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自分の内に秘めている向上心を面接の自己PRで表現する方法

Tobayashi

2014/03/06(最終更新日:2014/03/06)


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 自分の希望の会社に入社することは一つの目標でもあり、人生の大きな区切りでもあります。学生から社会人になる際、また社会人になった後に新天地を求める際の就職・転職の活動で最も重要な壁となるのは面接でしょう。この面接準備のために多くの人が、多くの時間を割き、頭を悩ませることだろうと思います。さらに、企業が採用に値すると感じるまでにはいくつものステップがあり、そこを全て乗り越えて晴れて就職という区切りを迎えることができます。

 このステップの最初に多くの人を悩ませる自己PRがあります。言うまでもなく自己PRは自身の第一印象を決定づける非常に重要な通過点ですので、ぜひ失敗しないように準備したいものです。そこで今回は、向上心を面接の自己PRで表現する方法についてご紹介していきます。

自身の未来の目標を明確に打ち出す

 向上心とは、現在の状態に満足せず、より優れたものを目指して努力する心持ちのことです。普段の生活の中で自分自身で限界を決めつけず高い目標を持って日々努力している人は、自身の過去についても明確に語ることができます。

 より高いところを目指すには1年後、3年後、5年後…と自分が歩む道をイメージすることが大切です。それさえ出来ていれば、いつでも自身の自己PRをすることが可能になります。自身の未来をイメージし、それを具体化するための方法をしっかりと打ち出せる人材は、過去においても同じような経験をしてきていることが多く、一際の具体性を持って伝えることができます。また、企業の未来に対しても同じように取り組むことが出来ると面接官は感じます。

 それこそがまさに、向上心であり挑戦でもあります。そのため、まずは自身の中にある向上心に対して具体性を持ち明確にしていくこと、その上で自身の過去について掘り下げて準備をしてみることが、最終的には面接でのアピールへと繋がっていくでしょう。

社会人になってから得た知識への考察

 働きながら新たなことを学ぶのは、とても骨の折れる作業です。もちろん例外はありますが、学生の頃の学びの多くは与えられるものであったのに対して、休みの日に自主的に勉強をしたりセミナーに参加したりなど、社会人になってから得る知識は能動的な活動から生まれるものがほとんどでしょう。そこで得た知識を自分なりに昇華し、身に付けることはまさに向上心の賜物だと言えます。

 ただ勉強したり、セミナーに参加するだけなら誰にでも出来ますが、それを具体的なメリットとして企業に提案できる力を身につけることは、向上心なくしてはあり得ません。面接の際にはぜひ、自分が能動的に得た知識に対して自信を持ち、その知識をいかに企業へと役立てることができるかを準備し伝えるようにしましょう。また、それらを伝える際には要点をまとめ、いかに効率的に落し込めるかも同時に伝えるべきでしょう。

 自己PRでは自身の人生を振り返り、一番に知って欲しいことを掘り下げ、それらをごく限られた時間の中で分かりやすく伝えることが必須です。自身が向上心を持ち、能動的に学び得た知識を、いかに社会に役立てるかを常に意識することが、面接への自信にも繋がっていきます。自身がどういったメリットのある人間か、を面接官にスムーズにアピールするためにも、日々の生活の中で絶えず向上心を磨いていくことが重要です。

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