入社式社長挨拶

2024/10/02


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~成長と安定経営を両立させ 真のグローバル企業へ~

株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)は、10月1日付で、69名の新入社員(海上新卒採用22名、陸上キャリア採用 47名)を迎えました。10月1日に実施した入社式における社長 橋本剛の挨拶を以下の通りお知らせします。

入社式で挨拶する社長 橋本

入社式の様子

皆さん、商船三井にご入社頂き大変嬉しく思います。
ここ数年、業績は比較的安定している一方、我々を取り巻く環境は激しく変化し続けており、そのような中で商船三井グループが確実に成長を続けていくためには、適切な事業戦略が必要です。
現在、当社は3つの主要な課題に取り組んでいます。1つ目はGHG削減をはじめとする環境対応です。2050年までにグループ全体でネットゼロ・エミッションを達成することを目指しています。現状では、GHG排出量が比較的少ないLNG、LPGやメタノールへの燃料転換を進め、更に硬翼帆式風力推進装置”ウインドチャレンジャー”の搭載による風力利用との組み合わせでGHG排出量を極力削減していく予定です。GHG削減は急務であり、これには費用、人手、技術革新が必要ですが、当社はネットゼロに向けて、積極的に取り組んでいきます。
2つ目に世界で通用する組織作りです。以前は日本を中心としたビジネスを展開していましたが、今後は東南アジア、インド、アフリカ、南米を含む世界各国での事業展開を行い、世界で競争力を持つ組織を構築します。
3つ目は安定成長を目指し、非海運事業にも力を入れていきます。安定して成長を遂げるためには、従来の海運業のみならず、海洋事業、ロジスティクス事業、不動産事業、クルーズ事業などの非海運事業へ注力し、ポートフォリオの変革を目指しています。
これらの課題を支えていくのは、皆さん一人ひとりの人財です。皆さんのノウハウや知見を存分に発揮頂き、世界のベストプラクティスを結集することで、事業運営のレベルを向上させたいと考えています。
これから一緒に頑張っていきましょう。