の情熱に何とか応えようとして、部下も努力するようになります。その仕事の覚え方さえ身につけば、あとは部下自身でどんどん仕事を覚え始め、立派に仕事をするようになるでしょう。

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