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良いマネジメントをするために部下を評価する時に適切な評価指標

Tobayashi

2014/03/19(最終更新日:2014/03/19)


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 マネジメントとは、様々な資源や資産・リスクなどを管理することで、効果を最大化する手法の事を言います。主にビジネスにおいて、資源や資産のリスクを管理することで経営上の効果を最適化することができます。 

 マネジメントの対象となるものは、「人」「物」「金」「情報」の4つです。ここではその中でも「人」のマネジメントについてお話していきます。 

メンバーのマネジメントについて 

 企業活動において、人は最も重要な経営資源です。しかし、人は物や金や情報などとは違い、最も扱いにくい要素とも言う事ができます。 

 20世紀初頭までは経営管理論に関して言えば、生産面を重視した理論であったため、人的資源への配慮は殆ど見られませんでした。しかし、そのような経営管理論に対する批判から、人間の心理面や行動面を重視した理論が生まれ、現在のメンタルヘルス・マネジメントなど、多様な理論の基礎ともなっています。 

人事マネジメントにおける評価指数

 人材マネジメントにおいては、長期的な視点が必要になります。売り上げや利益等で判断するのは短絡的指標での判断であり、それはもちろん必要になりますが、顧客満足度やリピート率などの業績に先駆け動く先行指標を含めて、バランス良い評価が必要です。 

 評価指数の基準として数値化という事が行われる事が多々ありますが、客観化されているという事が重要ではなく、十分な情報に基づいて必要な時に必要な事をコミュニケーションすることができるという納得性が求められます。

 例えばスターバックスにおいては、日本の全店舗で月に1回覆面調査を行っています。訂正評価を行うため、調査員はトレーニングを受けた上で60もの項目においてチェックを行います。このチェック項目は、このようにするとお客様の満足度が上昇し、リピーター率が増えると言う仮説に基づき定義付けされています。売り上げだけでなく、先行指数も組み入れ、店長のボーナスの3分の1が先行指標で決定します。評価自体が従業員に対するメッセージにもなっており、従業員のスキルを更に延ばしていくことが可能になると言う、良い人事マネジメントの方法の一つです。 

 また、他の企業でも人材マネジメントを積極的に取り入れています。評価指数を定めて単に数値で換算する売上げ主義の時代は終わり、顧客満足度向上を目指した人材マネジメントの方法が、これからの時代のマネジメント方法です。新しいやり方を積極的に取り入れ、企業を発展させる事がこれからの時代を生き抜いていく事に繋がります。

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