HOMEキャリア開発リリース<年収1,000万円以上のビジネスパーソンの「キャリア教育」に対する意識を調査>キャリア教育の開始時期は「小学生以下(4割)」「中学生(3割)」が望ましいと回答

<年収1,000万円以上のビジネスパーソンの「キャリア教育」に対する意識を調査>キャリア教育の開始時期は「小学生以下(4割)」「中学生(3割)」が望ましいと回答

2023/12/25


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約8割が、自身の「仕事」について子供と話す機会を設けている。重要なことは「仕事にはさまざまな選択肢があると教えること(77.7%)」


株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也 以下、当社)は、2023年12月22日
より、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」の無償提供を教育関係者向けに開始しました。そこでこのたび、ビズリーチ会員に対しキャリア教育に関するアンケート※を実施しました。年収1,000万円以上の方の回答について結果を発表します(有効回答数:595)。
アンケートの結果、キャリア教育を開始するのに望ましい時期について、4割が「小学生以下」、3割が「中学生」と回答し、早期からのキャリア教育が必要だと考えるビジネスパーソンが多いことがわかりました。またキャリア教育の一環として、自身の仕事について子供と話す機会を設けている方が約8割にのぼり、多くのビジネスパーソンが自身の体験を伝えることを通じて、すでに子供のキャリア形成に取り組んでいることがわかる結果となりました。

■キャリア教育を開始するのに望ましい時期、4割が「小学生以下」、3割が「中学生」
子供へのキャリア教育を開始する時期はいつが望ましいと思うかたずねたところ、「就学前」4.9%、「小学校
低学年」9.8%、「小学校高学年」25.8%と約4割が小学生以下と回答しました。次いで「中学生」が29.9%となり、年収1,000万円以上のビズリーチ会員の多くが、早期からのキャリア教育が望ましいと考えていることがわかります。

■キャリア教育に重要なことは「仕事にはさまざまな選択肢があると教えること(77.7%)」が最多
キャリア教育にはどんなことが重要だと思うかたずねたところ、「仕事にはさまざまな選択肢があると教えること(77.7%)」が最も多く、次いで「社会やビジネスの仕組みを教えること(64.6%)」「親の価値観や考えを押し付けないこと(51.3%)」という結果となりました。また小学生から大学院生の子供がいる方に絞って、子供の学年ごとに見ると(子供が複数いる場合は最も年長の子供の学年)、小学生のいる方は「親がキャリア教育を行うこと(20.0%)」が「学校でキャリア教育を行うこと(15.0%)」を上回る結果となりましたが、中学生と高校生のいる方では「親がキャリア教育を行うこと(11.5%)」が「学校でキャリア教育を行うこと(13.5%)」を下回り、逆転しました。

61.9%が、子供の頃に親子で「仕事」について話した経験が、自身のキャリア形成に役立ったと回答
また、自身が小学校から高校の頃に親子で「仕事」について話した経験のある方に、その経験が自身のキャリア
形成に役立ったと思うかたずねたところ、役に立ったと感じている方は61.9%にのぼりました。またキャリア教育の一環として自身の仕事について子供と話す機会を設けている方は77.5%となり、多くのビズリーチ会員が意識的に親子で話す機会を設けていることがわかります。


Q. 子供へのキャリア教育や親子での仕事・キャリアに関するコミュニケーションに対するご意見があれば自由にご回答ください。(自由回答)
・楽しさややりがいに惑わされないよう、収入や労働時間・環境等も含めて事実を伝え、よく考えさせるのが
よいと思う。(30代、営業)
・子供たちが社会人になる頃には親世代とは全く違う職業や価値観があり、環境や社会情勢も変わっていると
思う。そのため、感染症なども含めさまざまなことが起こっても稼いでいける原則を学んだり、生き抜くため
の思考力を育んだりするのが大事だと思う。(40代、経営)
・自分が何をしているときが楽しいかなど、自分を見つめる時間を設けることの重要性を伝えたい。
(40代、経営)
・いろんな職業に興味を持つきっかけ、機会をもっと多く与えたい。その後深掘りするツールは十分にある。
(50代、管理)
・うれしかったこと、つらかったことを含め、自分の経験からわかる仕事の大変さややりがいを押し付けない
レベルで伝えること。(50代、化学)
・親の世代と仕事に関する考え方が変化しているので、親子でコミュニケーションするだけでは限界があると
思う。(50代、人事)
・何にしても小さい頃からふれる機会を増やすことが大事。また、教育や仕事だけでなく、お金についても、
小中高大と各学年のレベルで教え、ふれる機会を設ける必要がある。(50代、経営)

■中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」について

当社は、SDGs達成に向けたサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」として、2023年12月22日、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」の、学校関係者向けの無償提供を開始しました。
「みらいDESIGN Kit」は、京都市立西京高等学校1年生5名が発案した「キャリアを考える月間」の実現を目指して開発されたツールで、さいたま市教育委員会の協力の下、市内の中学生・高校生の実証授業を実施したうえで
完成しました。
「みらいDESIGN Kit」には、当社が保有するキャリア選択に関するデータを取り入れています。このツールを
キャリア教育の一環として活用することで中高生はより具体的にキャリアの選択肢について考えることが可能になります。
詳細:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2023/1222.html

■株式会社ビズリーチ 代表取締役社長 ビズリーチ事業部 事業部長 酒井 哲也 コメント

今回の調査結果から、年収1,000万円以上のビズリーチ会員の多くが、早期からのキャリア教育に重要性を感じていることがわかりました。また、お子様がいる会員の多くが、キャリア教育の一環として、ご自身の仕事についてお子様と話す機会を意図的に設けていることもわかります。
テクノロジーの進化やビジネス環境の変化が激しい時代、今ある仕事が10年後、20年後にあるとは限りません。新しい仕事もどんどん生まれてくるでしょう。
当社では、SDGs達成に向けたサステナビリティプログラム「みらい投資プロジェクト」として、未来のプロフェッショナル人材となる小学生とその保護者に向けたキャリア教育を提供しています。また先日、京都市立西京高等学校の1年生5名の発案をもとに開発した、中高生向けキャリア教育支援ツール「みらいDESIGN Kit」の、学校関係者向けの無償提供も開始しました。これらの取り組みは、
先を見通すことが難しい時代においても、子供たちが自らキャリアに関する情報収集を行うすべを身につけ、多くの仕事を知り、自ら思考することを目的に実施しているものです。
今後も当社は、未来のプロ人材の育成・教育分野への投資を通じて、日本全体の社会の課題解決に努めてまいります。

※調査概要
 調査内容:キャリア教育に関するアンケート
 調査期間:2023年10月9日~2023年10月15日 
 調査対象:ビズリーチ会員
 有効回答数:595(年収1,000万円以上の会員に限定して集計)
 ・回答率は端数処理の関係で合計が100%にならない場合があります。
 ・本調査を引用される際には、「ビズリーチ調べ」と必ずご記載ください。

■即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」について
ビズリーチは企業と求職者が直接やりとりできるプラットフォームがなかった人材業界において、人材データベースを企業に開放することで採用市場を可視化しました。また、企業が求職者へ自らアプローチできるプラットフォームを提供することで、企業が必要としている人材を採用するために、あらゆる手段を主体的に考え、能動的に実行する採用活動「ダイレクトリクルーティング」を推進し、優秀な人材のスピーディーな採用をご支援しています。また、求職者も今まで知りえなかった企業からアプローチを受けることで、キャリアの選択肢と可能性を最大化することが可能です。
URL:求職者向け https://www.bizreach.jp/
   企業向け https://bizreach.biz/service/bizreach/

■株式会社ビズリーチについて
「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/