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【調査から読み取る、若手技術者の採用のポイント】約8割が、就職・転職時に企業サイト/SNSを「頻繁に確認」 情報の充実度により、約8割が「応募をためらう」実態

2024/10/24


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~企業に積極的に公開してほしい情報は、「福利厚生や給与の詳細」など~

 企業と学生をつなぐ多様なサービスを提供する、メディア総研株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:田中 浩二)は、製造・建設・鉄鋼会社に直近3年以内に就職・転職をした20代の技術者
100名を対象に、若手技術者の就職・転職に関する意識調査を実施しましたので、
お知らせいたします。



- 01|企業サイト/SNSが会社を見つけるきっかけになった若手技術者のうち、約8割が入社までに「頻繁に」企業サイト/SNSを確認していたと回答
- 02|77.8%が、企業サイト/SNSが充実していないと「応募をためらう」実態
- 03|積極的に公開してほしい情報、「福利厚生や給与詳細」(41.0%)や「採用プロセスや選考基準」(36.0%)など

本調査のダウンロードはこちら:https://mediasouken.co.jp/download/202410/


■調査概要
- 調査名称:若手技術者の就職・転職に関する意識調査
- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2024年8月26日~同年8月29日
- 有効回答:製造・建設・鉄鋼会社に直近3年以内に就職・転職をした20代の技術者100名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


■現在勤めている会社を見つけたきっかけ、第1位「就職・転職サイト」、第2位「企業の採用サイト」
 「Q1.あなたが現在、お勤めの会社を見つけたきっかけを教えてください。(複数回答)」
(n=100)と質問したところ、「就職・転職サイト」が44.0%、「企業の採用サイト」が30.0%、「企業のコーポレートサイト」が15.0%という回答となりました。

Q1.あなたが現在、お勤めの会社を見つけたきっかけを教えてください。(複数回答)

・就職・転職サイト:44.0%
・企業の採用サイト:30.0%
・企業のコーポレートサイト:15.0%
・企業のSNS(X、Facebookなど):14.0%
・知人や友人からの紹介:14.0%
・就職・転職イベント(合同説明会、キャリアフェアなど):12.0%
・インターンシップやアルバイト経験:7.0%
・求人広告(新聞、雑誌、オンライン広告など):7.0%
・企業の直接のスカウトやリクルーターからのアプローチ:5.0%
・その他:4.0%
 ー22歳:派遣会社の紹介
 ー29歳:ハローワーク
 ー25歳:派遣
 ー23歳:学校
・わからない/答えられない:10.0%


■約8割が、興味を持った企業のコーポレートサイト/採用サイト/企業SNSを入社までに「頻繁に見ていた」と回答
 Q1で「企業のコーポレートサイト」「企業の採用サイト」「企業のSNS(X、Facebookなど)」と回答した方に、「Q2.コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSを、企業に興味を持った日から入社までどのくらいの頻度で見ていましたか。」(n=45)と質問したところ、「かなり頻繁」が20.0%、「やや頻繁」が57.8%という回答となりました。

Q2.コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSを、企業に興味を持った日から入社までどのくらいの頻度で見ていましたか。

・かなり頻繁:20.0%
・やや頻繁:57.8%
・あまり頻度は高くない:20.0%
・全く見なかった:0.0%
・わからない/答えられない:2.2%


■77.8%が、コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSの有無や充実度によっては、その企業への応募を躊躇
 Q1で「企業のコーポレートサイト」「企業の採用サイト」「企業のSNS(X、Facebookなど)」と回答した方に、「Q3.コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSの有無や充実度によっては、その企業への応募を躊躇する場合がありますか。」(n=45)と質問したところ、「やや当てはまる」が
62.2%、「非常に当てはまる」が15.6%という回答となりました。

Q3.コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSの有無や充実度によっては、その企業への応募を躊躇する場合がありますか。

・非常に当てはまる:15.6%
・やや当てはまる:62.2%
・あまり当てはまらない:20.0%
・全く当てはまらない:2.2%
・わからない/答えられない:0.0%


■コーポレートサイトや採用サイトおよび企業SNSの充実度によって応募を躊躇する理由、「新入社員・中途社員への期待が低いと感じるから」が60.0%で最多
 Q3で「非常に当てはまる」「やや当てはまる」と回答した方に、「Q4.なぜコーポレートサイトや採用サイトおよび企業SNSの充実度によって応募を躊躇しますか。(複数回答)」(n=35)と質問したところ、「新入社員・中途社員への期待が低いと感じるから」が60.0%、「採用情報がわかりにくく応募しにくいから」が45.7%という回答となりました。

Q4.なぜコーポレートサイトや採用サイトおよび企業SNSの充実度によって応募を躊躇しますか。(複数回答)

・新入社員・中途社員への期待が低いと感じるから:60.0%
・採用情報がわかりにくく応募しにくいから:45.7%
・古臭く感じるから:40.0%
・企業文化や働き方が不明確で不安だから:40.0%
・情報が少なく信頼性に欠けるから:34.3%
・若者が少ない企業のように思えてしまうから:22.9%
・企業の透明性が欠けているのではないかと不安だから:14.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%


■「楽しそうな会社に思えない」の声も
 Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、サイトや企業SNSの充実度に応じて、応募を躊躇する理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」
(n=35)と質問したところ、「楽しそうな会社に思えない」など16の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 24歳:楽しそうな会社に思えない。



■「デザインが見やすく魅力的」「採用情報がわかりやすい」などが、コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSが充実していると感じるポイント
 Q1で「企業のコーポレートサイト」「企業の採用サイト」「企業のSNS(X、Facebookなど)」と回答した方に、「Q6.コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSが充実していると感じるのはどのような場合か教えてください。(複数回答)」(n=45)と質問したところ、「デザインが見やすく魅力的」が46.7%、「採用情報がわかりやすい」が42.2%、「社員のインタビューや声が多い」が
40.0%という回答となりました。

Q6.コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSが充実していると感じるのはどのような場合か教えてください。(複数回答)

- デザインが見やすく魅力的:46.7%
- 採用情報がわかりやすい:42.2%
- 社員のインタビューや声が多い:40.0%
- 更新頻度が高い:37.8%
- 企業のビジョンやミッションが明確:31.1%
- 福利厚生や給与情報が明確に記載されている:31.1%
- オフィス環境や勤務地の情報が詳細:26.7%
- 情報が豊富で詳細:24.4%
- 説明会やイベント情報が豊富:24.4%
- 企業文化や働き方が詳しく説明されている:20.0%
- 企業の将来計画や成長戦略がわかる:20.0%
- 社員同士のコミュニケーションの様子がわかる:20.0%
- 具体的なプロジェクト事例が掲載されている:17.8%
- 他社との違いが明記されている:17.8%
- コンタクト情報や問い合わせ先が明確:17.8%
- 業界の最新動向やニュースが掲載されている:15.6%
- 社会貢献活動の情報が充実している:8.9%
- その他:0.0%
- 特にない:2.2%
- わからない/答えられない:0.0%



■「情報がまとめられている」「1日のスケジュール。研修制度」などの声も
 Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSが充実していると感じるものがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=45)と質問したところ、「情報がまとめられている」や「1日のスケジュール。研修制度」など18の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
- 28歳:情報がまとめられている
- 24歳:年収例や勤務例など
- 27歳:1日のスケジュール。研修制度
- 28歳:若手社員の声



■半数が、コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSがない、または充実していない企業に「応募しなかった」と回答
 「Q8.直近の就職・転職活動において、コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSがない、または充実していない企業に応募をしましたか。」(n=100)と質問したところ、「はい」が38.0%、
「いいえ」が50.0%という回答となりました。

Q8.直近の就職・転職活動において、コーポレートサイト/採用サイト/企業SNSがない、または充実していない企業に応募をしましたか。

- はい:38.0%
- いいえ:50.0%
- わからない/答えられない:12.0%



■企業に積極的に公開してほしい情報、「福利厚生や給与の詳細」「採用プロセスや選考基準」など
 「Q9.企業に積極的に公開してほしいと感じることがあれば、教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「福利厚生や給与の詳細」が41.0%、「採用プロセスや選考基準」が36.0%、「社員の日常やインタビュー」が35.0%という回答となりました。

Q9.企業に積極的に公開してほしいと感じることがあれば、教えてください。(複数回答)

- 福利厚生や給与の詳細:41.0%
- 採用プロセスや選考基準:36.0%
- 社員の日常やインタビュー:35.0%
- 企業の成長戦略や将来計画:29.0%
- 内定までの期間やスケジュール:29.0%
- 社員のキャリアパスや成長ストーリー:26.0%
- 研究開発プロジェクトの詳細:24.0%
- 使用している技術やツールの情報:24.0%
- 業界の最新動向や技術トレンドの情報:22.0%
- 海外拠点やグローバル展開の状況:20.0%
- 新技術の導入や開発の取り組み:20.0%
- その他:1.0%
ー25歳:離職率
- 特にない:10.0%
- わからない/答えられない:2.0%



■まとめ
 今回は、製造・建設・鉄鋼会社に直近3年以内に就職・転職をした20代の技術者100名を対象に、
若手技術者の就職・転職に関する意識調査を実施しました。

 まず、約8割の若手技術者が、就職・転職活動時に企業のコーポレートサイトや採用サイト、SNSを「頻繁に確認」しており、これらの情報が充実していない場合、77.8%が応募をためらう実態が明らかになりました。その理由として「新入社員・中途社員への期待が低いと感じるから」(60.0%)や「採用情報がわかりにくく応募しにくいから」(45.7%)などが挙げられています。一方、求職者が企業サイトに求めている情報としては、「福利厚生や給与の詳細」が41.0%、次いで「採用プロセスや選考基準」が36.0%でした。また、半数が、コーポレートサイトやSNSが不十分な企業への応募を見送った経験があることも明らかになりました。

 今回の調査では、少子高齢化に伴う人手不足の中で、企業がコーポレートサイトやSNSを通じていかに魅力的な情報を発信するかが、採用の成否に大きく影響することが示されました。企業は今後、これらのプラットフォームを活用して、より効果的な採用戦略を展開していくことが求められます。


本調査のダウンロードはこちら:https://mediasouken.co.jp/download/202410/

■メディア総研の「採用コンテンツ制作」



メディア総研は、Webサイトや動画、パンフレット等各種印刷物の、企画立案からデザイン制作・完成後のプロモーションも含めてトータルに各種コンテンツを制作しております。
特に、学生イベント事業で培った経験により、高専生・理工系学生に響く採用コンテンツの制作を得意としており、コンテンツ制作を通して企業の採用活動支援を行っています。

詳しくはこちら:https://mediasouken.co.jp/
■会社概要
会社名 :メディア総研株式会社
設立  :1993年3月9日
代表者 :代表取締役社長 田中 浩二
所在地 :〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目8番1号
事業内容:学生イベント事業(就職関連事業の企画・運営・実施等)
URL  :https://mediasouken.co.jp/