転職で年収アップした人は4割。30代の約5人に1人は100万円以上の年収アップに成功。しかし転職後も、年収の理想と現実のギャップは約120万円
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp/)は、直近2年以内に転職した800名を対象に行った「転職による年収アップの実態調査」の結果を発表しました。本調査では、年収アップのために必要な行動、年収交渉の実態、年収の理想と現実のギャップなどが明らかになりました。
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【TOPICS】
◆転職で年収アップした人は4割。30代の約5人に1人は100万円以上の年収アップに成功【図1】
◆年収が上がった理由は、「スキルや実績、経験が評価された(21.5%)」がトップ。年収アップ額が最も高い30代では、「規模が大きい企業への転職」がトップで、4人に1人以上が回答【図2】
◆転職後の年収が「理想よりも低い」と感じる人は約6割。理想の年収額は平均626万円で、現実とのギャップは約120万円 【図3】
◆転職時に年収交渉をした人は半数超で、そのうち8割以上が年収アップに成功。年収交渉の方法は「今の給与明細を提示した」「現状維持であれば考えさせてほしい旨伝えた」など【図4、5、6】
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【調査概要】
◆転職で年収アップした人は4割。30代の約5人に1人は100万円以上の年収アップに成功
転職前後の年収変化についてきいたところ、「年収アップ」が40.2%で最も高く、次いで「年収増減なし」(34.9%)、「年収ダウン」(25.1%)が続いた。
年収が上がった人のうち、「100万円以上」の年収アップに成功した人は13.8%だった。年代別でみると、30代でその割合が最も高く、18.0%と約5人に1人にのぼる結果となった。
30代は年収アップ額の平均値も138.7万円と最も高く、年収アップを目指しやすいタイミングであることがうかがえる。【図1】
【図1】
◆年収が上がった理由は、「スキルや実績、経験が評価された(21.5%)」がトップ。年収アップ額が最も高い30代では、「規模が大きい企業への転職」がトップで、4人に1人以上が回答
年収が上がった人に理由を聞くと、「スキルや実績、経験が評価された」(21.5%)が最も多く、次いで「年収が上がる仕事にしか転職しないと決めていた」(18.4%)、「規模が大きい企業への転職」(17.4%)となった。
年収アップ額の平均値が一番高かった30代の理由をみると、最も多かったのは「規模が大きい企業への転職」(26.7%)、次いで「スキルや実績、経験が評価された」(24.4%)、「年収が高い業種・職種への転職」(17.4%)となった。個人のスキルや経験だけでなく、企業の属性や就業環境も年収額アップに影響していることがうかがえた。【図2】
【図2】
◆転職後の年収が「理想よりも低い」と感じる人は約6割。理想の年収額は平均626万円で、現実とのギャップは約120万円
転職後の年収と理想の年収ついて聞いたところ、「理想よりも低い」と答えた人は58.0%と約6割にのぼった。
また、理想の年収額は平均626万円に対し、転職後の実際の平均年収は507万円となり、理想と現実の差は約120万円だった。転職で年収アップを叶えても、まだまだ理想と現実の間には大きなギャップが存在していると見られる。【図3】
【図3】
◆転職時に年収交渉をした人は半数超で、そのうち8割以上が年収アップに成功。年収交渉の方法は「今の給与明細を提示した」「現状維持であれば考えさせてほしい旨伝えた」など
転職時に年収交渉をした人は、55.9%で半数を超え、そのうち年収アップに成功しているのは85.2%だった。
年収交渉の方法を自由回答で聞いたところ、「前職の給与明細を提示」「現状と変わらないのであれば考えさせてほしい旨を伝えた」などが挙がった。【図4、5、6】
【図4】
【図5】
【図6】
◆総評
賃上げの機運を受け、転職理由の上位を占めるようになった給与の悩みに対して転職者の動きにも変化が起こっています。では、具体的にどのように行動し、年収アップを叶えたのでしょうか。
今回の調査で明らかになったのは、「年収が上がる仕事にしか転職しない」「年収が低い場合は応募を見送る」「年収の高い企業規模、業種、職種などに着目する」「年収交渉をする」など、シビアに条件を吟味し、行動し、条件の合う企業に入社している転職者の姿でした。
企業にとっては依然として原材料の高騰などの影響から賃上げが難しく、社会保険料の負担増加などにより、賃上げをしても従業員に物価高を上回るような待遇改善を実感してもらうのは難しい状況が続いています。しかし、人手不足による倒産の増加などの言葉も聞こえてくるなかでは、事業を存続していくためにも、働き手が納得するだけの賃金を確保することは重要なポイントと言えそうです。
『マイナビ転職』編集長 瀧川さおり
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【調査概要】マイナビ転職「転職による年収アップの実態調査」
○調査期間/2024年7月30日(火)~8月5日(月)
○調査方法/WEB調査を実施
○調査対象/直近2年以内に転職した20~50代会社員を対象にWEB調査を実施
○有効回答数/800名(内訳:20~50代の各年代200名ずつ)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/20/)からご確認いただけます。
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上記のほか、「あといくら年収があれば仕事を辞めなかったか」「年収アップのために許容できること」「入社後『想定していたより給与が低い』はなぜ起こるのかなど、さまざまな項目を調査しています。
▼『マイナビ転職』は働く全ての方が、少しでも安心して働ける環境を見つけられるよう、「給与アップ応援プロジェクト」を発足し、給与アップを全力で応援します。
https://tenshoku.mynavi.jp/content/declaration/
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp/)は、直近2年以内に転職した800名を対象に行った「転職による年収アップの実態調査」の結果を発表しました。本調査では、年収アップのために必要な行動、年収交渉の実態、年収の理想と現実のギャップなどが明らかになりました。
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【TOPICS】
◆転職で年収アップした人は4割。30代の約5人に1人は100万円以上の年収アップに成功【図1】
◆年収が上がった理由は、「スキルや実績、経験が評価された(21.5%)」がトップ。年収アップ額が最も高い30代では、「規模が大きい企業への転職」がトップで、4人に1人以上が回答【図2】
◆転職後の年収が「理想よりも低い」と感じる人は約6割。理想の年収額は平均626万円で、現実とのギャップは約120万円 【図3】
◆転職時に年収交渉をした人は半数超で、そのうち8割以上が年収アップに成功。年収交渉の方法は「今の給与明細を提示した」「現状維持であれば考えさせてほしい旨伝えた」など【図4、5、6】
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【調査概要】
◆転職で年収アップした人は4割。30代の約5人に1人は100万円以上の年収アップに成功
転職前後の年収変化についてきいたところ、「年収アップ」が40.2%で最も高く、次いで「年収増減なし」(34.9%)、「年収ダウン」(25.1%)が続いた。
年収が上がった人のうち、「100万円以上」の年収アップに成功した人は13.8%だった。年代別でみると、30代でその割合が最も高く、18.0%と約5人に1人にのぼる結果となった。
30代は年収アップ額の平均値も138.7万円と最も高く、年収アップを目指しやすいタイミングであることがうかがえる。【図1】
【図1】
◆年収が上がった理由は、「スキルや実績、経験が評価された(21.5%)」がトップ。年収アップ額が最も高い30代では、「規模が大きい企業への転職」がトップで、4人に1人以上が回答
年収が上がった人に理由を聞くと、「スキルや実績、経験が評価された」(21.5%)が最も多く、次いで「年収が上がる仕事にしか転職しないと決めていた」(18.4%)、「規模が大きい企業への転職」(17.4%)となった。
年収アップ額の平均値が一番高かった30代の理由をみると、最も多かったのは「規模が大きい企業への転職」(26.7%)、次いで「スキルや実績、経験が評価された」(24.4%)、「年収が高い業種・職種への転職」(17.4%)となった。個人のスキルや経験だけでなく、企業の属性や就業環境も年収額アップに影響していることがうかがえた。【図2】
【図2】
◆転職後の年収が「理想よりも低い」と感じる人は約6割。理想の年収額は平均626万円で、現実とのギャップは約120万円
転職後の年収と理想の年収ついて聞いたところ、「理想よりも低い」と答えた人は58.0%と約6割にのぼった。
また、理想の年収額は平均626万円に対し、転職後の実際の平均年収は507万円となり、理想と現実の差は約120万円だった。転職で年収アップを叶えても、まだまだ理想と現実の間には大きなギャップが存在していると見られる。【図3】
【図3】
◆転職時に年収交渉をした人は半数超で、そのうち8割以上が年収アップに成功。年収交渉の方法は「今の給与明細を提示した」「現状維持であれば考えさせてほしい旨伝えた」など
転職時に年収交渉をした人は、55.9%で半数を超え、そのうち年収アップに成功しているのは85.2%だった。
年収交渉の方法を自由回答で聞いたところ、「前職の給与明細を提示」「現状と変わらないのであれば考えさせてほしい旨を伝えた」などが挙がった。【図4、5、6】
【図4】
【図5】
【図6】
◆総評
賃上げの機運を受け、転職理由の上位を占めるようになった給与の悩みに対して転職者の動きにも変化が起こっています。では、具体的にどのように行動し、年収アップを叶えたのでしょうか。
今回の調査で明らかになったのは、「年収が上がる仕事にしか転職しない」「年収が低い場合は応募を見送る」「年収の高い企業規模、業種、職種などに着目する」「年収交渉をする」など、シビアに条件を吟味し、行動し、条件の合う企業に入社している転職者の姿でした。
企業にとっては依然として原材料の高騰などの影響から賃上げが難しく、社会保険料の負担増加などにより、賃上げをしても従業員に物価高を上回るような待遇改善を実感してもらうのは難しい状況が続いています。しかし、人手不足による倒産の増加などの言葉も聞こえてくるなかでは、事業を存続していくためにも、働き手が納得するだけの賃金を確保することは重要なポイントと言えそうです。
『マイナビ転職』編集長 瀧川さおり
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【調査概要】マイナビ転職「転職による年収アップの実態調査」
○調査期間/2024年7月30日(火)~8月5日(月)
○調査方法/WEB調査を実施
○調査対象/直近2年以内に転職した20~50代会社員を対象にWEB調査を実施
○有効回答数/800名(内訳:20~50代の各年代200名ずつ)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
※調査結果の詳細はこちら
(https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/careertrend/20/)からご確認いただけます。
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上記のほか、「あといくら年収があれば仕事を辞めなかったか」「年収アップのために許容できること」「入社後『想定していたより給与が低い』はなぜ起こるのかなど、さまざまな項目を調査しています。
▼『マイナビ転職』は働く全ての方が、少しでも安心して働ける環境を見つけられるよう、「給与アップ応援プロジェクト」を発足し、給与アップを全力で応援します。
https://tenshoku.mynavi.jp/content/declaration/
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