一度の求人投稿で国内主要求人サイト利用者の最大約7割(※1)にリーチ
注)本プレスリリースは、Indeed Japan株式会社ではなく、Indeedからの配信となります。
世界 No.1 求人サイト(※2)「Indeed(インディード)」は、求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS(インディードプラス)」を、2024年1月30日より提供開始いたします。Indeed PLUSは、複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)と複数のATS(※3)(Indeed PLUS連携ATS)をつなぎ、多様な求職者と多様な仕事の効果的なマッチングを実現する求人配信プラットフォームです。Indeedは世界60ヵ国以上でサービス展開していますが、Indeed PLUSの導入は日本市場が初めてとなります。
Indeed PLUSを活用すると、求職者は、複数の求人サイトを利用しなくとも、普段自身が利用している求人サイト(※4)がIndeed PLUSに参画していれば、複数の情報ソース(※5)から適した求人情報が表示されるようになり、より効果的に自分にあった仕事を見つけることが可能となります。企業は求人情報を自社の利用しているATS(※5)上に一度投稿するだけで、Indeedのマッチングテクノロジーによって最適な求人サイト(※4)に自動で掲載され(※6)、国内主要求人サイト利用者の最大約7割(※1)にリーチすることが可能となり、より自社にあった求職者からの応募を期待できます。
Indeed PLUSには(1)求職者の応募書類や企業の募集要項の『標準化』を進める、(2)求職者はより多くの仕事に、企業はより多くの求職者に出会えるよう『リーチ』を広げる、(3)多様な求職者と多様な仕事が効果的に『マッチング』する(つながる)、という3つの特徴があります。
当社の調べ(※7)では、日本の求職者の8割以上、採用企業の7割以上が求人サービス毎に求人情報のフォーマットが異なることを負担に感じていることがわかりました。また、9割以上の求職者が、自分にあった仕事の見落としがあるのではないか不安を感じる一方で、7割以上の企業が、自社にあった人材からの応募が少ないと感じているなど、求職者と仕事の出会いの場面でも双方に困難があることがわかりました。Indeed PLUSの3つの特徴はこれらの課題の解決をサポートします。
Indeedは、「We help people get jobs.」をミッションとし、あらゆる人々が自分にあった仕事に就ける社会の実現を目指しています。Indeed PLUSを通じ、日本の人材採用に新たな仕組みを提供することで、より多くの求職者がご自身にあった仕事をより簡単に見つけることができるようサポートをするとともに、企業の採用担当のみなさまが、自社にあった人材採用をより効果的に進められるようご支援し、日本の人材採用の進化を促進していきたいと考えています。
■Indeed PLUSの開発・導入の背景
<日本の採用や仕事探しを取り巻く環境の変化>
日本では少子高齢化が進み、生産年齢人口は2023年1月の7,479万人から2050年には5,275万人に減少する(※8)と見込まれているなど、今後ますます人手不足が加速することが予想されます。そのような中で、企業は自社に適した人材を確保するために、人材採用業務の効率化を図りつつも、より効果的に人材獲得していくための戦略を描くことが必要となります。
一方で、個人においては、コロナ禍を契機に、働き方や仕事に対する価値観の多様化が加速し、求職者が仕事に求める内容も多様かつ複雑になってきています。また、新卒一括採用や終身雇用制度など日本の特徴的な雇用制度の変革が進む中で、政府は「70歳まで働ける環境の整備」を進めるとともに、働く個人の「キャリア自律」を後押ししています。しかし日本は、他の国に比べて転職経験率が低く、米国や英国では90%を超えるのに対し、日本では60%以下にとどまります(※9)。また、日本では、転職時に求人サイト等を利用する人が最も多い(※10)一方で、求人サイトは細分化され数多く存在しています。これまで転職経験がなく、転職ノウハウをあまり持っていない求職者が、求人サイトをみて仕事を探そうとした際、数多くある仕事の中からうまく自分にあった仕事を見つけ出すことが難しい状況にあると考えられます。
雇用を取り巻く環境が大きく変化する中、求職者が自分にあった仕事を得たり、企業が自社にあった人材を採用したりするためには、現存する採用の仕組みにとどまることなく、多様な求職者と多様な仕事がより効果的に出会えるための仕組みが必要であると考え、IndeedはIndeed PLUSを開発しました。
<「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」で明らかになった課題>
Indeedが、求職者1,200名と企業の採用担当者1,000名を対象に行った「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」(※7)からは、求職者と企業がそれぞれ「求人情報の標準化」「仕事や求職者への接触数(リーチ)」「より自分にあった仕事/自社にあった求職者とつながる(マッチング)」の3つの面で、表裏一体の課題を感じていることが明らかになりました。Indeed PLUSにはこれらの課題を解決するための特徴を盛り込みました。
企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題
※A:「とてもそう思う」「ややそう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計(選択肢は6スケールで聴取)
※B:「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計(選択肢は4スケールで聴取)
■Indeed PLUSの概要
Indeed PLUSは、多様な求職者と多様な仕事がより効果的に出会えるように開発された求人配信プラットフォームです。複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)と複数のATS(Indeed PLUS連携ATS)をつなぎ、求職者と仕事の効果的なマッチングを実現します。また、求職者および採用企業の求職/採用活動における課題を解決するため「標準化」「リーチ」「マッチング」の3つの特徴を有しています。
Indeed PLUSの3つの特徴
<Indeed PLUSとの連携サービス>
Indeed PLUSは、複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)、および、複数のATS(Indeed PLUS連携ATS)と連携しています。将来的には、さまざまな企業が提供する、より多くの求人サイトやATSとの連携を実現し、オープンプラットフォームとして発展することを目指しています。
- Indeed PLUS連携求人サイトIndeed PLUSは現在、「Indeed」に加え、株式会社リクルートが提供する求人サイト「リクナビNEXT」および「タウンワーク」と連携しています。また、2024年3月以降に同社の提供する「フロム・エー ナビ」「とらばーゆ」「はたらいく」「リクナビ派遣」との連携を予定しています。将来的には、さまざまな企業の提供する複数の求人サイトとの連携を目指しています。
- Indeed PLUS連携ATSIndeed PLUSは現在、「Indeed」に加え、株式会社リクルートが提供する「Airワーク 採用管理」と連携しています。また、2024年2月以降順次、以下のATSとの連携を予定しています。将来的には、さらに多くのATSとの連携を目指しています。
【今後、Indeed PLUS連携ATSへの参画を予定しているATS】
・iRec(株式会社プロコミット)
・アットカンパニー(株式会社大新社)
・アルタスネオ(株式会社クイック福岡)
・HRハッカー(インビジョン株式会社)
・engage(エン・ジャパン株式会社)
・えんと~り(株式会社求人ジャーナル)
・OwnedMaker(リクルーティング・パートナーズ株式会社)
・Q-mate(クイックグループ/株式会社クイック)
・採用一括かんりくん(HRクラウド株式会社)
・ジョブオプ採用管理(株式会社リクルート)
・JOBOLE(株式会社イオレ)
・Jobギア採促(株式会社アイデム)
・JOB!BASE(株式会社アドヴァンテージ)
・TalentClip(株式会社広済堂ビジネスサポート)
・中小企業求人部.(株式会社ジーエスコンサルティング)
・トルー(株式会社ダトラ)
・トレマッセ(株式会社採用戦略研究所)
・ハピキタ(株式会社 北海道アルバイト情報社)
・ビズプラ採用管理(株式会社フューチャート)
・HITO-Manager(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社/SEEDS COMPANY)
・みてくだ採用(株式会社くらしナビ)
・milto(株式会社アスコム)
・リクオプ(HRソリューションズ株式会社)
・Recruiting Cloud(株式会社 HR Force)
・WORKL(株式会社キープサーチ)
・ワガシャ de DOMO(株式会社アルバイトタイムス)
※本予定は、今後の開発状況等によって変更となる場合もございます。
※各ATSを通じたIndeed PLUSの利用方法については各社までお問い合わせください。
<Indeed PLUSの3つの特徴>
Indeed PLUSには(1)求職者の応募書類や企業の募集要項の『標準化』を進める、(2)求職者はより多くの仕事に、企業はより多くの求職者に出会えるよう『リーチ』を広げる、(3)多様な求職者と多様な仕事が効果的に『マッチング』する(つながる)、の3つの特徴があります。
1. 標準化(求人情報・応募情報を標準化)
Indeed PLUSは、採用企業の担当者が作成する求人情報と求職者が応募する際の応募情報を、標準化されたフォーマットに統一しています。
【求職者】
Indeed PLUS連携求人サイトに掲載される求人情報は『標準化』され、求職者が仕事を検討・選定するにあたって必要な情報が網羅されています。そのため、求職者は同じ項目で複数の仕事を比較検討することが可能となります。
またIndeed PLUSから配信された求人情報に応募するにあたっては、利用している求人サイトに関わらずIndeedのシステムを経由して応募いただくことになります。これにより、求職者は標準化された応募フォーマットでの応募が可能となるため、より採用プロセスをスムーズに進めることができます。
【採用企業】
採用企業は、これまで複数の求人サイトを利用する場合、求人票をサービス毎に作成しなければなりませんでした。また、各サービス事業者の専用画面上で応募者の管理をする必要がありました。しかし、Indeed PLUSでは、求人票の作成が一度で済み、また各求人サイトの応募者管理や予算管理をIndeedやIndeed PLUS連携ATSの管理画面上で行うことが可能となります。これにより、採用業務の効率化を図ることができます。
また、求職者の応募情報は標準化されて採用企業に届くこととなり、応募書類の比較が容易になることから、より多くの候補者の中から最適な人材の採用を、的確且つスピーディにすることが可能になります。
2. リーチ(仕事や求職者への接触数)
Indeed PLUSは、複数の求人サイトと複数のATSをつなぐことで、より多くの求職者とより多くの仕事を効果的にマッチングします。
【求職者】
Indeed PLUSでは、複数のATSに投稿された求人情報が、最適な求人サイト※4に掲載されるため、求職者は複数の求人サイトを行ったり来たりすることなく、一つの求人サイトを見るだけで、複数の情報ソースから自分にあった仕事が表示され、より早く簡単に自分にあった仕事を見つけ出すことができる可能性が高まります。
【採用企業】
Indeed PLUSは、求人情報を国内主要求人サイト利用者の最大約7割※1に届けることができ、より多くの求職者に自社の求人情報を見てもらえる可能性が高まります。3. マッチング(より自分にあった仕事/自社にあった求職者とつながる)
Indeedは2004年11月の創業以来、AIを含むさまざまなテクノロジーを駆使し、求人情報と求職者のマッチングの精度を高めてきました。同時に、テクノロジーの利用において生じうるさまざまなバイアスの排除に取り組んできました。
【求職者】
求職者は、使用している求人サイトや、登録している履歴書の内容、求人検索履歴などに応じて、より自分にあった求人情報が表示されるようになるため、自分にあった求人情報を見落とす可能性を減らすことができます。また、自分にあっている仕事が言語化できていない場合であっても、仕事探しを通じて、より自分にあった仕事が表示されていく可能性が高まります。
【採用企業】
Indeed PLUSでは、各求人情報が掲載される求人サイトは、Indeedが15年以上にわたって培ってきたマッチングテクノロジーによって、自動で選定されます。そのため、企業が投稿した求人情報は、Indeed以外の求人サイトの利用者も含め、より多くの条件にあった求職者に対して表示され、より効果的な応募につながる可能性が高まります。
■Indeed PLUS開発責任者(VP and Head of Indeed PLUS) Avery Moon(エイブリー・ムーン)コメント
Indeed、VP and Head of Indeed PLUS、Avery Moon(エイブリー・ムーン)『Indeedは、「We help people get jobs.」のミッションのもと、求人サイト「Indeed」を通じて、採用・求職の新しいスタンダードを築いてきました。創業当初は、求人検索エンジンからスタートした「Indeed」は、現在、検索(Search)にとどまらず採用(Hire)に至るまでの求職・採用活動の全体を通じて、求職者と採用企業を支援し、より早く簡単に最適な仕事を見つけられるマッチングプラットフォームとなることを目指しています。
その一環として、このたび「Indeed PLUS」を開発し、日本市場で初めて導入します。少子高齢化が進み企業の採用難度がますます高まる一方で、求職者は自分にあった仕事を見つけるためにさまざまな求人サービスを使う必要があるという、日本のユニークな課題に対応するため、「Indeed PLUS」を立ち上げました。多様な求職者と多様な仕事を、「Indeed PLUS」というプラットフォームを通じネットワーク化することで、より最適なマッチングを創出できると考えています。
今後もさまざまな求人サイト、ATSとの連携を進め「Indeed PLUS」のネットワークを広げることで、多くの求職者と採用企業の支援を加速するとともに、Indeedのビジョンである「あたかもボタンを押すだけで採用や就職が決まるような世界の実現」を日本でも促進していきたいと考えています。 』
■「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」概要
- 調査主体:Indeed
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:(求職者)日本全国の15~64歳の求職者(現在仕事を探している、もしくは、機会があれば検討する方)男女計1,200名(企業)日本全国の16~69歳の正社員・会社役員で自社の人材採用に関わっている男女計1,000名(従業員数1名の企業は調査の対象外)
- 集計・割り付け方法:(求職者)実施性年代および仕事探しの状況別に均等割り付けして回収し、人口統計を用いてスクリーニングデータを性年代構成比にあわせて補正を実施。補正されたスクリーニングデータを用い、本調査割り付けの各セル出現率にあわせて本調査サンプルを補正(企業)企業規模別に割り付けを行い、総務省『令和3年度経済センサス・活動調査』のデータに基づき、民間企業の従業員数ベース企業規模構成比にあわせてウェイトバック集計を実施
- 調査期間:2023年9月15日(金)~2023年9月22日(金)まで ※求職者は9月21日(木)まで
※1:(出典)株式会社ヴァリューズ シェア調査 2023年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
※2:(出典)Comscore 2023年6月総訪問数
※3:Applicant Tracking Systemの略で、採用管理システムを指します。
※4:Indeed PLUS連携求人サイトを指します。
※5:Indeed PLUS連携ATSを指します。
※6:求人の内容・特性等に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断したサービス(Indeed PLUS連携求人サイト)へ自動掲載します。複数メディアではなく単一メディアにのみ掲載されることもあり、また、Indeedの利用規約、掲載基準及び使用制限が適用されます。
※7:(出典)Indeed「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」(2023年9月実施)
※8:(出典)内閣府(2022)「令和4年版高齢社会白書」
※9:(出典)Indeed「転職に関する5ヵ国調査」(2023年3月実施)https://jp.indeed.com/press/releases/20230627
※10:転職者が現在の勤め先に就職するためにどのような方法で行ったのか(複数回答)をみると、「求人サイト・求人情報専門誌・新聞・チラシ等」が39.4%と最も高い (出典)厚生労働省「令和2年転職者実態調査」
※本プレスリリースは、以下からもご確認いただけます。
Indeed Japan Press Room:https://jp.indeed.com/press/releases/20240130
Indeed (インディード) について
Indeedは、最も多くの人が仕事を見つけている世界No.1求人サイト*です。現在60ヵ国以上、28の言語でサービスを展開し、求職者は何百万もの求人情報を検索することができます。 約350万の企業がIndeedを利用して従業員を見つけ、採用しています。また、月間3.5億人以上のユニークビジター**が、Indeedで求人検索や履歴書の登録、企業の情報検索を行っています。詳細はhttps://jp.indeed.comをご覧ください。
*出典:Comscore 2023年6月総訪問数
**出典:Indeed社内データ 2023年4~7月
注)本プレスリリースは、Indeed Japan株式会社ではなく、Indeedからの配信となります。
世界 No.1 求人サイト(※2)「Indeed(インディード)」は、求人配信プラットフォーム「Indeed PLUS(インディードプラス)」を、2024年1月30日より提供開始いたします。Indeed PLUSは、複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)と複数のATS(※3)(Indeed PLUS連携ATS)をつなぎ、多様な求職者と多様な仕事の効果的なマッチングを実現する求人配信プラットフォームです。Indeedは世界60ヵ国以上でサービス展開していますが、Indeed PLUSの導入は日本市場が初めてとなります。
Indeed PLUSを活用すると、求職者は、複数の求人サイトを利用しなくとも、普段自身が利用している求人サイト(※4)がIndeed PLUSに参画していれば、複数の情報ソース(※5)から適した求人情報が表示されるようになり、より効果的に自分にあった仕事を見つけることが可能となります。企業は求人情報を自社の利用しているATS(※5)上に一度投稿するだけで、Indeedのマッチングテクノロジーによって最適な求人サイト(※4)に自動で掲載され(※6)、国内主要求人サイト利用者の最大約7割(※1)にリーチすることが可能となり、より自社にあった求職者からの応募を期待できます。
Indeed PLUSには(1)求職者の応募書類や企業の募集要項の『標準化』を進める、(2)求職者はより多くの仕事に、企業はより多くの求職者に出会えるよう『リーチ』を広げる、(3)多様な求職者と多様な仕事が効果的に『マッチング』する(つながる)、という3つの特徴があります。
当社の調べ(※7)では、日本の求職者の8割以上、採用企業の7割以上が求人サービス毎に求人情報のフォーマットが異なることを負担に感じていることがわかりました。また、9割以上の求職者が、自分にあった仕事の見落としがあるのではないか不安を感じる一方で、7割以上の企業が、自社にあった人材からの応募が少ないと感じているなど、求職者と仕事の出会いの場面でも双方に困難があることがわかりました。Indeed PLUSの3つの特徴はこれらの課題の解決をサポートします。
Indeedは、「We help people get jobs.」をミッションとし、あらゆる人々が自分にあった仕事に就ける社会の実現を目指しています。Indeed PLUSを通じ、日本の人材採用に新たな仕組みを提供することで、より多くの求職者がご自身にあった仕事をより簡単に見つけることができるようサポートをするとともに、企業の採用担当のみなさまが、自社にあった人材採用をより効果的に進められるようご支援し、日本の人材採用の進化を促進していきたいと考えています。
■Indeed PLUSの開発・導入の背景
<日本の採用や仕事探しを取り巻く環境の変化>
日本では少子高齢化が進み、生産年齢人口は2023年1月の7,479万人から2050年には5,275万人に減少する(※8)と見込まれているなど、今後ますます人手不足が加速することが予想されます。そのような中で、企業は自社に適した人材を確保するために、人材採用業務の効率化を図りつつも、より効果的に人材獲得していくための戦略を描くことが必要となります。
一方で、個人においては、コロナ禍を契機に、働き方や仕事に対する価値観の多様化が加速し、求職者が仕事に求める内容も多様かつ複雑になってきています。また、新卒一括採用や終身雇用制度など日本の特徴的な雇用制度の変革が進む中で、政府は「70歳まで働ける環境の整備」を進めるとともに、働く個人の「キャリア自律」を後押ししています。しかし日本は、他の国に比べて転職経験率が低く、米国や英国では90%を超えるのに対し、日本では60%以下にとどまります(※9)。また、日本では、転職時に求人サイト等を利用する人が最も多い(※10)一方で、求人サイトは細分化され数多く存在しています。これまで転職経験がなく、転職ノウハウをあまり持っていない求職者が、求人サイトをみて仕事を探そうとした際、数多くある仕事の中からうまく自分にあった仕事を見つけ出すことが難しい状況にあると考えられます。
雇用を取り巻く環境が大きく変化する中、求職者が自分にあった仕事を得たり、企業が自社にあった人材を採用したりするためには、現存する採用の仕組みにとどまることなく、多様な求職者と多様な仕事がより効果的に出会えるための仕組みが必要であると考え、IndeedはIndeed PLUSを開発しました。
<「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」で明らかになった課題>
Indeedが、求職者1,200名と企業の採用担当者1,000名を対象に行った「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」(※7)からは、求職者と企業がそれぞれ「求人情報の標準化」「仕事や求職者への接触数(リーチ)」「より自分にあった仕事/自社にあった求職者とつながる(マッチング)」の3つの面で、表裏一体の課題を感じていることが明らかになりました。Indeed PLUSにはこれらの課題を解決するための特徴を盛り込みました。
企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題
※A:「とてもそう思う」「ややそう思う」「どちらかといえばそう思う」の合計(選択肢は6スケールで聴取)
※B:「とてもそう思う」「ややそう思う」の合計(選択肢は4スケールで聴取)
■Indeed PLUSの概要
Indeed PLUSは、多様な求職者と多様な仕事がより効果的に出会えるように開発された求人配信プラットフォームです。複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)と複数のATS(Indeed PLUS連携ATS)をつなぎ、求職者と仕事の効果的なマッチングを実現します。また、求職者および採用企業の求職/採用活動における課題を解決するため「標準化」「リーチ」「マッチング」の3つの特徴を有しています。
Indeed PLUSの3つの特徴
<Indeed PLUSとの連携サービス>
Indeed PLUSは、複数の求人サイト(Indeed PLUS連携求人サイト)、および、複数のATS(Indeed PLUS連携ATS)と連携しています。将来的には、さまざまな企業が提供する、より多くの求人サイトやATSとの連携を実現し、オープンプラットフォームとして発展することを目指しています。
- Indeed PLUS連携求人サイトIndeed PLUSは現在、「Indeed」に加え、株式会社リクルートが提供する求人サイト「リクナビNEXT」および「タウンワーク」と連携しています。また、2024年3月以降に同社の提供する「フロム・エー ナビ」「とらばーゆ」「はたらいく」「リクナビ派遣」との連携を予定しています。将来的には、さまざまな企業の提供する複数の求人サイトとの連携を目指しています。
- Indeed PLUS連携ATSIndeed PLUSは現在、「Indeed」に加え、株式会社リクルートが提供する「Airワーク 採用管理」と連携しています。また、2024年2月以降順次、以下のATSとの連携を予定しています。将来的には、さらに多くのATSとの連携を目指しています。
【今後、Indeed PLUS連携ATSへの参画を予定しているATS】
・iRec(株式会社プロコミット)
・アットカンパニー(株式会社大新社)
・アルタスネオ(株式会社クイック福岡)
・HRハッカー(インビジョン株式会社)
・engage(エン・ジャパン株式会社)
・えんと~り(株式会社求人ジャーナル)
・OwnedMaker(リクルーティング・パートナーズ株式会社)
・Q-mate(クイックグループ/株式会社クイック)
・採用一括かんりくん(HRクラウド株式会社)
・ジョブオプ採用管理(株式会社リクルート)
・JOBOLE(株式会社イオレ)
・Jobギア採促(株式会社アイデム)
・JOB!BASE(株式会社アドヴァンテージ)
・TalentClip(株式会社広済堂ビジネスサポート)
・中小企業求人部.(株式会社ジーエスコンサルティング)
・トルー(株式会社ダトラ)
・トレマッセ(株式会社採用戦略研究所)
・ハピキタ(株式会社 北海道アルバイト情報社)
・ビズプラ採用管理(株式会社フューチャート)
・HITO-Manager(パーソルプロセス&テクノロジー株式会社/SEEDS COMPANY)
・みてくだ採用(株式会社くらしナビ)
・milto(株式会社アスコム)
・リクオプ(HRソリューションズ株式会社)
・Recruiting Cloud(株式会社 HR Force)
・WORKL(株式会社キープサーチ)
・ワガシャ de DOMO(株式会社アルバイトタイムス)
※本予定は、今後の開発状況等によって変更となる場合もございます。
※各ATSを通じたIndeed PLUSの利用方法については各社までお問い合わせください。
<Indeed PLUSの3つの特徴>
Indeed PLUSには(1)求職者の応募書類や企業の募集要項の『標準化』を進める、(2)求職者はより多くの仕事に、企業はより多くの求職者に出会えるよう『リーチ』を広げる、(3)多様な求職者と多様な仕事が効果的に『マッチング』する(つながる)、の3つの特徴があります。
1. 標準化(求人情報・応募情報を標準化)
Indeed PLUSは、採用企業の担当者が作成する求人情報と求職者が応募する際の応募情報を、標準化されたフォーマットに統一しています。
【求職者】
Indeed PLUS連携求人サイトに掲載される求人情報は『標準化』され、求職者が仕事を検討・選定するにあたって必要な情報が網羅されています。そのため、求職者は同じ項目で複数の仕事を比較検討することが可能となります。
またIndeed PLUSから配信された求人情報に応募するにあたっては、利用している求人サイトに関わらずIndeedのシステムを経由して応募いただくことになります。これにより、求職者は標準化された応募フォーマットでの応募が可能となるため、より採用プロセスをスムーズに進めることができます。
【採用企業】
採用企業は、これまで複数の求人サイトを利用する場合、求人票をサービス毎に作成しなければなりませんでした。また、各サービス事業者の専用画面上で応募者の管理をする必要がありました。しかし、Indeed PLUSでは、求人票の作成が一度で済み、また各求人サイトの応募者管理や予算管理をIndeedやIndeed PLUS連携ATSの管理画面上で行うことが可能となります。これにより、採用業務の効率化を図ることができます。
また、求職者の応募情報は標準化されて採用企業に届くこととなり、応募書類の比較が容易になることから、より多くの候補者の中から最適な人材の採用を、的確且つスピーディにすることが可能になります。
2. リーチ(仕事や求職者への接触数)
Indeed PLUSは、複数の求人サイトと複数のATSをつなぐことで、より多くの求職者とより多くの仕事を効果的にマッチングします。
【求職者】
Indeed PLUSでは、複数のATSに投稿された求人情報が、最適な求人サイト※4に掲載されるため、求職者は複数の求人サイトを行ったり来たりすることなく、一つの求人サイトを見るだけで、複数の情報ソースから自分にあった仕事が表示され、より早く簡単に自分にあった仕事を見つけ出すことができる可能性が高まります。
【採用企業】
Indeed PLUSは、求人情報を国内主要求人サイト利用者の最大約7割※1に届けることができ、より多くの求職者に自社の求人情報を見てもらえる可能性が高まります。3. マッチング(より自分にあった仕事/自社にあった求職者とつながる)
Indeedは2004年11月の創業以来、AIを含むさまざまなテクノロジーを駆使し、求人情報と求職者のマッチングの精度を高めてきました。同時に、テクノロジーの利用において生じうるさまざまなバイアスの排除に取り組んできました。
【求職者】
求職者は、使用している求人サイトや、登録している履歴書の内容、求人検索履歴などに応じて、より自分にあった求人情報が表示されるようになるため、自分にあった求人情報を見落とす可能性を減らすことができます。また、自分にあっている仕事が言語化できていない場合であっても、仕事探しを通じて、より自分にあった仕事が表示されていく可能性が高まります。
【採用企業】
Indeed PLUSでは、各求人情報が掲載される求人サイトは、Indeedが15年以上にわたって培ってきたマッチングテクノロジーによって、自動で選定されます。そのため、企業が投稿した求人情報は、Indeed以外の求人サイトの利用者も含め、より多くの条件にあった求職者に対して表示され、より効果的な応募につながる可能性が高まります。
■Indeed PLUS開発責任者(VP and Head of Indeed PLUS) Avery Moon(エイブリー・ムーン)コメント
Indeed、VP and Head of Indeed PLUS、Avery Moon(エイブリー・ムーン)『Indeedは、「We help people get jobs.」のミッションのもと、求人サイト「Indeed」を通じて、採用・求職の新しいスタンダードを築いてきました。創業当初は、求人検索エンジンからスタートした「Indeed」は、現在、検索(Search)にとどまらず採用(Hire)に至るまでの求職・採用活動の全体を通じて、求職者と採用企業を支援し、より早く簡単に最適な仕事を見つけられるマッチングプラットフォームとなることを目指しています。
その一環として、このたび「Indeed PLUS」を開発し、日本市場で初めて導入します。少子高齢化が進み企業の採用難度がますます高まる一方で、求職者は自分にあった仕事を見つけるためにさまざまな求人サービスを使う必要があるという、日本のユニークな課題に対応するため、「Indeed PLUS」を立ち上げました。多様な求職者と多様な仕事を、「Indeed PLUS」というプラットフォームを通じネットワーク化することで、より最適なマッチングを創出できると考えています。
今後もさまざまな求人サイト、ATSとの連携を進め「Indeed PLUS」のネットワークを広げることで、多くの求職者と採用企業の支援を加速するとともに、Indeedのビジョンである「あたかもボタンを押すだけで採用や就職が決まるような世界の実現」を日本でも促進していきたいと考えています。 』
■「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」概要
- 調査主体:Indeed
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:(求職者)日本全国の15~64歳の求職者(現在仕事を探している、もしくは、機会があれば検討する方)男女計1,200名(企業)日本全国の16~69歳の正社員・会社役員で自社の人材採用に関わっている男女計1,000名(従業員数1名の企業は調査の対象外)
- 集計・割り付け方法:(求職者)実施性年代および仕事探しの状況別に均等割り付けして回収し、人口統計を用いてスクリーニングデータを性年代構成比にあわせて補正を実施。補正されたスクリーニングデータを用い、本調査割り付けの各セル出現率にあわせて本調査サンプルを補正(企業)企業規模別に割り付けを行い、総務省『令和3年度経済センサス・活動調査』のデータに基づき、民間企業の従業員数ベース企業規模構成比にあわせてウェイトバック集計を実施
- 調査期間:2023年9月15日(金)~2023年9月22日(金)まで ※求職者は9月21日(木)まで
※1:(出典)株式会社ヴァリューズ シェア調査 2023年6月 (日本国内の主要求人サイトを1年に2日以上利用しているユーザーのうち、 Indeed・タウンワーク・リクナビNEXTを利用しているユーザーの割合)
※2:(出典)Comscore 2023年6月総訪問数
※3:Applicant Tracking Systemの略で、採用管理システムを指します。
※4:Indeed PLUS連携求人サイトを指します。
※5:Indeed PLUS連携ATSを指します。
※6:求人の内容・特性等に照らしてIndeedが最も当該求人に相応しいと判断したサービス(Indeed PLUS連携求人サイト)へ自動掲載します。複数メディアではなく単一メディアにのみ掲載されることもあり、また、Indeedの利用規約、掲載基準及び使用制限が適用されます。
※7:(出典)Indeed「企業の採用活動および求職者の仕事探しにおける課題調査」(2023年9月実施)
※8:(出典)内閣府(2022)「令和4年版高齢社会白書」
※9:(出典)Indeed「転職に関する5ヵ国調査」(2023年3月実施)https://jp.indeed.com/press/releases/20230627
※10:転職者が現在の勤め先に就職するためにどのような方法で行ったのか(複数回答)をみると、「求人サイト・求人情報専門誌・新聞・チラシ等」が39.4%と最も高い (出典)厚生労働省「令和2年転職者実態調査」
※本プレスリリースは、以下からもご確認いただけます。
Indeed Japan Press Room:https://jp.indeed.com/press/releases/20240130
Indeed (インディード) について
Indeedは、最も多くの人が仕事を見つけている世界No.1求人サイト*です。現在60ヵ国以上、28の言語でサービスを展開し、求職者は何百万もの求人情報を検索することができます。 約350万の企業がIndeedを利用して従業員を見つけ、採用しています。また、月間3.5億人以上のユニークビジター**が、Indeedで求人検索や履歴書の登録、企業の情報検索を行っています。詳細はhttps://jp.indeed.comをご覧ください。
*出典:Comscore 2023年6月総訪問数
**出典:Indeed社内データ 2023年4~7月
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