HOMEキャリア開発リリース多様な体験を通じて実社会で課題解決を学ぶ独自のカリキュラム「飛び級社会人」開始

多様な体験を通じて実社会で課題解決を学ぶ独自のカリキュラム「飛び級社会人」開始

2023/10/26


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21の企業・団体へ、自由学園の高等科2年全生徒80名が本格インターンを実施

学校法人自由学園は、高等科の生徒が本格的なインターンを実施する独自の教育プログラム 「飛び級社会人」を2023年11月より開始いたします。



当カリキュラムは高2生徒全80名が4ヶ月間にわたり、IT企業からNPO法人まで、様々な「社会」に飛び出して本格的なインターンをする必修プログラムです。弊学では知識だけでなく「より良い社会をつくる」ことを創学以来教育方針として掲げ、中学・高校の全学年がこれからの社会や地球を考える「共生学」という独自の必修科目を実施しており、当プログラムもその一環として位置付けています。
弊学は「『真の自由人』を育てる」ことを目指し、教室や机の上での学びにとどまらず、生活を、豊かな自然を、社会のすべてを、生きた学びの場にしようと創立以来「生活即教育」という理念のもと独自の学びを実践してきました。当プログラムも、実社会を学びのフィールドにすることで、リアルな課題解決を学び、自身の将来も考えるきっかけになればと企画しております。
10月25日にはプログラム開始に先立ち、全生徒とインターン先企業・団体が自由学園明日館に集って出発式を開催しました。学園側からのプログラムの趣旨説明と挨拶に始まり、東久留米市 副市長 荒島久人様による来賓挨拶。続きまして、当プログラムのキービジュアルを制作した博報堂デザインの柿崎裕生様が卒業生代表として登壇し生徒へエールを送りました。さらに、インターン生代表による抱負を述べた後、各生徒のインターン先を発表。最後は全生徒とインターン先企業・団体のご担当者で横断幕を囲み、写真撮影をして実り多いプログラムとなることを祈念しました。

参加企業・団体】※五十音順
・ 秋田緑花農園
・ JIYUアフタースクール
・ 株式会社太田出版
・ カンロ株式会社
・ 有限会社きたもっく
・ 特定非営利活動法人 共働学舎
・ 特定非営利活動法人CLOUDY
・ 株式会社クルメディア「TOKYO854くるめラ」
・ KDDI株式会社
・ 小杉湯
・ 自由学園しののめ茶寮
・ 自由学園明日館
・ コミュニティFM 渋谷のラジオ
・ ナッジ株式会社
・ BS12トゥエルビ「BOOKSTAND.TV」
・ ホテル金甚
・ 本屋B&B
・ 一般社団法人まちにわひばりが丘
・ みらいくほいくえん
・ モグショア合同会社
・ ワンメディア株式会社

【自由学園からのコメント】
このたび21もの企業や団体の方々のご理解とご協力を得て、高校2年生という早い段階で本格的なインターンを実施できることは、大変ありがたいことだと感謝しております。
自由学園では平和、人権、環境を軸に様々な学びを経験します。さらに実社会に出て学びを深めることで、生徒たちがやがて、今の社会をよりよく創り変えていけることを期待しています。またこの取り組みが自由学園に限らず、より多くの学校に広まっていくことを願っています。

自由学園 女子部部長 更科幸一  男子部部長 佐藤史伸

出発式の様子】
・集合写真

卒業生代表 HAKUHODO DESIGN・柿崎裕生様(男子部59回生)のコメント
世の中に飛び出すのは少し勇気がいるかもしれません。でも、10代にしかない「思い切りの良さ」をビジュアルに込め、自由学園の卒業生として背中を押したいと思いました。イラストレーターの一乗さんにはそれを120%表現していただき、ロゴも同様に軽快に飛び出す学生をイメージして。ぜひ派遣先でアイデアをぶつけ、「アイデアの前では皆平等」だということを体感して自信をつけてほしいです。

インターン生代表 金丸実由さん(女子部高等科2年)のコメント要約
今回はこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございます。先ほど、学校でインターン先が発表され、皆とても楽しみにしています。私は今回の「飛び級社会人」を通して社交性や積極的なところを伸ばしていきたいです。社会に出て、この機会でたくさんの方と関わり、これまでにない視点から新しいことを学んでいきたいと思います。企画や提案をしていく中で何度も修正を重ね、困難なこともあるかと思います。そんな時も結果だけを大切にするのではなく、その過程も充実 した学びになるよう取り組んでいきます。インターン先では自分から進んで行動することを心に 刻み、私たちにできることを全うできるよう励んでいきます。私たちも初めてのことで緊張しつつもとても楽しみにしています。インターン先の方々には暖かく見守っていただけるとうれしいです。