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社内SNSを導入したときに生じやすい課題とその対処法

Kazuhiko Tanabe

2014/03/09(最終更新日:2014/03/09)


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社内SNSを導入したときに生じやすい課題とその対処法 1番目の画像
 最近では社内SNSを導入している企業も増えてきています。情報交換や進捗状況の確認、社内のコミュニケーションなど、使い方さえ誤らなければかなり有効です。そこで今回は、社内SNSを活用するときに生じやすい課題とその対策について書いていこうと思います。

情報漏洩を防ぐための施策

 社内SNSは基本的に、上司や先輩社員から使い方を学んだり、もしくは規定が記されたものが送付されるのが一般的だと思います。しかし、日が経つにつれてリスクに対する意識が徐々に低くなってしまうことも多いようです。その時に発生する可能性があるものが情報漏洩です。そうなってしまうと第三者に企業の情報がばれてしまい、大きな損失を出してしまう場合もあります。情報漏洩だけはなんとしても防がなければなりません。

 そこで有用な施策が、ビジネス上で使う場合とプライベートで使う場合の2つにはっきりと区分するというものです。SNSは掲示板やグループを使いわけることが基本機能として備わっているので、そこで大きく2つに分けることで、社内SNSは何を目的として導入されたのかを常に意識させることができるでしょう。

管理者を設定する

 社内SNSは情報交換や進捗状況を伝えることに対しては非常に便利なシステムですが、逆に仕事効率が下がってしまうこともあります。例えば、仕事中に他の社員と仕事に関係ない話をしたり、社員のプライベートを侵害するような発言をしていまうなどです。

 対策として、定期的に社内SNSの状態報告を行う担当を設置するという方法があります。その担当には匿名性を適用することで、安易な発言を控える環境を作り上げることができます。

まとめ

 社内SNSは上手く利用することができれば仕事効率を上げ、社内のモチベーションを底上げできる有効なシステムです。上記したことに気をつけ、事前に対処法を練っておくことで大半の問題は回避できるはずなので、是非参考にしてみてください。

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