「夫が中心で妻は補助的に働く」23.2%、就労志向の主婦の10年後は「明るい」24.3% ~しゅふJOB総研調査~
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『10年後の未来と夫婦の働き方』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:465件)
■調査結果概要
1.10年後の未来を想像した時に増えそうなのは「夫婦対等に共働き」62.2%
2.10年後に増えそうな夫婦の働き方:2024年と2020年の比較
3.「妻メイン」が増えそうな理由、「在宅でも働きやすくなってきた」28.6%
4.10年後の未来は、就労志向の主婦にとって「明るい」24.3%
5.10年後の未来はは明るいか: 2024年と2020年の比較
6.フリーコメントより
1.10年後の未来を想像した時に増えそうなのは「夫婦対等に共働き」62.2%
2.10年後に増えそうな夫婦の働き方:2024年と2020年の比較
3.「妻メイン」が増えそうな理由、「在宅でも働きやすくなってきた」28.6%
4.10年後の未来は、就労志向の主婦にとって「明るい」24.3%
5.10年後の未来はは明るいか: 2024年と2020年の比較
6.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<10年後の未来は就労志向の主婦にとって「明るい・どちらかというと明るい」と答えた人>
・就業希望があれば、年齢制限なく働ける社会になって欲しい(60代:パート/アルバイト)
・お互いが納得していれば良いと思っているが、社会はまだまだ男がメインで女は家事育児中心という世の中だと思う (40代:契約社員)
・画一的ではなく今よりそれぞれの夫婦の考え方に拠るところが大きくなり二分化されるのでは、と考える (50代:パート/アルバイト)
・夫は頑張ってきたので、休ませてあげたい(50代:正社員)
・妻がフルタイムで働いても夫が不満を持たないで欲しい(50代:パート/アルバイト)
・夫婦のうち、どちらかが融通の効く仕事でないと家庭が回らなくて困る(40代:パート/アルバイト)
・今までのような男尊女卑で、家事もほとんど女性が担うようなことにはならないでほしい(50代:今は働いていない)
・家事育児が得意な方が補助的に働いて、不得意な方がしっかり仕事をしてもいいと思う(40代:パート/アルバイト)
・夫婦の問題だと思うので、自由で良いと思います(50代:派遣社員)
・どういう状況になろうとも自分の身は自分で守れる個人でいたら心配する事もないと思います(50代:パート/アルバイト)
<10年後の未来は就労志向の主婦にとって「暗い・どちらかというと暗い」と答えた人>
・女性はどちらかと言うと子育ての後は親の介護を任される方が多く、家族に寄り添った働き方ができる柔軟性のある職場でないと長く働くことが厳しいと思う。自分は子供の数が増えたことと、介護に対する理解が得られずフルタイムで働くことが厳しくなり、20年勤めた会社を辞めた(40代:今は働いていない)
・家事育児の外注が難しいので、対等の仕事は、なかなか難しいと思う(30代:SOHO/在宅ワーク)
・妻が専業主婦できるくらい夫の収入が十分ある世の中になって欲しい。共働きありきの生活は豊かではないと思う(40代:パート/アルバイト)
・主婦が仕事をしても負担が増える。今は子供も大きくなったが女性はどうしても不利だと思う(50代:今は働いていない)
・そんなにすぐ変わるのかなぁと悲観的です(50代:パート/アルバイト)
・妻は家事があっても収入を増やすため働かざるを得ず、それなりの時間働いても時給が低く収入が上がらないため暗い(40代:派遣社員)
・社会そのものが男女平等にならないと、夫婦云々はありえない(60代:パート/アルバイト)
・夫の扶養に入らずに思い切り働いてみたいと思うが、家事育児のバランスがとれるか不安がある(40代:契約社員)
・パートタイム的な時間で働いても管理職につけるなど、もっと斬新な形で仕事ができる世の中にならなければ、母親のみならず皆が疲弊し、生活が向上しないと思います(50代:派遣社員)
・高齢で子持ちの再就職は全く相手にされず、本来は夫婦対等に働きたいが、社会が受け入れてくれない(40代:パート/アルバイト)
<10年後の未来は就労志向の主婦にとって「どちらとも言えない」と答えた人>
・子育てはどうしても男女平等にならない今の世の中がとても嫌(30代:今は働いていない)
・子育てが終わったら…夫婦で共稼ぎが良いと思います(50代:パート/アルバイト)
・10年後は主人が定年退職してるのでわたしが働きに出ないと老後が心配(50代:今は働いていない)
・妻も働くのが当たり前になってくるかもしれないが、保育園や子供の預け先の充実、急なお休みにも柔軟に対応してくれる職場が増えないと、夫と同じように働いていくことは難しいと思う(50代:パート/アルバイト)
・お互いの気持ち、労りが必要(60代:契約社員)
・女性が働きやすい社会になってきてるのは良いが、家事の負担がどうにかならないかと思う 働きつつ家族の分の家事を担うのは本当に本当に大変です(30代:パート/アルバイト)
・小さい子が居たら夫婦二人のみの人手では不十分。男性側がもっと柔軟な働き方ができなければ子どもを持つ事は難しいと思う(60代:今は働いていない)
・夫婦によって、状況が違うので、働きたくても子供が小さい、病気の治療中、頼れる家族がいないなど、様々なので、これからは〇〇な時代、共働き推奨、決めつけないでほしい。働ける前提の改革も慎重にしてほしい(40代:パート/アルバイト)
・夫婦それぞれが協力し合ってどちも負担のないように共働きができるとよい(40代:派遣社員)
・平等意識ばかりが先になって、制度と当事者、その親など世代間にマインドギャップがある。地域差もあるので、10年でもう少し進む程度だと思う。すっかり世代が変わらない限り、まだまだ変化への抵抗は根強いと思う(50代:今は働いていない)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
これからの夫婦の働き方は、どのようになっていくのか。主婦層を中心とする就労志向の女性に「いまから10年後の未来を想像した時、夫婦のワークスタイルとして増えそうなのはどれだと思いますか」と尋ねたところ、「夫婦対等に共働き」との回答が最も多く62.2%でした。前回調査(※)した2020年と比較すると2.1ポイント上昇しています。一方「夫が中心となって働き、妻は補助的に働く」と回答した人は10.1ポイント減少しました。より妻と夫が対等に働く傾向が強まると感じている人が増えている様子が伺えます。
「妻が中心となって働き、夫は補助的に働く」または「妻が働き、夫は専業主夫」と回答した方に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「ITの進化等で在宅でも働きやすくなってきたから」でした。通勤時間を仕事や家事などに充てることができると働き方の可能性が広がります。また、「いまから10年後の未来を想像した時、就労志向の主婦にとって未来は明るいと思いますか」と質問したところ「暗い」と回答した人が「明るい」と回答した人の2倍近くになりました。2020年には「明るい」と「暗い」が拮抗していたことを考えると、現状は良くない方向に向かっていると感じている人が増えてきているようです。家事や育児、介護といった家庭周りにかかる工数が減らずに主婦がその大半を担ったまま、夫婦対等に共働きする家庭が増えていけば仕事工数が増える分、妻の負担はさらに増えることになります。家庭と仕事を合わせた総工数をどう最適化するかに目を向ける必要があると考えます。
※10年後の日本、仕事と家庭の両立を希望する主婦はどう見ているか?:https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-23566/
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職
促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ
ム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会
議雇用WG勉強会(平成26年)など
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、
フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、
ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数
◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン
ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同
参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:465名 ※女性のみ
調査実施日:2024年7月25日(木)~2024年8月1日(木)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください
<しゅふJOB総研について>「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて>『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。
仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層の実情や本音を探る調査機関『しゅふJOB総研』(運営会社:株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)は『10年後の未来と夫婦の働き方』をテーマに、主婦層を中心とする就労志向の女性にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数:465件)
■調査結果概要
1.10年後の未来を想像した時に増えそうなのは「夫婦対等に共働き」62.2%
2.10年後に増えそうな夫婦の働き方:2024年と2020年の比較
3.「妻メイン」が増えそうな理由、「在宅でも働きやすくなってきた」28.6%
4.10年後の未来は、就労志向の主婦にとって「明るい」24.3%
5.10年後の未来はは明るいか: 2024年と2020年の比較
6.フリーコメントより
1.10年後の未来を想像した時に増えそうなのは「夫婦対等に共働き」62.2%
2.10年後に増えそうな夫婦の働き方:2024年と2020年の比較
3.「妻メイン」が増えそうな理由、「在宅でも働きやすくなってきた」28.6%
4.10年後の未来は、就労志向の主婦にとって「明るい」24.3%
5.10年後の未来はは明るいか: 2024年と2020年の比較
6.フリーコメントより
◇フリーコメントより抜粋(年代:就業形態)
<10年後の未来は就労志向の主婦にとって「明るい・どちらかというと明るい」と答えた人>
・就業希望があれば、年齢制限なく働ける社会になって欲しい(60代:パート/アルバイト)
・お互いが納得していれば良いと思っているが、社会はまだまだ男がメインで女は家事育児中心という世の中だと思う (40代:契約社員)
・画一的ではなく今よりそれぞれの夫婦の考え方に拠るところが大きくなり二分化されるのでは、と考える (50代:パート/アルバイト)
・夫は頑張ってきたので、休ませてあげたい(50代:正社員)
・妻がフルタイムで働いても夫が不満を持たないで欲しい(50代:パート/アルバイト)
・夫婦のうち、どちらかが融通の効く仕事でないと家庭が回らなくて困る(40代:パート/アルバイト)
・今までのような男尊女卑で、家事もほとんど女性が担うようなことにはならないでほしい(50代:今は働いていない)
・家事育児が得意な方が補助的に働いて、不得意な方がしっかり仕事をしてもいいと思う(40代:パート/アルバイト)
・夫婦の問題だと思うので、自由で良いと思います(50代:派遣社員)
・どういう状況になろうとも自分の身は自分で守れる個人でいたら心配する事もないと思います(50代:パート/アルバイト)
<10年後の未来は就労志向の主婦にとって「暗い・どちらかというと暗い」と答えた人>
・女性はどちらかと言うと子育ての後は親の介護を任される方が多く、家族に寄り添った働き方ができる柔軟性のある職場でないと長く働くことが厳しいと思う。自分は子供の数が増えたことと、介護に対する理解が得られずフルタイムで働くことが厳しくなり、20年勤めた会社を辞めた(40代:今は働いていない)
・家事育児の外注が難しいので、対等の仕事は、なかなか難しいと思う(30代:SOHO/在宅ワーク)
・妻が専業主婦できるくらい夫の収入が十分ある世の中になって欲しい。共働きありきの生活は豊かではないと思う(40代:パート/アルバイト)
・主婦が仕事をしても負担が増える。今は子供も大きくなったが女性はどうしても不利だと思う(50代:今は働いていない)
・そんなにすぐ変わるのかなぁと悲観的です(50代:パート/アルバイト)
・妻は家事があっても収入を増やすため働かざるを得ず、それなりの時間働いても時給が低く収入が上がらないため暗い(40代:派遣社員)
・社会そのものが男女平等にならないと、夫婦云々はありえない(60代:パート/アルバイト)
・夫の扶養に入らずに思い切り働いてみたいと思うが、家事育児のバランスがとれるか不安がある(40代:契約社員)
・パートタイム的な時間で働いても管理職につけるなど、もっと斬新な形で仕事ができる世の中にならなければ、母親のみならず皆が疲弊し、生活が向上しないと思います(50代:派遣社員)
・高齢で子持ちの再就職は全く相手にされず、本来は夫婦対等に働きたいが、社会が受け入れてくれない(40代:パート/アルバイト)
<10年後の未来は就労志向の主婦にとって「どちらとも言えない」と答えた人>
・子育てはどうしても男女平等にならない今の世の中がとても嫌(30代:今は働いていない)
・子育てが終わったら…夫婦で共稼ぎが良いと思います(50代:パート/アルバイト)
・10年後は主人が定年退職してるのでわたしが働きに出ないと老後が心配(50代:今は働いていない)
・妻も働くのが当たり前になってくるかもしれないが、保育園や子供の預け先の充実、急なお休みにも柔軟に対応してくれる職場が増えないと、夫と同じように働いていくことは難しいと思う(50代:パート/アルバイト)
・お互いの気持ち、労りが必要(60代:契約社員)
・女性が働きやすい社会になってきてるのは良いが、家事の負担がどうにかならないかと思う 働きつつ家族の分の家事を担うのは本当に本当に大変です(30代:パート/アルバイト)
・小さい子が居たら夫婦二人のみの人手では不十分。男性側がもっと柔軟な働き方ができなければ子どもを持つ事は難しいと思う(60代:今は働いていない)
・夫婦によって、状況が違うので、働きたくても子供が小さい、病気の治療中、頼れる家族がいないなど、様々なので、これからは〇〇な時代、共働き推奨、決めつけないでほしい。働ける前提の改革も慎重にしてほしい(40代:パート/アルバイト)
・夫婦それぞれが協力し合ってどちも負担のないように共働きができるとよい(40代:派遣社員)
・平等意識ばかりが先になって、制度と当事者、その親など世代間にマインドギャップがある。地域差もあるので、10年でもう少し進む程度だと思う。すっかり世代が変わらない限り、まだまだ変化への抵抗は根強いと思う(50代:今は働いていない)
■しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎より
これからの夫婦の働き方は、どのようになっていくのか。主婦層を中心とする就労志向の女性に「いまから10年後の未来を想像した時、夫婦のワークスタイルとして増えそうなのはどれだと思いますか」と尋ねたところ、「夫婦対等に共働き」との回答が最も多く62.2%でした。前回調査(※)した2020年と比較すると2.1ポイント上昇しています。一方「夫が中心となって働き、妻は補助的に働く」と回答した人は10.1ポイント減少しました。より妻と夫が対等に働く傾向が強まると感じている人が増えている様子が伺えます。
「妻が中心となって働き、夫は補助的に働く」または「妻が働き、夫は専業主夫」と回答した方に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「ITの進化等で在宅でも働きやすくなってきたから」でした。通勤時間を仕事や家事などに充てることができると働き方の可能性が広がります。また、「いまから10年後の未来を想像した時、就労志向の主婦にとって未来は明るいと思いますか」と質問したところ「暗い」と回答した人が「明るい」と回答した人の2倍近くになりました。2020年には「明るい」と「暗い」が拮抗していたことを考えると、現状は良くない方向に向かっていると感じている人が増えてきているようです。家事や育児、介護といった家庭周りにかかる工数が減らずに主婦がその大半を担ったまま、夫婦対等に共働きする家庭が増えていけば仕事工数が増える分、妻の負担はさらに増えることになります。家庭と仕事を合わせた総工数をどう最適化するかに目を向ける必要があると考えます。
※10年後の日本、仕事と家庭の両立を希望する主婦はどう見ているか?:https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/news-23566/
しゅふJOB総研 研究顧問 川上敬太郎 プロフィール1973年三重県津市生まれ。愛知大学文学部卒業後、大手人材サービス企業管理職、業界専門誌『月刊人材ビジネス』営業推進部部長 兼編集委員などを経て、2010年に株式会社ビースタイル(当時)入社。翌年、調査機関『しゅふJOB総合研究所』を起ち上げ所長就任。これまでに、仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を中心にのべ50000人以上の声を調査・分析し、300本以上のレポートを配信。2021年に独立し現職の他、ワークスタイル研究家として解説記事の執筆・講演、広報ブランディング活動のアドバイザリーなどに携わる。
実務経験分野は、人材派遣・紹介・アウトソーシングなど人材サービス事業に20年以上従事し、役員・管理職として営業や新規事業の立ち上げ、広報ブランディング、経営企画、人事など事業現場の最前線から管理部門まで管轄するなど多岐にわたる。人材マネジメントから法規制まで、雇用労働分野の幅広いテーマについて多数のメディア出演などを通して意見提言を行う。男女の双子を含む4児の父で兼業主夫。
Facebookページ:『ヒトラボ』編集長(2011年~)/Facebookグループ:『人材サービスの公益的発展を考える会』主宰(2016年~)/すばる審査評価機構株式会社 非常勤監査役/日本労務学会員
◇委員等 厚生労働省 委託事業検討会委員
民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職
促進検討会」(平成29~30年度)
労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラ
ム検討委員会」(平成29~31年度)
日本人材派遣協会 派遣事業運営支援部会員(平成20~21年、24年)、内閣府 規制改革会
議雇用WG勉強会(平成26年)など
◇メディア出演 NHK『あさイチ』解説、テレビ朝日『ビートたけしのTVタックル』パネラー、
フジテレビ『みんなのニュース:ふかぼり』解説などのテレビ出演の他、
ラジオ・新聞・雑誌・ビジネス系ウェブメディアなどでコメント多数
◇執筆・その他 ITメディア連載『働き方の見取り図』/JBpress連載『ワークスタイルの行方』他、
日本経済新聞、日経MJ、時事通信、BUSINESS INSIDER JAPAN、プレジデントオン
ライン、J-CASTニュースBizなど執筆・寄稿記事多数。大学や地方自治体、男女共同
参画センターなどでの講演、パネルディスカッションのモデレーターも務める
■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:465名 ※女性のみ
調査実施日:2024年7月25日(木)~2024年8月1日(木)まで
調査対象者:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOB』登録者
当リリースに関して、研究顧問 川上へのインタビューのご要望があれば広報までご連絡ください
<しゅふJOB総研について>「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志から始まった2011年設立の研究所です。ライフスタイルと仕事の望ましいバランスに対する社会の理解を高め、女性のみならず誰もが働きやすい職場をより多くつくっていくために、定期的なアンケート等の調査を実施し結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ
<ビースタイルグループについて>『時代に合わせた価値を創造する』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ18万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、目指す未来 -VISION- 『かかわる全ての人がしあわせ』を実現してまいります。
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