アイデアを広げるという意味で似ているマインドマップとブレインストーミングですが、比較してみると大きな違いがあることがわかります。ここでは、マインドマップとブレインストーミングの違いについて紹介していきたいと思います。
目的の違い
ブレインストーミングの目的は明確です。大勢の人の力を合わせて、ある議題に対するアイデアをとにかく沢山出すということです。それに対してマインドマップの場合は、目的はひとつではありません。たとえば、自分の思考を整理するためだったり、発想力を広げるためだったりと様々です。アイデア単体に用いるブレインストーミングと違い、マインドマップは様々な用途で用いられることがわかるでしょう。
メリットの違い
ブレインストーミングの場合、1人では限界のあるアイデア出しを複数の人で行うことで、相互作用やアイデア同士の融合などの効果を得ることが出来ます。それに対してマインドマップの場合も、複数の人でアイデアを出し合うという点ではブレインストーミングと同じ効果が期待できますが、キーワードから枝分かれしたり他のキーワードと結合したりと、発想そのものに対しての刺激を与えられるツールとしての利点があります。ブレインストーミングが外向きの思考を高めるのに対し、マインドマップが内向きに思考を高めるメリットがあるといえるのではないでしょうか。
ここでは、マインドマップとブレインストーミングの違いについて紹介しました。しっかりと違いを押さえることで、自分の思考の作用がわかり、どちらを用いるのかもわかるでしょう。
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