国際資格の専門校アビタス
国際資格講座などを展開するパスメイクグループのアビタス(本社東京都渋谷区、代表宇坂純)は、2024年1月より変更されたU.S.CPA(米国公認会計士)の新しい試験制度「CPA Evolution」の選択科目(Disciplines)の一つである『TCP(Tax Compliance and Planning)税法遵守及び税務計画』 の教材を2024年1月にリリースしました。TCPについて
「TCP(Tax Compliance and Planning)税法遵守及び税務計画」では、以下の3つが出題分野となります。
- 個人・法人の米国連邦税法の遵守
- 個人・法人の税務計画
- 個人のファイナンシャル・プランニング
それぞれを詳しく見ていきます。
「個人・法人の米国連邦税法の遵守」
旧試験制度の「REG (Taxation and Regulation)」の税法範囲で扱われていた、比較的複雑な取引や非定形的な取引に関する論点が、TCPの出題範囲へと移ります。
そのため、旧試験制度でREGを学習されてきた方にとっては、馴染みのある論点がTCPにて出題されることになります。新試験制度のもとで初めてTCPを勉強される方には、(新試験制度でも受験が必須である)REGで学んだ内容の、発展・応用的な内容であると考えて、学習を進めることができます。
「個人・法人の税務計画」「個人のファイナンシャル・プランニング」
これらは、新試験制度のもとで出題が増加する分野、または出題範囲として新たに導入される分野になります。両分野ともに、例えば、日本でも近年関心が高まっているiDeCoなどの、私的年金に関わるトピックが含まれているのが特徴です。アビタスの問題集より、TCPの例題と解説
ここでは、TCPではどのような内容を学習するか、アビタスの実際の問題集から選択式問題を一つ取り上げてみてみます。
Which statement is correct regarding 401(k) plan?
a. Contributions to Traditional 401(k) are deductible from gross income, while contributions to Roth 401(k) are made after taxes.
b. Withdrawals from Traditional 401(k) are not subject to income tax, while withdrawals from Roth 401(k) are ordinary income and subject to income tax.
c. Employer contributions to employees’ Traditional 401(k) and Roth 401(k) plans and earnings from the investments are taxable when contributed or earned.
d. 10% early withdrawal penalty may apply to withdrawals if you are under age 60 1/2.
和訳)
401(k)プランに関する記述のうち、正しいものはどれか。
a. 従来型401(k)への拠出は総所得から控除されるが、ロス401(k)への拠出は税引き後に行われる。
b. 従来型401(k)からの引き出しは所得税の対象とはならないが、ロス401(k)からの引き出しは通常所得となり、所得税の対象となる。
c. 従来型401(k)プランとロス401(k)プランへの雇用主からの拠出と投資運用益は、拠出時または運用益発生時に課税対象となる。
d. 60.5歳未満の引き出しには、10%の早期引き出しペナルティが適用される場合がある。
正解:a【解説】
401(k)プランに関する理解を問う問題です。
米国の401(k)には、従来型401(k)と、1990年代に導入されたロス401(k)と、代表的なプランが2つあります。それぞれの特徴は次の通りです。
a.従業員の従来型401(k)への拠出は総所得から控除できる。ロス401(k)への拠出は税引き後に行われる。
b.従来型401(k)からの引き出しは通常所得として所得税の課税対象となる。ロス401(k)からの引き出しは課税対象とならない。
c.従来型401(k)とロス401(k)への、雇用主からの拠出と(利息、配当、キャピタルゲインなどの)投資収益は、課税が繰延べされる。
d.59.5歳未満である場合に10%の早期引き出しペナルティが課せられるおそれがある。以上より、解答はaとなります。年金プランのほかにも、税制優遇措置のある医療費貯蓄口座や、高等教育費用に係る税額控除、そして投資の選択とリスクなどについても学習します。
個人に加えて法人の税務については、例えば、アメリカで会社員として給与所得を得ながら不動産投資をする場合や、独立して事業を興す場合が考えられます。個人事業主、パートナーシップ、株式会社、小規模会社、有限責任会社などの法形態や税制上の扱いが異なる事業体のうち、どれを選択すれば、設立時やその後の事業継続において税金を少額に抑えることができるのか。その他に、損失が生じた場合の活用法や、個人とは扱いが異なる寄付金に係る税制上のメリットなどを含めて、各事業体の特徴と考えうる税務計画について学習します。
アビタスでは、2月には受講料2万円OFFのお得なキャンペーンを実施中です。
詳しくは、毎週開催しているUSCPAの無料説明会(オンライン、校舎開催)へぜひご参加ください。
予約はこちらから
アビタスは、新試験制度対応の学習コンテンツを、日本人が学ぶのに最適な状態で提供しています。『日本語による明快な説明』『問題文の全問日本語訳』そして『問題の全問日本語解説』で構成されており、日本人が最適かつ効率よく、英語試験に対応できるコンテンツとなっています。そして、さらに使いやすくなった「新電子テキスト」を2023年4月にリリース。日本人学習者が一層「効率よく学習できる」ツールを提供しています。
紙テキストと同じような使い心地で書き込みが可能
【株式会社アビタス】
本社所在地:東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー15階
事業内容:教育事業(米国公認会計士、公認内部監査人などの社会人向け国際資格プログラムを展開)
人材事業(人材紹介;厚生労働大臣許可 13-ユ-302408
人材派遣;厚生労働大臣許可(派)13-302848)
設立:1995年7月
代表:宇坂純
資本金:7,000万円
事業所:本社(新宿本校)、大阪校
https://www.abitus.co.jp/
TEL:03-3299-3900
国際資格講座などを展開するパスメイクグループのアビタス(本社東京都渋谷区、代表宇坂純)は、2024年1月より変更されたU.S.CPA(米国公認会計士)の新しい試験制度「CPA Evolution」の選択科目(Disciplines)の一つである『TCP(Tax Compliance and Planning)税法遵守及び税務計画』 の教材を2024年1月にリリースしました。TCPについて
「TCP(Tax Compliance and Planning)税法遵守及び税務計画」では、以下の3つが出題分野となります。
- 個人・法人の米国連邦税法の遵守
- 個人・法人の税務計画
- 個人のファイナンシャル・プランニング
それぞれを詳しく見ていきます。
「個人・法人の米国連邦税法の遵守」
旧試験制度の「REG (Taxation and Regulation)」の税法範囲で扱われていた、比較的複雑な取引や非定形的な取引に関する論点が、TCPの出題範囲へと移ります。
そのため、旧試験制度でREGを学習されてきた方にとっては、馴染みのある論点がTCPにて出題されることになります。新試験制度のもとで初めてTCPを勉強される方には、(新試験制度でも受験が必須である)REGで学んだ内容の、発展・応用的な内容であると考えて、学習を進めることができます。
「個人・法人の税務計画」「個人のファイナンシャル・プランニング」
これらは、新試験制度のもとで出題が増加する分野、または出題範囲として新たに導入される分野になります。両分野ともに、例えば、日本でも近年関心が高まっているiDeCoなどの、私的年金に関わるトピックが含まれているのが特徴です。アビタスの問題集より、TCPの例題と解説
ここでは、TCPではどのような内容を学習するか、アビタスの実際の問題集から選択式問題を一つ取り上げてみてみます。
Which statement is correct regarding 401(k) plan?
a. Contributions to Traditional 401(k) are deductible from gross income, while contributions to Roth 401(k) are made after taxes.
b. Withdrawals from Traditional 401(k) are not subject to income tax, while withdrawals from Roth 401(k) are ordinary income and subject to income tax.
c. Employer contributions to employees’ Traditional 401(k) and Roth 401(k) plans and earnings from the investments are taxable when contributed or earned.
d. 10% early withdrawal penalty may apply to withdrawals if you are under age 60 1/2.
和訳)
401(k)プランに関する記述のうち、正しいものはどれか。
a. 従来型401(k)への拠出は総所得から控除されるが、ロス401(k)への拠出は税引き後に行われる。
b. 従来型401(k)からの引き出しは所得税の対象とはならないが、ロス401(k)からの引き出しは通常所得となり、所得税の対象となる。
c. 従来型401(k)プランとロス401(k)プランへの雇用主からの拠出と投資運用益は、拠出時または運用益発生時に課税対象となる。
d. 60.5歳未満の引き出しには、10%の早期引き出しペナルティが適用される場合がある。
正解:a【解説】
401(k)プランに関する理解を問う問題です。
米国の401(k)には、従来型401(k)と、1990年代に導入されたロス401(k)と、代表的なプランが2つあります。それぞれの特徴は次の通りです。
a.従業員の従来型401(k)への拠出は総所得から控除できる。ロス401(k)への拠出は税引き後に行われる。
b.従来型401(k)からの引き出しは通常所得として所得税の課税対象となる。ロス401(k)からの引き出しは課税対象とならない。
c.従来型401(k)とロス401(k)への、雇用主からの拠出と(利息、配当、キャピタルゲインなどの)投資収益は、課税が繰延べされる。
d.59.5歳未満である場合に10%の早期引き出しペナルティが課せられるおそれがある。以上より、解答はaとなります。年金プランのほかにも、税制優遇措置のある医療費貯蓄口座や、高等教育費用に係る税額控除、そして投資の選択とリスクなどについても学習します。
個人に加えて法人の税務については、例えば、アメリカで会社員として給与所得を得ながら不動産投資をする場合や、独立して事業を興す場合が考えられます。個人事業主、パートナーシップ、株式会社、小規模会社、有限責任会社などの法形態や税制上の扱いが異なる事業体のうち、どれを選択すれば、設立時やその後の事業継続において税金を少額に抑えることができるのか。その他に、損失が生じた場合の活用法や、個人とは扱いが異なる寄付金に係る税制上のメリットなどを含めて、各事業体の特徴と考えうる税務計画について学習します。
アビタスでは、2月には受講料2万円OFFのお得なキャンペーンを実施中です。
詳しくは、毎週開催しているUSCPAの無料説明会(オンライン、校舎開催)へぜひご参加ください。
予約はこちらから
アビタスは、新試験制度対応の学習コンテンツを、日本人が学ぶのに最適な状態で提供しています。『日本語による明快な説明』『問題文の全問日本語訳』そして『問題の全問日本語解説』で構成されており、日本人が最適かつ効率よく、英語試験に対応できるコンテンツとなっています。そして、さらに使いやすくなった「新電子テキスト」を2023年4月にリリース。日本人学習者が一層「効率よく学習できる」ツールを提供しています。
紙テキストと同じような使い心地で書き込みが可能
【株式会社アビタス】
本社所在地:東京都渋谷区代々木2-1-1新宿マインズタワー15階
事業内容:教育事業(米国公認会計士、公認内部監査人などの社会人向け国際資格プログラムを展開)
人材事業(人材紹介;厚生労働大臣許可 13-ユ-302408
人材派遣;厚生労働大臣許可(派)13-302848)
設立:1995年7月
代表:宇坂純
資本金:7,000万円
事業所:本社(新宿本校)、大阪校
https://www.abitus.co.jp/
TEL:03-3299-3900
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう