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就労志向のママは疲れている『2024年に優先したい時間ランキング』1位:休息・睡眠時間

2024/01/30


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2023年優先した時間:1位「家事・育児・介護」 ~しゅふJOB総研~ 

仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『優先した時間・したい時間』をテーマに、就労志向のママ層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。 (有効回答数:497件)


■調査結果概要


1.2023年に優先した時間 1位「家事・育児・介護の時間」49.5%

2.2023年に優先した時間TOP5/優先した時間:3か年比較



3.2024年に優先したい時間 1位「休息・睡眠時間」47.3%

4.2024年に優先したい時間TOP5/次の年に優先したい時間:3か年比較


5.「2024年に優先したい時間」と「2023年に優先した時間」比較

6.2024年に優先したい時間『願望ギャップ ※』/ランキングTOP5



7.フリーコメントより
◇「女性と仕事について思うこと」に対するフリーコメントより抜粋(年代:就業形態)

・子どもをもつ女性はやることが多すぎて時間がない(40代:パート/アルバイト)
・時間が足りない(50代:派遣社員)
・家事や育児と仕事のバランスは常に難しく、もっと働きたい気持ちはあるが、子供との時間が減ってしまう事への不安も大きいです。また朝の学校の見送りと夕飯はせめて一緒に過ごしたいと思うと働く場所や時間にはまだまだ制限があるなと感じます。やりたい仕事を優先するか、家の事を最優先にできる範囲で仕事をするべきか悩みはつきないです(30代:パート/アルバイト)
・子供がある程度成長するまでは女性に限らず時間の確保が大変(40代:今は働いていない)
・8時間労働で拘束された挙句、既婚であれば家のこと子どものことPTAや自治体の事など色々あって耐えられないから正社員は辞めました。給料やボーナス福利厚生なども正社員にはあるけど、8時間労働は長過ぎる。私は私の時間が欲しいから、パートタイマーでコツコツ働くにした。本当は正社員にも憧れているが、体力気力がない(30代:パート/アルバイト)
・制度が充実しても限度があるので、結局は家族の都合で働く時間、スタイルが限られてしまう(30代:パート/アルバイト)
・両立が大変で睡眠が取れない(50代:今は働いていない)
・常に時間に追われている様に感じます(40代:パート/アルバイト)
・もっと中抜けとか色々子持ち主婦に優しい時間制度にしてほしい(40代:今は働いていない)
・働きたい女性ばかりでは無い 子供に時間をかけたいのに、金のために働かなくてはならない(30代:フリー/自営業)
・まだまだ家の事は女性の仕事となってる間は仕事と家庭の両立は難しい(60代:パート/アルバイト)
・育児をする時間が多いので、子供が高校生くらいにならないと、正社員は難しい(40代:パート/アルバイト)
・家庭環境に影響されてしまいがち。趣味と仕事が両立できるのが理想(50代:今は働いていない)

■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より

 新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、コロナ禍前の日常へと戻していく一年となった2023年。就労志向のママたちに「2023年を振り返って、あなたが優先してきた時間は何でしたか」と尋ねたところ、半数近くが「家事・育児・介護の時間」と回答し最も多くなりました。さらに「家族のコミュニケーション時間」「仕事時間」と続きます。直近3か年の傾向を見ると、「人づきあいの時間」が年々上昇しており、外出自粛などで押さえられてきた人との交流が戻りつつあることが伺えます。一方、「2024年にあなたが優先したいと願う時間は何ですか」との質問には、「休息・睡眠時間」と回答した人が最も多くなりました。昨年1・2位だった、「家族のコミュニケーション時間」「仕事時間」を抑えてのトップです。長かったコロナ禍疲れや物価高による家計のやりくりなど、ママたちにとって2023年は特に疲れを感じやすい一年だったのかもしれません。

 また、選択項目ごとに「2024年に優先したいと願う時間」の比率から「2023年に優先した時間」の比率を引いて算出した「2024年に優先したい時間『願望ギャップ』」がプラスなのは「趣味の時間」が最も大きく+16.1ポイント。それに対し、ギャップが最も小さかったのは「仕事時間」の+3.2ポイントで「趣味の時間」の1/5です。「趣味の時間」を増やしたい人は多く、「仕事時間」は概ね願望と近い状況にあるのかもしれません。一方、唯一マイナスだった「家事・育児・介護の時間」のギャップは大きくー15.5ポイント。「家事・育児・介護の時間」はもっと減らしたいと感じている様子が伺えます。疲れが溜まっているママたちにとって2024年が「休息・睡眠時間」を取りやすい一年となればと願います。そのための鍵を握っているのは、やはりママたちに負担が偏りがちな「家事・育児・介護の時間」のようです。





<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」
そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。

※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<ビースタイルグループについて>

『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の
不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出
してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス
事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、
人と仕事の適材適所によって実現してまいります。