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「マイナビ 2025年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」を発表

2024/02/14


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「就職活動の方向性が固まっている」学生が前年より7.7pt増加し、6割を超える。学生の約半数が、「初任給は平均的な金額であれば、他の条件を優先」

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)は、2025年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生(1,263名)を対象に実施した、「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」の結果を発表しました。



TOPICS
1月時点でインターンシップ・仕事体験に参加したことのある割合は前年比3.7pt増の89.8%【図1】

「就職活動の方向性が固まっている」という学生が前年より7.7pt増加し、64.1%【図2、3】

就職先を検討する際「初任給の金額」に対するこだわりは、「平均的な金額であれば、他の条件が希望通りであることを優先する」が最多で46.8%【図4】

インターンシップ・仕事体験や就職活動において、半数の学生がタイパを意識することは「メリットとデメリットが半分半分」と回答【図5、6】



1月時点でインターンシップ・仕事体験に参加したことのある割合は前年比3.7pt増の89.8%

25卒の1月時点のインターンシップ・仕事体験への参加割合は前年比3.7pt増の89.8%。1月は授業だけでなく、後期試験やゼミ・研究室配属の開始により、これまで以上に学業が多忙になる時期でもある。そのため、月ごとの参加率は低下傾向にあるが、累計参加率はほぼ9割と高い水準を維持しており、25年卒学生がインターンシップ・仕事体験に積極的に参加している様子がうかがえる。【図1】

【図1】


「就職活動の方向性が固まっている」という学生が前年より7.7pt増加し、64.1%

インターンシップについて不安に思うことは、前年同様「インターンシップ選考のエントリーシートを通過できるか」が最多で36.2%だったが、「不安に思うことはない(9.7%)」が前年から5.0pt増加しているように、全体的に不安が軽減しているようだ。とくに「インターンシップ・仕事体験に参加して今後の就職活動の方向性が見えるか(26.0%)」は前年からの減少幅が最も大きく、8.3pt減少した。【図2】
また、就職活動の方向性については「固まっている」という回答が前年より7.7pt増加し、64.1%となった。 25年卒のインターンシップ・仕事体験への参加割合は、6月から前年よりも高い水準で推移しており、就職活動に向けての準備もまた前年よりも進んでいると推察される。【図3】

【図2】


【図3】


就職先を検討する際「初任給の金額」に対するこだわりは、
「平均的な金額であれば、他の条件が希望通りであることを優先する」が最多で46.8%


就職先を検討する際に「初任給の金額」についてどの程度こだわるか聞いたところ、「平均的な金額であれば、他の条件が希望通りであることを優先する」が最多で46.8%だった。一方で、「平均的な金額よりも目立って高額な初任給であるかを重視する」は8.2%にとどまった。しかし、「平均的な金額を下回ったとしても、他の条件が希望通りであることを優先する」という回答もまた、7.0%だったことを考えると、少なくとも平均的な金額があることが前提になっていると言えるだろう。【図4】

【図4】


インターンシップ・仕事体験や就職活動において、半数の学生が
タイパを意識することは「メリットとデメリットが半分半分」と回答


インターンシップ参加、就職活動準備、就職活動においてタイパを意識することのメリット、デメリットについてどのように感じるか聞いたところ、前年と同様に「メリットとデメリットが半分半分だと思う」が最多で55.5%(前年比4.4pt増)だった。次いで多いのは「メリットが多い」だったが、前年から7.8pt減の38.0%となっていた。【図5】
また、理由について、「メリットの方が多い」人は「時間配分に気を付け、効率性を重視して動くこと」の必要性を感じており、「デメリットの方が多い」人は「(将来を決める重要なことなので)多くの時間や(リソース)をかけて決めること」の必要性を感じているようだった。【図6】

【図5】

【図6】


【調査担当者コメント】

本調査では就職活動で「タイパ」を意識することのメリット・デメリットを聞いています。前年も話題になった価値観であり、25年卒においても前年と同様に「タイパ」についてメリットを感じる人が一定数いる一方で、半々だという人も含めると、デメリットを感じる人の割合も増えています。メリット、デメリットについては回答が分かれますが、その理由からは「就職先を選ぶ」という活動を大切だと感じている点は共通してみられ、時間の使い方に関するアプローチの違いがあるだけだと思われます。25年卒学生においては、インターンシップ・仕事体験の参加率が前年よりも高く、就職活動の準備が前倒しで進んでいる様子が見られますが、「早く就職先を決める」ことが就職活動の成功ではありません。自己分析をしたり、企業や仕事内容と自分の価値観のマッチングを見極めるようなフェーズで、まだ不十分だと感じる方は、しっかり時間をかけて、納得できる活動にしてほしいと思います。
キャリアリサーチラボ 主任研究員 東郷こずえ

【調査概要】「マイナビ 2025年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(1月)」
○調査期間/2024年1月20日(土)~1月31日(水)
○調査方法/マイナビ2025の会員に対するWEBアンケート
○調査対象/2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
○調査機関/自社調べ
○有効回答数/1,263名(文系男子176名 文系女子494名 理系男子272名 理系女子321名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら(https://career-research.mynavi.jp/reserch/20240214_69742/)からご確認いただけます。

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