~「エンジニアが成長できる環境が整えられている」など、成長環境が就職先選びへの影響が高い~
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、国内最大級のエンジニア学生のデータベースを持つ株式会社サポーターズ(東京都渋谷区、代表取締役:楓 博光)は、「2025年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング(以下、本調査)」を公開しました。
本調査では、株式会社サポーターズの就職活動支援サービス『サポーターズ』に登録している2025年卒業予定のエンジニア学生(※1)を対象に、2023年10月13日(金)から2023年10月23日(月)にかけて実施し、321件の回答を取得しました。学生が就職希望の企業を1-5番目の優先順位をつけて選択したものを、ポイント化して集計しました(※2)。
以下、TOP30のランキングを記載します。なお、本調査は昨年に続き2度目の実施となり、今後も継続的な調査の実施を予定しております。
※1 プログラミング経験を有する or エンジニア職での就職を志望している学生
※2 本ランキング対象は、サポーターズ利用企業を中心とした約200社です
「2025年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング」TOP30
調査結果考察
■就職希望企業ランキング1位は「ソニーグループ」
本調査では、就職希望企業ランキング1位をソニーグループが獲得しました。ソニーグループではコース別採用を実施しており、「AI・コンピュータビジョン アルゴリズム開発」「ソフトウェア開発」など、IT人材向けに多数のコースを用意しています。
インターンの種類も多様で、2~4週間実際の業務を体験する「職場密着インターン」や、技術職のみが参加できる「長期有給インターン」、アイデアの創出を目的とした「ソニーグループ横断アイデアソン」など、さまざまな期間・内容のプログラムが実施されています。
ソフト・ハードの両面から業務に携われる点や、自分の学んできたことをダイレクトに活かせるようなポジションが複数あること、インターンの取り組みに注力しているといった点から、学生の支持が高いことが伺えます。
■Top30にはWebサービス・SIer・ITコンサルティング等、多様な業界がバランス良くランクイン
ここ10年ほどはSIer・ITコンサルティング企業の人気が高い傾向がありましたが、近年はWeb系サービスを運営する企業への人気が増加しつつあります。今回のランキングにおいては、上位10社のうち約半数を占めました。
昨年度の同調査と比較すると、株式会社野村総合研究所が昨年18位から8位へ、アクセンチュア株式会社が昨年Top30以下から9位へと順位を上げています。web系の事業会社・SIer・ITコンサルティング業界への志望が、バランス良く分散されているように見受けられます。
■「インターンシップ参加経験」、「成長環境と待遇のバランス」が就職先としての志望度に影響を与える傾向に
本調査では、その企業に就職を希望する理由についても回答を得ました。その結果、「インターンシップ」や「成長環境と待遇のバランス」に関する記述が多く、企業選びのポイントとして重要視していることが見受けられました。以下、自由記述の一部抜粋です。
・新人教育や海外赴任制度が充実しているのに加え、オーディオ系の開発に興味があるため。(ソニーグループ)
・AI活用に積極的かつ、多様なサービスを幅広く運営していることから、高いレベルの様々な技術を身につけられると考えたため。(サイバーエージェント)
・ITにおける最先端企業である上に、手厚い福利厚生が受けられるため。(NTTデータグループ)
・エンジニアが成長できる環境が整えられており、様々なインターンの中で最もいい印象を抱いたから。(LINEヤフー)
・インターンに参加した際に、開発メンバーでもプロダクトの設計や用件定義にしっかり携わり、常にプロダクトを良くしようとする姿勢をみて、社員の技術レベルの高さを実感したから。(Sansan)
■日本における、IT産業「以外」のエンジニア不足が課題
日本国内ではIT人材の7割以上がIT産業に就職をしており、これは他国と比較して突出して高い割合となっています。しかしIT産業「以外」にIT人材が就職しづらいことは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の観点で大きな課題にもなっています。
(内閣府「令和2年度 年次経済財政報告」IT人材が従事する産業より)
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je20/h07_hz040210.html
これらの偏りの背景としては、IT産業の方が待遇が良かったり、エンジニア数が多いことから成長しやすい環境になっている以外、サポーターズが運営する『技育プロジェクト』のような外部イベントに積極的に参加するなど、ブランド認知のための採用広報に力をいれていることも要因の一つです。
本調査においてもTop30の大部分がIT企業の名前を連ねる結果となり、今後はIT産業「以外」の企業における、条件設定や成長できる環境の整備、認知度の向上が課題となりそうです。
「2025年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング」調査概要
調査主体: 株式会社サポーターズ
調査期間: 2023年10月13日(金)から2023年10月23日(月)
調査対象: 2025年卒業予定登録のサポーターズ登録学生を対象に調査
有効回答数: 321件
調査方法: webアンケート
※投票者は第1-5企業の最大5社の企業名を選択肢し、サポーターズがポイント化して集計
※本ランキング対象は、サポーターズ利用企業を中心とした約200社です
サポーターズについて
株式会社サポーターズは「カッコイイオトナを増やす」というビジョンのもと、株式会社VOYAGE GROUP(現:CARTA HOLDINGS)の子会社として2012年4月に設立されました。
就職活動における最大の負担となっている就職活動費用問題を解決するため、日本で初めて支援金がもらえる就職活動支援サービスとしてスタートしました。エンジニア職の新卒採用支援としては、約1000社の新卒エンジニア採用支援、約7万人の学生エンジニアのキャリア支援を行ってまいりました。日本最大規模の登録数およびイベント数を誇り、現在、年間約200イベントを実施しています。
【株式会社サポーターズ】
社名 :株式会社サポーターズ
代表者 :代表取締役 楓 博光
所在地 :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目21−1 渋谷ソラスタ15F
設立年月 :2012年4月
事業内容 :人材紹介業/情報処理サービス業及び情報提供サービス業/広告業並びに広告代理業/各種イベントの企画、運営
URL :https://corp.supporterz.jp/index.html
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社で、国内最大級のエンジニア学生のデータベースを持つ株式会社サポーターズ(東京都渋谷区、代表取締役:楓 博光)は、「2025年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング(以下、本調査)」を公開しました。
本調査では、株式会社サポーターズの就職活動支援サービス『サポーターズ』に登録している2025年卒業予定のエンジニア学生(※1)を対象に、2023年10月13日(金)から2023年10月23日(月)にかけて実施し、321件の回答を取得しました。学生が就職希望の企業を1-5番目の優先順位をつけて選択したものを、ポイント化して集計しました(※2)。
以下、TOP30のランキングを記載します。なお、本調査は昨年に続き2度目の実施となり、今後も継続的な調査の実施を予定しております。
※1 プログラミング経験を有する or エンジニア職での就職を志望している学生
※2 本ランキング対象は、サポーターズ利用企業を中心とした約200社です
「2025年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング」TOP30
調査結果考察
■就職希望企業ランキング1位は「ソニーグループ」
本調査では、就職希望企業ランキング1位をソニーグループが獲得しました。ソニーグループではコース別採用を実施しており、「AI・コンピュータビジョン アルゴリズム開発」「ソフトウェア開発」など、IT人材向けに多数のコースを用意しています。
インターンの種類も多様で、2~4週間実際の業務を体験する「職場密着インターン」や、技術職のみが参加できる「長期有給インターン」、アイデアの創出を目的とした「ソニーグループ横断アイデアソン」など、さまざまな期間・内容のプログラムが実施されています。
ソフト・ハードの両面から業務に携われる点や、自分の学んできたことをダイレクトに活かせるようなポジションが複数あること、インターンの取り組みに注力しているといった点から、学生の支持が高いことが伺えます。
■Top30にはWebサービス・SIer・ITコンサルティング等、多様な業界がバランス良くランクイン
ここ10年ほどはSIer・ITコンサルティング企業の人気が高い傾向がありましたが、近年はWeb系サービスを運営する企業への人気が増加しつつあります。今回のランキングにおいては、上位10社のうち約半数を占めました。
昨年度の同調査と比較すると、株式会社野村総合研究所が昨年18位から8位へ、アクセンチュア株式会社が昨年Top30以下から9位へと順位を上げています。web系の事業会社・SIer・ITコンサルティング業界への志望が、バランス良く分散されているように見受けられます。
■「インターンシップ参加経験」、「成長環境と待遇のバランス」が就職先としての志望度に影響を与える傾向に
本調査では、その企業に就職を希望する理由についても回答を得ました。その結果、「インターンシップ」や「成長環境と待遇のバランス」に関する記述が多く、企業選びのポイントとして重要視していることが見受けられました。以下、自由記述の一部抜粋です。
・新人教育や海外赴任制度が充実しているのに加え、オーディオ系の開発に興味があるため。(ソニーグループ)
・AI活用に積極的かつ、多様なサービスを幅広く運営していることから、高いレベルの様々な技術を身につけられると考えたため。(サイバーエージェント)
・ITにおける最先端企業である上に、手厚い福利厚生が受けられるため。(NTTデータグループ)
・エンジニアが成長できる環境が整えられており、様々なインターンの中で最もいい印象を抱いたから。(LINEヤフー)
・インターンに参加した際に、開発メンバーでもプロダクトの設計や用件定義にしっかり携わり、常にプロダクトを良くしようとする姿勢をみて、社員の技術レベルの高さを実感したから。(Sansan)
■日本における、IT産業「以外」のエンジニア不足が課題
日本国内ではIT人材の7割以上がIT産業に就職をしており、これは他国と比較して突出して高い割合となっています。しかしIT産業「以外」にIT人材が就職しづらいことは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の観点で大きな課題にもなっています。
(内閣府「令和2年度 年次経済財政報告」IT人材が従事する産業より)
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je20/h07_hz040210.html
これらの偏りの背景としては、IT産業の方が待遇が良かったり、エンジニア数が多いことから成長しやすい環境になっている以外、サポーターズが運営する『技育プロジェクト』のような外部イベントに積極的に参加するなど、ブランド認知のための採用広報に力をいれていることも要因の一つです。
本調査においてもTop30の大部分がIT企業の名前を連ねる結果となり、今後はIT産業「以外」の企業における、条件設定や成長できる環境の整備、認知度の向上が課題となりそうです。
「2025年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング」調査概要
調査主体: 株式会社サポーターズ
調査期間: 2023年10月13日(金)から2023年10月23日(月)
調査対象: 2025年卒業予定登録のサポーターズ登録学生を対象に調査
有効回答数: 321件
調査方法: webアンケート
※投票者は第1-5企業の最大5社の企業名を選択肢し、サポーターズがポイント化して集計
※本ランキング対象は、サポーターズ利用企業を中心とした約200社です
サポーターズについて
株式会社サポーターズは「カッコイイオトナを増やす」というビジョンのもと、株式会社VOYAGE GROUP(現:CARTA HOLDINGS)の子会社として2012年4月に設立されました。
就職活動における最大の負担となっている就職活動費用問題を解決するため、日本で初めて支援金がもらえる就職活動支援サービスとしてスタートしました。エンジニア職の新卒採用支援としては、約1000社の新卒エンジニア採用支援、約7万人の学生エンジニアのキャリア支援を行ってまいりました。日本最大規模の登録数およびイベント数を誇り、現在、年間約200イベントを実施しています。
【株式会社サポーターズ】
社名 :株式会社サポーターズ
代表者 :代表取締役 楓 博光
所在地 :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1丁目21−1 渋谷ソラスタ15F
設立年月 :2012年4月
事業内容 :人材紹介業/情報処理サービス業及び情報提供サービス業/広告業並びに広告代理業/各種イベントの企画、運営
URL :https://corp.supporterz.jp/index.html
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