営業職は、ノルマ制である場合も多く、ついつい結果に焦ってしまうということも多々あることだと思います。しかし、あまりにも結果ばかりを求めて顧客に話を展開してしまうと、一方的な押し売りになってしまい、中々良い結果を出せなかったり、相手に迷惑がられてしまうということもあるでしょう。 営業において、本当によい結果を出す為にはお客様との距離感が大切になります。 ここではお客様との距離感についてお話していきたいと思います。
距離感を保たなければならない理由
距離感が大切なのは、一方的な営業になってしまわないような工夫です。もし距離感がお客様と近すぎてしまえば、こちらの話がお客様に対し、一方的なものになってしまいます。 相手の要望を追及するということは大切ですが、あからさまに相手の要望を聞き出すということは失礼にあたります。 直接的な表現では、相手も中々心を開こうとはしません。
また、友達のように馴れ馴れしく話しかける方が、相手との距離感が狭まり、相手の要望を聞きやすいという方もいらっしゃるかも知れませんが、それも間違いです。相手にとっては、そのような行為に対し不快感を伴う方も沢山いらっしゃるでしょう。かといって、あまりにも改まり過ぎ、あくまで仕事として相手と接するような接し方も、相手には好まれません。
適度な相手との距離感とは
適度な顧客との距離感とは、礼儀正しく、基本的なマナーを守り、相手と接するということです。当然のことに思われがちですが、実際に実行するとなるとこれが一番難しいのです。 特に営業の場では、ノルマがつきもの。 どうしても結果に焦ってしまいます。 しかし、結果ばかり求めていては相手からの信用を失ってしまうものです。 その為、心を落ち着けて相手の話を優しく聞いてあげることが大切になります。
また、相手が他社の製品を求めている場合は、競合相手をけなさず、他社製品を認めた上で自社の製品をアピールすることも大切です。あくまで相手のことを認め、その上で礼儀正しく接し、こちらの製品についてもお話することで、相手もこちらの製品に対し、興味が湧いてきます。 初めは誰しも、製品をアピールすることよりも、人間性に重点を置いて判断することが殆どでしょう。
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